銀河不動産の超越 (講談社ノベルス)/森 博嗣
¥945
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「銀河不動産の超越」
森博嗣、著。 2008年
※
世界が心地良く崩れていく。優しく暖かな森ミステリィ。
無気力・無関心・無感動――。そんな僕を激変させた奇妙
な建物とは?!
気力というものを、私は認識できない。危険を避け、頑張
らなくても生きてこられる最適の道を吟味するのが私の人
生だったのだ――すべてにおいてエネルギィが足りない青
年・高橋が就職した銀河不動産。そこを訪れるのは、奇妙
な要望を持ったお客ばかり。彼らに家を紹介するうちに、
彼自身が不思議な家に住むことになり……?
(内容紹介より)
※
ユルユルです。
『水柿君シリーズ』と同じ匂いがします。
なんとなく読んでしまうという、毒にも薬にもならない
作品。
森博嗣さんの作品は、もうよいか…。
と、常に思うのですが、気付けば読んでいる。
不思議です。
これは、わらしべ長者のような作品…かな?
主人公は無欲。
わらを持って歩いていたら、知らぬ間に長者になっていた
…みたいな話です。
人生のゆとり教育に役立つ(?)小説。
ほっこりさせてくれます。
楽しい作品。
面白かったです♪