法廷闘争と夫婦別姓 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「12月16日、最高裁判所は夫婦同姓は違憲ではないという当然の判決を出しました。しかしこの案件が最高裁で論議される方が異常な現象です」

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『正直ホッとしました』

12月16日最高裁判所で夫婦同姓は違憲ではないという当然の判決が出ましたが、正直ホッとしました。仮に違憲判決が出た場合、私は冗談抜きでカウンターの訴訟を起こそうと思っていたからです。仕事が一つ減って良かったですよ。これは極左ノイジーマイノリティによる社会制度破壊の一環だと考えています。

『この世の中ホントは何でもアリなんですよ』

我々が生きているこの世の中は、様々な諸制度があり、それに基づいて社会が運営されています。しかし、これが絶対に正しいという事は、正直一つもありません。何となく、決まっている事だから、惰性で皆そうしているだけです。例えば、古代ローマ帝国では、男性はズボンを履かずトーガなどスカートが基本でした。

『何となく決まっている事にも意味が有る』

ローマ人もズボンがある事は知っていましたが周辺蛮族の服装であるズボンを履こうとはしませんでした。だから勇敢なローマ軍は文明人として極寒のイギリスやドイツでもミニスカートで闘っていたのです。逆にサヨクによる法廷闘争を通じた社会制度改革はローマ風スカートを現代のオッサンに強要する感じですかね?

『蓮舫よ、お前は姓が無いじゃないか!』

今回の最高裁判断に関するコメントで一番面白かったのは、蓮舫議員の発言です。「私の中では夫婦別姓を貫いている」そうです。因に台湾系日本人の蓮舫さんの旧姓は斉藤蓮舫でオヤジの姓は謝です。つまり蓮舫って名前だったんですね。夫婦別姓ならぬ無姓です。名前だけで議員が務まるなんて日本って素晴らしい!

『保守とは何だろうか?』

絶対に夫婦同姓が正しいとは言えませんが、同時に日本人が夫婦で同じ姓を名乗っている歴史的な意義も有るのです。それは古代の律令制度から続く戸籍制度であり、夫婦別姓が基本のチャイナ・コリアのように女性を侮蔑する社会とは異なる歴史的伝統です。それを攻撃しているのが今回のスラップ訴訟の本質ですよ。

『出来るだけ世の中を変えない事』

イスラムのように妻を3人まで認める社会もあれば、僅かですが一妻多夫制の社会もあります。しかし日本では夫婦が同じ姓を名乗る伝統があるのですから「戸籍法改正」という一部の人々の価値観に基づく、社会実験を国民に強要するのは止めて頂きたいのです。悪妻の北条政子とか持ち出す鎌倉時代の話しはナシです。

『極端な例を挙げるサヨクなヤツら』

確かに北条政子とか日野富子とか父親の姓で語られる歴史的人物もいますが、源氏の滅亡や応仁の乱の原因となった女傑であり、良いニュアンスで語られる人物ではありません。例えば平安時代の日本の貴族は通い婚だったから、平成の日本も通い婚にしようというくらいお莫迦な理屈です。歴史の連続性こそ重要ですよ。

『改革の馬鹿騒ぎがもたらしたモノ』

グローバリズムや新自由主義の構造改革理論と、今回の夫婦別姓は深く結びついていると考えています。何と言っても、社会の構造を改革する最たるモノが家族です。それをバラバラの個人に解体して愚衆として扱おうという主旨が全く同じです。家族を解体し、地域を解体し、国家を解体するのがサヨクの狙いなのです。

『独裁を嫌うのが日本の伝統』

最高裁を持ち出したり民間議員を使ったり構造改革論者は、議会での議論を忌諱する傾向があります。恐らく国会で議論していると自分たちの理不尽な「改革」が出来ないのを良く理解しているからです。民主主義の本質的な意味とは、一握りの個人による独裁を許さない事であり、それは日本の最も重要な伝統なのです。

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