丸山議員の皇室廃止論 | 「国家戦略特区」blog

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「丸山議員の日本を米国の51番目の州にすれば日本人も大統領になれるとの発言が波紋を広げています。問題の本質を理解しない擁護論を糺します」

『国家主権や自立を考えない政治家による日本破壊』

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『議員辞職を求めない保守派へ』

丸山和也議員の「日本を米国の51番目の州にすれば、かつて奴隷だった黒人が大統領になったとのと同じく、日本人も米大統領になれる」との発言が論議を呼んでいます。しかし驚愕したのは、いわゆる保守派の中から丸山議員を擁護する声が上がっている点です。普通は丸山氏の議員辞職を要求するのが常識です。

『50番目の州は、かつて王国だった』

仮に日本が51番目の州になるのなら50番目の州の運命を参照すれば、何が問題なのか理解出来るでしょう。オバマ大統領の出身地であるハワイは、かつては「王国」でした。直接的にハワイ王国が米国に吸収された訳では無いのですが、日本が51番目の州になるのなら、当然、皇室は廃止される事を示す証拠です。

『構造改革とは緩やかな革命』

反日勢力はフランス革命やロシア革命のように、皇室を日本から無くそうとしているのではありません。例えば日本を米国の51番目の州にする。あるいは東アジア共同体の一部に日本をする。このような形で革命を起こそうとします。日本の統治機構と皇室を切り離してしまえば皇室は消滅するのと同じです。

『現代の皇室廃止論の狡猾さ』

大前研一氏が、平成元年に発表した平成維新という著作の中で憲法草案を示していますが、天皇条項は有りません。大前氏は「私は皇室を尊敬しているが、書く部分が無くなってしまった。皇室は民間で支えれば良い」云々という主旨の記載をしていました。これぞ典型的な現代における皇室廃止論の手口なのです。

『皇室の民営化で家元と同じにする』

例えば「家元」制度は基本的に世襲ですが、民間人であり政府の統治機構には組み込まれていません。皇室を家元と同じ様に「民営化」して日本政府と切り離せば。天皇制度が存続している様に見せ掛けつつ皇室を廃止出来るのです。このような新自由主義的な皇室破壊の構造改革の一環として丸山発言を捉えるべきです。

『構造改革はステルス侵略』

仮に丸山議員に上記の様な事を問い糺せば「そのような意図は全く無い」と答えるでしょう。しかし、これが新自由主義、構造改革の核心なのです。安倍総理が「移民は入れないが外国人材は、積極活用する」と称して日本の移民国家化を進めているのと全く同じ構図です。
TPPや消費税増税も全く同じ構造を持ちます。

『奴隷より劣っていると見なす民族とは?』

世間では「奴隷」発言が「差別」だと物議を醸していますが、丸山議員は、元奴隷のアメリカの黒人を差別はしていないでしょう。彼の発言の文脈から読み解けば、丸山氏が最も差別しているのは私たち日本民族です。日本が、アメリカの一部なら拉致事件は起きなかったと丸山氏は語りましたが、何故でしょうか?

『国家の消滅を望む本物の奴隷たち』

要するに劣等民族の日本人には、核武装や自主防衛をする資格は無く、精々、アメリカ様の一部になれれば良い方だという訳です。別に日本を米国の51番目の州にという発想は、丸山氏のオリジナルでは有りません。彼のメンタリティは、戦後保守に見られる典型的な世界観であり同時にある民族と非常に似ています。

『家畜化した戦後保守は事大主義そのもの』

日本が敗戦国となり米国に占領される事で、強い物に巻かれれば良いという劣等感が、戦後社会に強烈に蔓延しました。団塊世代である丸山氏には、その臭いが強烈に染み込んでいます。正に家畜ですが、これを別の言葉で「事大主義」と呼びます。そして事大主義に飲み込まれて国が消滅してしまったのが大韓帝国です。

『もはや朝鮮保守と呼ぶしか無い』

日韓併合に到った経緯は色々在りますが韓国国内で多くの朝鮮人が日韓併合を誓願した事も後押しとなりました。丸山議員のようにダブーを怖れず議論した結果です。奴隷以下の家畜に成り果てた哀れな日本人の姿を、今、丸山氏とそれを擁護する保守派は、我々に見せています。もはや彼らは「朝鮮保守」なのです。

『安倍自民の共通項としての丸山発言』

一参議院議員の発言に、これほど迄に噛み付くのは、丸山氏は失言でも何でも無く、今の自民党に数多くいる新自由主義思想を信奉する政治家の信念を示す例だからです。そして安倍晋三内閣総理大臣も、その一人です。彼らの手で日本破壊は急速に進んでおり、それを糺さない保守言論を含めて危機は深まっています。


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