「PokemonLEGENDS Z-A」をクリア。
追加コンテンツ「M次元ラッシュ」をプレイ中。
合計100時間ほどやった現在の感想です。

ポケモンというと最早、言わずもがなの超人気タイトルですね。
プレイしたことはなくても、
名前くらいは誰でも知っているのではないでしょうか。

私はポケットモンスター初代(赤と緑だっけ?)が発売されたときから

タイトルだけは知っていましたが、
実際にやったことがあるのはルビー・サファイアからです。

実を言うと、モンスターを捕まえて味方の戦力にするタイプのゲームは
自分にはあわないなーと、ドラクエ(5あたり?)で気付いてから
この手のタイプのゲームは触らないでおこうと思っていたんですが、
あるとき身内がポケモンをやっているのを脇で聞いていて、
「ん? なんか音楽がいいぞ?」と気付いて興味を持ち、手に取りました。

実はポケモンは音楽もいいんですね。
フィールドやタウン、バトルなど、手を止めてじっくり曲を聴きました。
私はルビサファ、プラチナ辺りの時代の曲がお気に入り。
ルビサファは音楽CDも買いましたよ。

これまでに自分でやったタイトルはサファイア、エメラルド、
プラチナ、リーフグリーン、あとブラック、
最後にプレイしたのはYだったかな……
ポケモンって基本2種類発売され、しばらくするとその亜種が出る、
という流れで現在まで来ています? 
適当に手を出していたので前後の関係とかシリーズのつながりとか、
全然分かっていないんですが。
私はそのくらいの、ポケモンをたしなむ程度のプレイヤーです。

唐突ですが、私が一番好きなポケモンは「チリーン」です。
ルビサファでもXYでも手持ちにチリーンを入れてチャンピオンを撃破。
見た目がかわいい! 理屈抜きでスキ! 
現実にポケモンがいたら迷わずチリーンを相棒にする! 
という程度に好きですが、グッズを買うため奔走する程ではないです。

そういえば確かXYでは、ポケモンと触れ合いができましたよね。
タッチペンでなでなでしてなつき度を上げるんだったっけ?
当時チリーンをひたすらタッチして楽しんでいた記憶が蘇りました。

なので、今回Z-Aをプレイした理由は、
追加コンテンツ「M次元ラッシュ」をやるためです。
そう、目的はメガチリーン!!!
「M次元ラッシュ」の紹介動画を見て
「ぎゃああああなんてフォルムだよ超かわいいもう手に入れるしかないじゃん!」
とエキサイトしたことは言うまでもありません(笑)。

PokemonLEGENDS Z-AはXYの後日談的な位置づけなのですが、
私はもう前作のストーリーをほとんど覚えておらず、
「AZって何者? へーそんなことがあったのかー」
みたいな感覚で話を進めました。
物語を覚えていればまた違った印象になったのかもしれませんが、
まぁ、記憶になくても差し障りなくプレイできたので問題なしです。

覚えていないといっても、タイプ相性とかはなんとなく感覚で、
バトルでは無意識に相手の弱点を突けるポケモンを出せますね。
とはいえベテラントレーナーのようなテクニカルなプレイはできないので、
私のプレイは圧倒的レベル差による高火力のゴリ押しです。
思考停止で何も考えずひたすら無双して突き進むのです。
それでもクリアまで辿り着ける難易度なのでOK。
通信対戦はやらず、ひたすらぼっちプレイなので、これで無問題。

自分で言っててなんですが淋しい奴だなぁ。ほっといて。

しかしこのZ-A。
手持ちを強くしてあっても、トレーナーが足手まといで負けるというのが多々あり。
一部の野生ポケモンはトレーナーを狙って執拗に追いかけて攻撃してくる。
赤光りした目をギラギラさせながら距離を詰めてくる姿がこわい。
リアルタイムな戦闘に、ちょっと戸惑っています。

ストーリーはもう終えて、エンディング後のミッションもほぼクリアした状態。
ポケモン図鑑も通信で進化する個体以外は埋めました。
有料オンラインに加入していないので通信進化ポケモン入手は早々に諦めモード。
てなわけで、敬遠しているミッション以外終えた状態でM次元ラッシュを開始。

M次元ラッシュは異次元ミアレ(ミアレは都市の名前)を舞台にした物語で、
これまでにない強力なポケモンが多数登場。
より手ごわいバトルを楽しめるコンテンツとなっています。
作中に登場するドーナツがおいしそう(だけどポケモンが食べる用)。
これってそのうちリアルで、
どこかのドーナツ屋がコラボ商品として発売したりしないかな?


で、ここからはネガティブな感想になりますが、
実はまだストーリーの途中ですが、私は心が折れかけて、かなり疲れました。

これまでの高火力ゴリ押しが通用しないのです(笑)。
レベルマックスの強いポケモン6体で挑んでも瞬殺されることがある。

そうならないために、色々準備しないといけないんですが、
そのための手順が、いちいち面倒くさい。
幼女にドーナツを作ってもらい、それを用いることによって
異次元に突入したときのポケモンのパラメータを強化できるんだけど、
ドーナツを作るのに必要なアイテム(きのみ)を手に入れるのに
とにかく厄介&手間&面倒。
そして最悪なのが、探索にもバトルにも「時間制限」があること。

そもそも私は、時間制限があるゲームが嫌いなんですが、
この時間制限「もうやってられないー!」と、
Switchを投げ飛ばしたくなるほどイライラさせられてしまうんです。

投げたいけど投げられないからぐっとこらえてストレスが溜まるという。

ストーリーを進めるバトルに関しては、それなりの救済もありますが、
それでも何度も何度もやり直し、同じ戦いを繰り返さないと突破できないし、
無駄な時間を使わされている感がつのってきて、ストレス大。吐きそう。

きのみ集めも別に面白くないし……
これみんなつまづかずサクサク進められるんでしょうか? 私が下手なだけ?
ネットを見渡していると、プレイヤーの
「金の玉が見つからないー!」
「時間制限やめてー!」
「このカニ野郎!」
という叫びがちらほら見えるんですが。

とにかく制限時間が短いんですね。
探索の途中で「ハラモチエネルギーがつきたようだ」と言われて
理不尽に強制終了がかかるので、プレイを続ける気がそがれます。
それプラス、戦闘では主人公が執拗に狙い撃ちされて力尽きてしまうのがキツい。
攻撃が激しすぎるのに逃げ場なしってパターンが多いような。
どうしろと。
いや攻略法はあるんでしょうけど、
なんというかバトルの爽快感がないな、と感じてしまうわけですよ。

すでにチリーンは入手したし、
当初の目的は達成できたから、いいっちゃいいけどさ。

かわいい。

あーかわいい♪

最高のデザインだわメガチリーン。

リーシャンから育てました。道場で鍛えたりもしたよ!



今現在「異次元ミアレ調査ファイル6」プレイ中。
とりあえず物語の最後までは頑張るつもりですが、
基本根性なしなので、今後の展開がハードすぎたら途中で投げ出します。


でも100時間もやったほどですし、Z-Aは十分に楽しい作品でしたよ~。
と、問題は追加コンテンツの時間制限ストレスだけだし、

一応フォローもしておきます。

イーブイとティータイム。手前のポットが顔にかかるアングルが残念。

 

今年のミネトのお気に入りゲームは
「In Stars and Time」と「都市伝説解体センター」でしたが、
他にも色々プレイしていましたので一言感想雑感。

 

◆CHAOS;HEAD NOAH
 CHAOS;CHILD
シュタインズ・ゲート、ロボティクスノーツと世界観を共有する、
科学アドベンチャーシリーズの長編。
とにかく長い! 読み疲れました。
このシリーズ、ヒントなしでトゥルーエンドに到達するのは私には無理orz
それにしてもCEROZになるほど過激かな?と思いましたが、
色々規制されてあれなのかな。
問題だったのは箱入り□なのか?
さすがにアレはうわっと思った。やったのがあの人なのもねぇ(泣)。


◆LOOPERS
選択肢のないノベル作品。ループもの。
シナリオは竜騎士07、イラストは望月けい。
竜騎士07のシナリオにしては強烈でもないし短いなぁという印象。


◆夢色キャスト
数年前にサ終した作品が買い切り作品としてひそかに帰ってきていた。
期間限定で販売していたので、つい買ってしまいました。
当時ガチャでしか入手できなかったカード類が全部ある状態で、
発表されたシナリオも全て読めるという、贅沢仕様。
(ただしコラボシナリオはありません)
カードはすげえ煌びやか。とにかくキラキラしています。
とはいえ手に入れてしまうと安心感からか逆に、
なかなかアプリを開かずシナリオも進まず。

読むのに時間がかかるので、どこまで読んだかわかるしおり機能とか欲しかった。


◆喧嘩番長乙女
突っ込みどころ満載、およそありえない設定、
でもマンガでは王道の男装女子が主人公。
フィクションだからこそ描ける、
ハチャメチャだけど、でもしっかりときめく乙女ゲーム。
主人公は、恋のお相手となる番長クラスの猛者男子を
殴り合いでブッ飛ばすことができる(笑)誰よりも強い女子。
それでいて、どこまでも乙女。
五人の男子それぞれのシナリオが読み応えあって良かった。
音ゲーもどきのバトルシーンは意外と手ごわいときがある。
 


◆Loddlenaut
どこかの惑星、乱開発されて汚染された海底をひたすら掃除するゲーム。
ゴミを回収してヘドロを掃除する作業のなかで、
妙にかわいい水中生物と仲良くなったりする癒やし作品です。
海の住人のためならと、掃除もはかどる。
海が汚染されているというハードな状況ですが、
心地よい穏やかな世界観で、まったりできました。

◆TOEM
おばあちゃんから託されたカメラを手に、旅に出る主人公。
お題に沿って街中を駆け回り、写真を撮るのがゲームの目的。
色のない世界で主人公が最終的に辿り着くところは……?
かわいいキャラデザとほのぼのした雰囲気に癒されます。
独特の立体感マップを走り回るのが楽しい。
効果音もスキ。
 

LoddlenautとTOEMは海外作品。ローカライズも含め良作品。 

 


◆PokemonLEGENDS Z-A
ものすごく久しぶりにポケモンに手を出しました。
これについては後ほど別記事で感想を書こうかな。


◆In Stars and Time
再プレイの度、ちらほら未読のセリフが出てくる……
どういうことなんだ。
公式の二周年のイラストがとってもかわいい(*^_^*)。

(steamで見られます)

 

 

 

『START AGAIN:a prologue』(プラットフォームはsteamのみ)


START AGAIN START AGAIN START AGAIN: a prologue
スタートアゲインを3回繰り返すのが正式タイトルみたい。

リリースされたのは『In Stars and Time』(以下ISAT)の2年前。
ISATのプロトタイプ版ということらしい。

ISATをSwitch版とsteam版で5周くらいやっていて、
そのあいまにプレイしていました。

公式の記事↓

日本語版について言及しているので日本語で書いてあります。

 


正直これを何の情報もなく先入観もなくプレイしていたら、
「短い」「面倒」「よくわからん」「話が終わってない」
みたいな感想を抱いてしまいそうだ。
ISATをプレイしてハマっているという下地があったからこそ、
面白くプレイできたんだと思う。

冒頭、血まみれの主人公が痛々しい。
ループした後の笑顔が更に痛々しい。

なぜか全員、役職で表示され、名前が書かれていない。

その理由はトゥルーエンドを迎えて初めて知ることになる。
基本的に出口のないループもので、
問題は何も解決しないので、覚悟が必要。

 


これ以下の雑文には
『START AGAIN:a prologue』『In Stars and Time』の
ネタバレが含まれます。

未プレイの方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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以下ネタバレ雑文



 


『START AGAIN:a prologue』のエンディングは4種類。
そのうち二つは、王に倒された時の死亡エンド(二種)。
その他にトゥルーエンドとパーフェクトエンドがある。
基本的にトゥルーエンドに辿り着ければエンディング。
パーフェクトエンドはオマケ的な存在なのかも。


エンディングガイドはこちらを。↓
こちらは英語。だいぶおかしなブラウザ翻訳でなんとか意味を拾う。

 

◆雑感
プレイしててキツかったのは、何度繰り返しても王に勝てないこと。
王鬼つえー。キライ。

 

といっても王戦初回は必ず負けて強制ループになるので、

トゥルーエンド、パーフェクトエンドの攻略はそこからがスタートになる。

ループすると主人公以外の仲間のレベルが開始時点に戻る。
王に倒されると死亡エンドになって起点に戻されるので、
トゥルーエンドを目指すためには自分と仲間のレベルを
こつこつしっかり上げるしかない。
壊れていないチェンジゴッドの像がある部屋より奥に行くと、
もう経験値を稼げるチャンスがなくなるので、
それより前の場所で敵を倒しまくってレベル上げをした。

 

トゥルーエンドに向かう流れの会話シーンがエモくて心に突き刺さる。
王戦でシフレンの心の声→絶望して諦める→みんなが気付いて助ける
→みんなの名前を思い出す……という流れがアツい。
王が消えてようやくみんなと……と安堵しかかったところで、
無情にも草地までループする絶望感が凄まじい。容赦ないな。
 


パーフェクトエンドはレベル上げは特に必要なし。
えぐい。

 

 

◆テキストについて
主人公の一人称が私、オレ、ぼく、と揺らぐのは故意?
そもそも名前からして揺らいでいる。
原文→ Siffrin(シフリン)
START AGAIN→ シフレン
ISAT→ シフラン

そして心の声は「あなた」と表記されている。
例)本当のことを知ってるのはいつもあなただけ。

ISAT日本語翻訳は「You」が自分自身を指す「僕」として
表記されているっぽいけど、プレイヤーの混乱を避けるため?
私は、この心の声の「あなた」はプレイヤーを指していると
解釈している。 

さらっと読み流すだけでは心に残らないし、気になったので、
テキストをすべて書き写して、じっくり読んでみた。
翻訳はISATを担当された日本の方々ではなく、外国の方(だと思う)。
しっかり意味が通じる良い翻訳ではあるけれど、
日本語を巧みに使いこなしている反面、ところどころヘンでもあり、
ああやっぱりこれ海外の人の翻訳なんだよな、と感じてしまう。
とは言え充分エモかった。ぐっときた。

 

「わかってる」という言葉の漢字を一言ごとに変えてくるとは。

 

あとここ↓とあるシーンの一節なんだけど、

『彼女の手がぼくの手を優しく包んでくれる。あ、この手……彼女の手でさえみんなで経験した戦いの数々で「  」だらけになってる』

この文章の「」内の漢字が読めませんでした。

 

 

キャラクターの口調が違うだけで、印象がまるで変わってくる。
海外の作品は、翻訳者の文章力とセンスに左右されるということかな。

一人称 START AGAIN
シフレン オレ、ぼく、私
ミラベル ボク 
イザボー 俺
オディール アタシ
ボニー オイラ

一人称 ISAT
シフラン 僕
ミラベル わたし
イザボー 俺
オディール 私
ボニー オイラ

これだけでも、だいぶ印象が変わる。
 

◆会話比較
START AGAINとISATで同じシチュエーションのシーンが多々あって、
比べて読むと面白い。

●ボードゲーム発見時の会話
【START AGAIN】
戸棚にはボドゲがたくさんある。キッズ用のクラフトゲーム、釣りゲーム、チェッカーズ……
イ チェッカーズじゃん! またチームチェッカーズやろうぜ! 俺とシフはお前らをぶっ倒すぞ!
ミ あのね……
オ こないだ試合した時、シフレンが終始如何様してたのにアンタ全然気づかなかったろ。
イ 気づかないあどけなさがあるからこそ俺は理想のチームメイトなのよん!

【ISAT】
カップボードにはさまざまなボードゲームが詰め込まれている。子ども向けのクラフトゲーム、釣りのゲーム、チェッカー……
イ チェッカーだ! またチーム戦をやろうぜ! シフと俺のチームで圧倒してやる!
ミ え……わたしは遠慮しておくね……
オ 前回遊んだ時、シフランはずっとズルしてただろ。なのに、イザボーは気づいていなかった。
イ チームメイトにするなら、大雑把な俺みたいなのがいいだろ!

人のことを「お前」と言うキャラになるだけで、
印象がだいぶ変わる。
START AGAINのイザボー、ジャイアンみたいだ。
ミラベルも王に対して「お前」と言って凜々しかった。

●調理室の会話
【START AGAIN】
ボ 鍋の中身はなんなの?
オ ほうほう……なんらかのカニ料理みたいだ。
ボ なに!
ミ ひゃあ!
イ カニだと!?
オ な、何事
ボ 誰かがカニ料理を作ってたの!?
ミ ましてやチェンジハウスの中で!
イ 一体なんでこんなこと!!
オ あー宝石よ……ますます訳が分からんぞ。ヴォーガード特有のなにかか?
イ はい? カ=ブエもこうじゃないの?
オ ねえんだけど? はー。そうか。もしや。これは。イルカみたいなものか。
イ イルカがなにか?
オ カ=ブエではイルカが縁起の悪いものとされている。動物にしては賢すぎる、とかそういった理由で。カニ……とは……特に頭がよいのか。
ボ んーそうじゃないと思う??
イ カニは見た目が変なだけだと思うぞ。
ミ それに……カニは必然なの。
オ ますます訳が分からんわ……。

【ISAT】
オ なんだ、どうした?
ボ カニを料理してたの?
ミ よりによってウツロイの館の中で!
ボ カニったれな料理なんて! しかも本物のカニ!
イ どうしてそんなことするんだ!
オ えっと……
オディールが訳が分からないといった顔でこちらを見た。カニはおいしいのに。僕は肩をすくめる。
オ 訳がわからない。ヴォーガルドの風習か?
イ 頼むから、カ・ビューではカニを食べるなんて言うなよ。そんなこと、耐えられない……
オ いや、食べはしないが……カ・ビューではそこまで嫌われてはいないぞ。ふむ。なるほど。待てよ。もしかして。イルカのようなものか?
イ イルカがどうした?
オ カ・ビューでは、イルカが嫌われ者なんだ。利口すぎるところが嫌われている。カニも……利口……なのか?
ボ ううん、あいつらバカだし、まっすぐ歩くこともできないんだ。
イ カニは見た目がおかしいからじゃないか? 考えたこともなかったぜ。クモみたいだからだと思う! どんな人間も、クモは怖いと思うだろ。
ボ アハハッ、ザーはクモが怖いんだー!
イ ち、ちげーよっ! 俺はデカくて強い男だからな!
オ じゃあ、カニは見た目が変で、まっすぐ歩かないから嫌われているんだな。
ミ そ、それに……すべてはカニになるから。
オ なるほど……やっぱり分からない。

誰がここでカニを料理していたのかは、作者も考えてなかったらしく、
永遠の謎になりそうだ。

●START AGAINで印象に残ったオディールの台詞集

んなわけねえだろ。

当てっこなくね?

落ち着けガキども。

ナウなヤング風でいうと、「ヒョイっと」。

はよ行け。

さあこいつ手洗ったわけだし。さっさと行くぞみんなの者。

ダっっサっ。

ヤだ。

違えよ。

アンタも含めて、誰にも死が訪れるんでな。

まったく……大丈夫だって。ほらシフレンだって「楽ちんなのになんで心配してんの?」といつもみたいにニマニマしてやがる。

シフレン、アンタずっと手加減してたのかい?


オディール、ISATとは別人みたいだよね。
あと作中何度か発言する「宝石よ」ってなんだろう。
原文は Gems alive
翻訳アプリによると「宝石は生きている」
ますますわからん。

*AI概要によると、「宝石(gems)が生きている(alive)」という比喩的表現・貴重なものや大切なものが今も存在し、輝き続けている様子を表す際に使われますとのこと。


◆LGBT
START AGAIN:a prologue公式にて、
登場人物は全員LGBTであるという記述がある。
作者にはこだわりがあるらしい。

つまり異性愛描写も同性愛描写も何でもありな作品ってことだよな。
まぁ性別関係なく好きな人同士がくっつくのは大いに結構だと思う。

しかし作中、あまりそういう会話や記述はなかったような。
In Stars and Timeでは割と明確に表現されているが。
シフランとボニーはノンバイナリー
ミラベルはアセクシュアル
イザボーはトランスジェンダー(アートブックにそんなような事が)
オディールに関しては作中に記述がなかったハズ……

◆物語の結末
結局シフレンがループの過去かどうかハッキリ言及されるわけではないが、
限りなく「そう」であるらしいという印象が残る結末になっている。

王を倒し、仲間の名前を思い出し、ようやく終わった……
とホッとしたところで、
それぞれが故郷に帰る話をしてしまったことがトリガーとなり、
無情にも草地に戻されてしまうシフレン。
しかしループする理由がわからないシフレンは、
出口のない迷宮に囚われたまま苦悩と苦痛を強いられ続け、
ついに絶望して心が折れて、泣きながら助けを求めて、
宇宙から与えられた星を口にして(ここがISATの冒頭シーン)
不可逆の変身を遂げてしまう。

その後シフランのループ(シフレンの過去なのか、平行世界説なのか、

とらえ方はプレイヤーそれぞれ違いそう)に閉じ込められたシフレンは、
しばらく客観的な視点から、
時間に閉じ込められたシフランが苦しむさまを眺めていたのだろうか。
けれどそれも虚しくなって、自分自身を救いたいと思うようになる。

ループはシフランのもとに来たのは自分の意志だと言っていたが、
「僕はきみに手を貸すためにここに送られて」とも言っていたし、
宇宙の力を借りてループ開始時まで時間を遡り、
シフランの手助けに赴いたという解釈でいいのだろうか。
 

ループは何度やっても王を倒せなかったと言っていたけれど、
トゥルーエンドでは王と戦って消滅させる展開になるし……
ああ、でも、消滅=倒したわけではない?
ISATでの王の最期は、体がそこに残されたし。何か違いがあるのか?

「王に殺されてループした」
「王が消滅した後みんなが故郷に帰る話をして、
旅がここで終わってしまうとシフレンが感じたからループした」
この違いは、シフレンは知る由もない事だから、
王をちゃんと倒せなかったからループしたんだと思ったのかもしれない。

話の矛盾点や分からないところは、

プレイヤーの想像に委ねるということなのだろうな。

そしてループと名乗ったシフレンは、シフランの成功に怒り狂い、
シフランを殺して成り代わろうと考えるが、結局できず、

(そもそも救うために来たわけだし、

だけどどうして自分はできなかったのかと自問して、

感情が矛盾するのも仕方ない)
最後は(直接の描写はないが、たぶん)消えてしまう。

シフランと一緒に仲間のところに来て事情を話せば、
みんな驚きつつも受け入れてくれると思うんだけどな……
それじゃ駄目なのか?

シフレンが救われるルートがないのが、辛い、悲しい。
シフレンにも救済を~!(T-T)

 

 

 

ISATの感想はこちら↓

 



 

実はまだやっています『In Stars and Time』

 

感想記事1

 

感想記事2

 

 

時間をかけてようやくsteam版での実績解除プレイを終えました。

Switch版でクリアしたけどsteam版も買ったしせっかくだし、と

実績オール解除を目指していましたが、
既に見落としがあって一回のクリアでコンプ(42/43)できず、
「あああー! なんでこんなに手ごわいんだ」と叫びつつ、
最初からやり直して二度目でようやく……です。

楽しかったけど目が疲れた。肩が痛い。ゲップ。

一番厄介だった実績解除のお題は、
「舞台裏/ループとあらゆるトピックについて話し合う」でした。

これ、ノーヒントでクリアするのはまず無理だと思うんだが~!orz(泣)
海外の方の攻略動画を翻訳しつつ色々調べてやっと収集。
以下に攻略を貼っておきますので挑戦する方はご参考にどうぞ。
ただ、ネタバレになるので気を付けてください。


『舞台裏』攻略情報

ループの「何か話そう」で発生する会話を交わせばOK。
必要なのは以下の24項目。
ACTを過ぎてしまうともう回収できないので、
各ACTでしっかりチェックして漏らさないようにすること。

*発生条件があるものは各台詞の下に補足情報付。
一部条件があやふやなものがあったが、
自己プレイで確認しつつ進めた時は以下の条件で入手できた。
それから、2階の温室(大きな植物がある部屋)接触回数は
特に初回が見落としやすいので注意。


◆ACT2 僕の思考が読めるのか?

◆ACT2 わざと僕の神経を逆なでているのか?

◆ACT2~3 僕がいないとき、きみは何をしているんだ?

◆ACT2~3 僕の仲間についてどう思う?
5ループ以上

◆ACT2~3 王は本当に星が好きなんだな。それにきみは……
王に最初にやられた後

◆ACT2~4 じゃあ、きみは星? 

◆ACT2~4 待って! 僕が! 話したい! えっと、話すことは……きみはあの銀貨をずっと手放さずに持ってるよな? ほら、ポケットに入れてるだろ?
この会話が出現するまで銀貨を調べないようにする

◆ACT2~4 ずっとここにいて、退屈してない?

◆ACT2~4「思い出した。可能性はあるのかな?」「可能性って、なんの?」「みんなが覚えている可能性」

◆ACT2~4 何を言うべきか思いつかなかったので、何も言わないことにした。
……ねえ、星くず君……きみって、ほんっとうに、静かだよね?
20回以上ループした

◆ACT2~4 きみの目、左右で明るさが違うって知ってた?
ループに20回以上話しかける

◆ACT2~4 きみは体に触れられるのが好きじゃない、よね? どうしてなの?
温室接触2~3回

◆ACT2~4 それで、それで? スキンシップの練習はどうなってる? 
温室接触4~8回

◆ACT2~4 ……で。スキンシップの練習はどうなってる? 館の温室で、パーティーの仲間に触れるってやつ
温室接触12回以上

◆ACT3 そろそろ、僕に聞きたいことがあるだろう。仮説も立ててるんじゃないかな
ACT3開始後すぐの会話

◆ACT3 僕の家族に嫉妬してる? 

◆ACT3 きみが閉じ込められてるループについて、仲間に話さないのはどうしてさ? 

◆ACT3~4 どうして僕を『星くず』と?

◆ACT3~4 きみは知ってるはずだ。戦士君がきみに言おうとがんばってることはなんでしょーか!
願いの木で「イザ。」を選択9回以降?

(フレンドクエストをやっていなくても出現した)

◆ACT3~4 涙のしずくで時間をループさせることと、ダガーで時間をループさせることの違いは何?
ダガー入手後(自決後?)

◆ACT3~4 きみは……芝居が好きなんだな? 今、きみがやってるこの劇についてどう思う? 気に入ってる? きみは、役者であり、演出家なんだね
ループとの会話でダガーを持つことを選ぶ    
フレンドクエストを終えていないと出現しないっぽい

◆ACT3~4 僕の番だ。きみは……もう何度もダガーを使ってるね?
ダガーで自決10回以上

◆ACT4 僕の番だ。言うよ、星くず君! 僕はずっときみを見てきた。ずっときみと話してきた。星くず君、僕はきみの心を読むことはできないけど……何を考えているかは分かるよ。ループを破ることができたらどうなるのか、考えないようにしてるでしょ?

◆ACT4 以上の会話を全部見たら最後の会話が発生

 

すべての会話を終えると「何か話そう」が選択できなくなる。



steamではグローバル実績なるものも見られるんですが、
普通にプレイしていれば解除される実績すら
100%に到達していないのが気になるところ。
ゲームを買ったはいいけどプレイしていない人が多数なのか?
クリアどころか途中でストップしている可能性すらある。謎。

買ったならとりあえず最後までやったりしない? もったいなくない?

 

ちなみに、舞台裏のグローバル実績は2.3%でした。

 

 

 

 私はまだしばらくこの世界に浸ります。
 

 

あと、魚が釣れたー!

 

 


 

ミュージカル『レ・ミゼラブル』ワールドツアースペクタキュラーを観てきました。
コンサートバージョンのレ・ミゼラブルです。
東急シアターオーブにて。

 

 


コロナのせいですっかり劇場への足が遠のいていて、なんと5年ぶりの観劇。
レミゼ鑑賞自体は帝国劇場100周年記念公演以来なので14年ぶり(゚Д゚)。
日本初演から何度も観ている作品だし、英語版も映像で見まくっていたり、
音楽CDも何度も聴いているので、内容はすっかり頭に入ってます。
ただし新演出版は未鑑賞。

 

2025年8月23日12時の回。

 
当日のキャスト。

バルジャンとマリウスはアンダースタディでした。

 


以下雑感。ストーリーの微ネタバレあり。

ジャベールの力強さと声量がとにかくスゴい!
バルジャンを吹き飛ばすくらいの勢いの歌唱に圧倒される。
このヒト絶対に死なないよね、と思うほどの生命力を感じてしまい、
あの舞台のジャベールは生存しているのではないか?と思いました(笑)。
これでも褒めてるんですごめんなさい。

ファンティーヌの転落人生観が際立つ演技がすごい。
苦しそうで観ていてツラい薄幸の女性がそこにいました。

アンジョルラスの革命家的魅力と声量がすごい。
みんなを引きつける人物がしっかり表現されていました。

テナルディエとその妻の盛り上げ感がすごい。
酒場のシーンが楽しいと、観ているこちらもすごく嬉しいのです。
やっている事は最低だけどキャラクターとしては魅力的でねぇ。

アンサンブルも一体感があってとてもいい!
聴いていてとにかく安定していて安心感がありました。

とても楽しそうだったし! 

みんな声量も申し分なしで、心地よい歌に聞き惚れました。

そして何度も泣く、泣く、泣く。
何が起こるか知っていても同じシーンでまた泣いてしまう。
まず最初に司教様のシーンで泣く。
夢やぶれてでも泣く。ファンティーヌの死亡でも泣く。
別に泣けるシーンでなくても音楽の盛り上がりで泣く。
オンマイオウンと恵みの雨で涙腺崩壊。
エポニーヌ退場シーンでマリウスの方を見るのも泣く。
フィナーレでもボロ泣き。
レミゼを観ると顔が大変ウエットな感じになるのです。

 
カーテンコールは撮影OKなんですって。太っ腹!

 
↓トリコロールカラーが美しい。
そういえば照明の演出が客席に来るのでまぶしかったですね。
銃弾が飛び交うのも光で表現され、客席に何発も着弾していました(笑)。
 

さすがに愛され続けて40年の舞台、演者も観客も熱量が半端ない。
いやぁ、堪能しました。興奮に包まれたひとときでした。
久しぶりに観た舞台が良いもので良かった。満足。
 

 


◆当日の出来事
鑑賞中、下の階ではニュースになるような事件が起きていて、
自宅に帰ってからニュースを見て驚きました。

ヒカリエの7階で催涙スプレーが撒かれて複数の被害者が出たとのこと。

ニュース映像ではすごい台数の消防車が横付けされてうわっ!て感じで。

そういえば一階の道路に消防車が止まっていたなぁと思い出したりして。

(その時は何台もいなかったと思う)

事件現場の7階はシアターオーブへの行き帰りで通行する場所なんですけど、
通ったのは事件前、事件後で、現場ではまったくそんなことがあったという
痕跡もなく、そういうことがあったのは気づきませんでした。
ただ、エスカレーターで警備員が人の流れを止めたりしていて「?」と
感じたりはしましたが。アレはそういう理由があったのかな。



◆オマケ的な画像
帝国劇場100周年記念公演当時のフライヤーを掘り出したので貼っておきます。

これまでに観た舞台のものは、半券もチラシもほとんど保存しているのです。

これ以降は新演出になったようです。
 
当時の私が観た日のキャストを調べてみたら
 

バルジャン 今井清隆
ジャベール 鹿賀丈史
エポニーヌ 島田歌穂
ファンテーヌ 岩崎宏美
コゼット 神田沙也加
マリウス 石川禅
テナルディエ 斉藤晴彦
テナルディエの妻 鳳蘭
アンジョルラス 岡幸二郎
司教 林アキラ

でした。うおぉぉぅ、す、すげぇキャストだったんだな……
このあと14年もレミゼ離れしていたのは、

この日の舞台で満足してしまったからかもしれません。