2014年 4月 6日。 屋久島トレッキング、2日目! 寝不足のキャンプ泊となってしまったけれど、気力は十分。 森はあいかわらず面白くて、大蛇(龍?)や、象のような木をみつけては立ち止まる。
急な下りを歩いているうちに、あんなに寒かった身体が、もうポカポカに。 レインジャケットを脱いでザックにしまい、フリースはいつでも着れるように腰に巻いて移動。 途中で、靴擦れ防止のばんそうこうを両足の小指に貼りました。 下りは靴の中で足が前に滑って体重がかかるので、上りよりも慎重に。
心配していた地獄の急所を何とか下ったら、一度休憩して、トロッコ道に入ります。 ここでは、コーヒーを豆から挽いて飲んでいる人がいて、その贅沢な一杯の時間に見とれてしまった。山のこういう時間はすごく豊かですね。
手前がわたしの借りていたザック。小ぶりだけどたくさん入り、ポケットが多くて便利でした。本格的な山のザックを使ったのはこれが初めてです。
帰り道の大半は、トロッコ道。今日はえんえんと、線路の上に渡された板の上を歩きます。
これはこれで、鉄道の旅だよなぁ。まっすぐと伸びていく線路に、ワクワクしたり。
木漏れ日がキラキラするトロッコ道の上を、一列になって歩いてく。 土を踏んで歩いていた昨日とはまだ違う楽しさ。道の向こうには、鹿の姿。
大きな川に出ました。深い緑色は、苔のおかげかな。 風が気持ちいい。ここでしばらく、休憩。ちょっとお腹も減ってきた。
そういえばもう、とっくにお昼は回っていました。もくもくと歩いてきたなあ。 しばらく歩いて橋を渡ったら、そこから川まで再度下って、ここで食事をすることに。
暖かい陽を浴びて大岩で寝転んだり、巨大な岩に登ってみたり。 わたしは川でかなり遊んでいたのですが、残りの 2人は腹ペコで動けなかったらしい。
強風をさけて、岩陰でせっせとランチを作るガイドさん。
じゃがりこを少量のお湯でつぶしてつくるマッシュポットのサラダも。 食事が終わったら最後の区間。 トロッコ道に木の道がなくなって、ただの線路になってきました。拍子木の間隔がまちまちですこし歩きにくいのだけど、あんがいそれも楽しい。 手すりのない線路を渡るという(高所恐怖症の人には)最大の難関を越えたら、ゴール!
初日 11時間半、そして 2日目 8時間の行程を、無事歩き切りました。 たしかに疲れたけれど、すごく楽しく歩けた。良かった、ほっとしました。 最後にみんなで取った写真には、ちょっと泣きそうな笑顔のわたしがいました。 荒川登山口でトイレを借りて、バスに乗車。
このバスが、曲者でした。 山道をくねくねと走っていくので、猛烈にバス酔いします。ランチのときに薬を飲んでおくべきだった。 乗車してからあわてて飲んだけれど、猛烈に酔ってしまって、苦しくて、ここでどっと疲れが出ました。 ガイドさんに宿まで送ってもらって、荷物をあわてて片付けてレンタルしていたザックやストックなどをすべて返却し、トレッキングのすべてが終了。 戻ってきたのは、屋久島の初日にも泊まった 「ロッジ 八重岳山荘」。 離れたロッジに泊まった前回とは違って、今回はメイン棟の部屋。バルコニーがついていたり、普通の水洗トイレがついている、普通の部屋でした。 すぐ裏には川が流れていて、こくこくと夕暮れになっていく様子がきれいだった。
夕ご飯は、トビウオの姿揚げ! すごい。初めて見た。
お刺身やお肉料理は、「腹ペコ」 と言っていた友人に食べてもらいました。 夜は、ゆっくりとお風呂にはいってストレッチして、3人でかわるがわるマッサージし合って、就寝。
ロッジ 八重岳山荘 http://www17.ocn.ne.jp/~yakusima/lodge/ 一泊 8,100円(二食付き)
登山道バス 870円
___________________________________ 日本 自由 旅 旅行 屋久島 世界遺産 鹿児島 トレッキング 山のぼり 登山 縄文杉 トロッコ道
|