世界もパリもTokyoも miophotos

 2004年秋、在仏中に悪性リンパ腫ホジキン病を発病し緊急帰国しました。

現在は闘病も終え、元気に生きています女の子キラキラ

まだまだ完治ではないけれど、体と向き合いながら自分らしくゆっくりと進もう!


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最終章、そして新たな一歩

 晴れて、6月19日カナダへ行ってきます飛行機


放射線科・血液内科ともにCTの結果は問題なしグッド!

しかし、本当にCTの画像がきれいに見えた。

本当のところ、どこが腫瘍で骨で臓器でっていうのは素人の私には分からないんだけど。。。

でも、帰国したころのものより確実に首ら辺に左右差のある白い塊は見当たらない。


 ここまで長かった、本当に、元気になったとつくづく。

まさか海外へ飛び出すなんて、肉体的なことはもちろんだけど、精神的にも決断できるなんて我ながら驚き。

良かったよ~、私。


 カナダではフランスの二の舞を踏まないよう、心と体を大切にします。

応援して頂いた皆さんに、またご心配をおかけしないことをお約束します。

体調に異変を感じたりしたら、強がらずに日本に帰ってきます。

がんばりすぎず、完璧を求めない、自分を責めない。

難しいけど、そうしてあげないとまた自分を追い詰めかねないあせる

適当くらいがいいのかもしれないですね、私の性格の場合は。


        


 誠に勝手ながら、予定どおりにこの記事を最後に近々ブログを閉鎖します。

でもまた、カナダより元気なお知らせができるブログを開設する予定アリです。

その時は、こんな気まぐれな私ですがどうぞまた遊びにいらしてくださいパンダ

今まで本当にありがとうございました。

そして近いうちまたお会いしましょうパーキラキラ ミミ

 




もう1ヶ月ない!!

 今日はCTを撮ってきました。

何度撮っても、治療中の造影剤漏れ事件を思い出してしまって怖い検査。

浸透圧6倍が血管外に漏れたときは、のた打ち回る激痛だったぁ。

でも今回は無事チョキ


 渡加前の一大イベントをひとつこなしたという安堵感。

あとは来週、検査結果を聞きに行くのみ。

それから、子宮頸がん検査もクリアでした。

一時期は数値がクリア範囲の最高値だったことがあって。

定期的に調べることをすすめられているもんでして・・・

人間の体は完全ではないから調べてあげることは大切、若くてもね。

と、つくづく思うのです。

若くして、こういうことに気づけて良かったと、心から感謝していますブーケ1



 先日のチャンピオンズリーグサッカー決勝は観ましたか?

マンUファンの私としては、PK戦は特にハラハラドキドキの展開だったけど、

涙もんで感動。

久々にスポーツが苦手な自分が悲しくなるほど、皆さん輝いてました。

私もしっかりと夢・やりたいことを追わないとだ。

出発まで1ヶ月を切ったので、さらに精進して万全を期そうと思います。


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 世界を周っていた弟が来月帰ってくるとのこと。

ギリだけど会えるの楽しみにしてるよ~ニコニコ


カナダ行き

 ついにカナダ行きの日程が決まりました。

6月19日ですクラッカー

ってもうすぐだよぉ~~

あ、もちろんCTの結果次第ではキャンセルしなきゃなんですが・・


 ほんとはビザは9月からで申請してたんだけど。

カナダ寒くなっちゃうと、着いてすぐに体調崩したりしそうだし、バンクーバーは9月から半年雨&曇りだとか。

いい時期に行って生活の基盤をつくっておきたい、そんなわけで早めに出発予定。


 実は。

近々、このブログも閉鎖しようと思っています。

ほんとに勝手なのですが。。。

カナダで落ち着いたらまたブログ始められたらいいなぁニコニコ

また詳細はアップしますので、最後までよろしくお願いします!


 

おそるべし口内炎

 カナダの準備をしたいのに。。

口内炎ごときに苦しめられて、もう何日だっ??

渡加前に、体調整えようとデトックスに励んでいたら、思わぬ形で毒が出てきたみたい。


 1つは舌の付け根に住み着いてまして、ご丁寧に奥歯のとがったとこに常にあたってやがり?ましてしょぼん

話すことも、飲み物飲むことも激痛で涙ものぉ。

何とか痛みこらえて泣きながらにんじんジュースを飲んで生きながらえてます。


 そういえば、大昔に口内炎が20箇所くらいできるという大惨事が起こったことあったっけ。

あれに比べれば・・・

でもこの口内炎事件、誰も信じてくれない。

前に1人だけ、同じ経験あるって人に出会ったときは感動したあぁ(笑)


  
        

問題ないと思いますよ

 と主治医の先生に言われた。

カナダ行きのことを相談したら。

血液内科・放射線科・婦人科、すべてでOKをもらえた音譜

もう10年来お世話になっている鍼の先生は勧められないと言ってるけど、でも止めても行くのわかってるからダメって言わない(笑)


 ずっと検査もクリアしてきたし、体のことも相当気をつけてきたから西洋医学的見地ではダメと言われないことはわかってたけど。

でも思ってたよりも、先生から言われるその言葉は大きかったみたいで。

診察室出たら涙がにじんできた。

自分でもちょっとびっくりした。


 再発の兆候は今のところないけど、安心して行く為に来月CTをとる。

検査クリアならカナダ行きは本決まり、そしてカナダで万が一のとき用に先生が手紙を書いてくれる。

1年後帰国してからの再診で、その時点で問題なければ時期からみて形式上の完治になるんだと思う。

もちろん、再発や2次ガンには一生気をつけないといけないんだけど。


 発病してから3年半、長いような短いような。

本当にまさか日本を出るなんてね。

切り出したときに横で看護師さんが、固まってた、驚きでえっ


 もうカナダ行く気で、準備もしてたし、その気だったんだけど。

でもいざとなると、本当に行けるんだぁ、って不思議な感じ。

いろんなことがありすぎたし、地獄の底まで行ってきたのに、またここにいる。

自分でも信じられない、病気したこともカナダに行けることも全部夢の中だったり?

もしや、狐につままれてたりして・・・

なんて本気で思っちゃうくらい、この4年で起きたことって大きかった。


   
           

春のうれし涙

 生きている喜びで久しぶりに涙を流しました。

春だからかな。

人生において、うれしい涙は悲しい涙よりも残念ながら少ないから。

忘れないように書き留めておきます、大切な気持ち。



こんなに向かいたい方向が見えてワクワクしていても

ギラギラと野心を燃やしても

キラキラとした未来しか想像できなくても


ふと、「生きている」という命のありがたみを

失いかけたときの重みでまた感じると

世間体や私腹、自己満足の偽善のために固められた誰もが求める幸福なんて

そんなものはどうでもよくなる

今在る、ということだけで胸がいっぱいになって

しあわせに思えて、何もいらなくなる


命ある地球上の、いち生命として在れること

それは奇跡であって

それをしあわせに感じながら生きられることはもっと稀少なことなのだから


   
        



客観的自分考察

 客観的に自分を見ることって、かなり勇気いるけどおもしろい得意げ

性格・容姿・能力などなど。 

そして「これじゃいかん!」と思って、自分を奮い立たせるみたいな。


 先月受けたTOEICの結果がネットで発表されて。

アメリカから帰国した7年前の私のマックス英語力のスコアからどれだけ落ちてるのか怖いもの見たさで受けた。

いや、というよりは、英語力の落ちっぷりに愕然として自分を鼓舞できるのでは?と企んだんだけど。。

実はテストを受けて恐ろしく簡単だと感じたのでして。

もしかすると受験料6500円を出したのに、私の目論見は無残な形に終わるのでは・・・と。

で、案の定、スコアは7年非英語圏にいて40しか違わなかった、5点刻みの990点満点のうち。

もちろんスコア=英語力でないことも、会話力が悲しいほどに落ちてるのも分かってるんだけど、それでもちょっと拍子抜け。

これじゃ、お尻に火がつかない・・・崖っぷちで我武者羅さんになれるタイプなのに。


 どうすれば、一念発起できるか?

といろいろ試行錯誤するんだけど、なかなかダメあせる


 だってどうにかなるの知ってるし。

フランス語ゼロでフランス行ったんだもん、今の英語力でカナダではどうにかなる。

向上心あるのに、めんどくさい。

一段階上った自分をイメージして、クリアした気になれちゃう。

やる気満々で何冊も問題集買ったのに、手元にあると安心して全部に手をつけられなかった受験生でした(笑)


 こんな自分を客観的に見て、おもしろいなあと思う。

人間らしい。

全速力で走ってきたから怠けたくなるんだろうけど、オイオイ・・・と思う。


 だから、荒療治のために日本を出たがるのかも。

火事場の馬鹿力的な期待を込めて流れ星


   
      

パリのトーチリレー

 オリンピックのトーチリレー、真っ只中走る人

ニュースで、パリの騒ぎが中継されてて、「あっ」と思い出した。

そういえば、2004年のエッフェル塔出発地点に私いた!!って。


 ちょうどエッフェル塔付近のホテルに仕事で行った帰りで。

何だか人が集まってるなあと寄ってみたら、聖火が通るとかで交通規制されてた。

日本にいるとこういうことは絶対にしないんだけど、せっかくだからと意地になってフェンス脇を陣取って。

エッフェル塔から導火線を伝って聖火が降りてくるとかいう演出だったと思う、でもあんま覚えてない汗

  

 あの時は、警備も軽めでその気になればランナーにも簡単に触れられたくらい。それがたった4年後には大混乱・・・

でもパリの街はストやデモが頻繁にあるから、やる側も受ける側も秩序を守る側もみんな慣れてる。

そしてもちろん無関心な人の無関心ぶりも慣れたもの。

根底に大きな問題があってもね。


 でも、問題の良し悪しとか何が正しいかとかは抜きとして。

こういう方法で主張を示せるって、団結して行動するって、不思議なことに見えた。

こんなことして何か変わるのかなあって、どうせ変わんないのにって、きっとそう思って何かを訴えたくても私は参加できないと思う。

日本にいる今ならなおさら。


 ほら、だからそろそろ出る時期なのかなあと思うのよねUFO

日本にいると、どうしても何にでも仲良しこよしになろうとしちゃう、もちろんいいことでもあるんだけど・・ハングリーではいられなくなるし、何よりも向上したいっていうモチベーションが下がる右下矢印

ただ年を重ねるだけじゃ人生もったいない、それは命あるものが皆できることだから。

その時の120%の力でやや限界越えくらいが心地よい。

そんなスタンスだった自分を少しずつ思い出しました。

120なんてあせる若かったなあと思ってたけど、それがしんどいだろうことに思えなくなった。

ギアチェンジどき、でしょ?



          

完治前のフライング計画

 ついに、その時がやって来ているのかなと思います。

その時?

はい、日本脱出のですチョキ

日本語じゃなくて、日本文化でないところで毎日奮闘しながら働いて生活するのがたまらなく恋しいんです。

友達も太鼓判を押してくれるほどの逆境フェチだし(笑)


 本当はね、もう長期で出るつもりはなかった。

でもさ、人間そう簡単に自分を変えられないし、諦められない。

しかも、体がこれだけ元気になってくれば試したくなるもの。

逆に我慢がストレスになったりするしさショック!。。。


 それでも、それでもやっぱり怖いなって思ってたんだけど、後押しとなったのが・・皮肉にも、年齢だったり。

ワーホリって年齢制限が30歳(30歳のあいだに申し込めば渡航時に31歳になっていてもOK)。

やっぱり出たい!と思い始めた頃に年齢ギリだって気づいちゃった、ラストチャンスじゃない?行っとかないと後悔するんじゃないの??って。


 すごく悩んだ。

だって、食養内科の先生には「あんた、今度海外生活したら死ぬよ」って言われたから。

けど、期限の2008年中に出発できない体調であればワーホリは諦めればいいんだから、とりあえず申請してみよう!!と思い立ちまして、すでに手元に許可証届いております。

体調悪ければすぐに帰ってくればいい、食生活だって今なら菜食中心に気をつけられるって。

そう思い出したら、パワーがギラギラと漲りだしちゃったキラキラ

不思議なほどワクワクして、何もかもが上昇気流に乗れる右上矢印


 夢とか目標とかって、本当にこんなにもすべてを変えるんだねぇ。

一度捨てざるを得なかったものだから、余計にありがたくも感じられて、しあわせにも思える。


 もちろん、まだ予定の段階。

行き先は大自然に恵まれた、英語とフランス語が公用語の国「カナダ」。

今後、主治医の先生に相談してから決行かどうか、更には日程も決めて行きます。


 そして、何よりも私のこの無謀な前進を快く理解・応援してくれる両親に感謝です。長期海外へ私を送り出すのは4度目、しかも3度目の時は大病引っさげて帰国してるんだもん。

本当にありがとう。

目の前に広がる光景がこんなにキラキラして、世の中の色が鮮やかなのは久しぶりです流れ星


   
        


桜 は美しい

 日本が美しい季節がやって来た桜東京は桜が満開。

やっぱり春と秋は癒される~


 毎年当たり前のように咲いてくれる桜たち。

日本を出ると桜の存在の大きさを実感する。

何でも、失ったり、離れたりしないとどのくらい大切なのかって分からないものです。物であろうと、自然であろうと、文化であろうと、人であろうと、夢であろうと、自由であろうと、何でもそう。


 近所の桜並木は数年前に枝を切りそろえられてしまって、満開でもちょっと寂しい。


           


 日本の美しさを驕ることなく表現できるのは日本語の「美しい」という言葉だけなんじゃないかって。

ほかの言語では薄っぺらかったり、強すぎる気がしちゃう・・・日本人だからそう感じて当たり前なんだけどね。

その土地の美しさは、その土地の言葉で表現するのが一番美しいはず。

  
         
  


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