ロマンス小説の七日間 三浦しをん | ちわ☆わんつーmemory 

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日々の忘れたくないこと

恋愛にはいろいろな形がある。本人が納得しているなら、いいじゃない。‥‥なんて思っちゃった。

作品中のロマンス小説 ウォリックが気に入った私は王道派?それとも面食い?


三浦しをんさんの「星間商事株式会社社史編纂室」を読みたいな~と思いつつ、

読書ブログのお知り合いサマンサさんのブログ でこの作品にとても興味を持ちまして、しゃおさんのブログ で早く読みたいと思った作品。 やっと読みました~手  この作品も 1冊で2度楽しめる作品です。にこ*

ロマンス小説の七日間 (角川文庫)/三浦 しをん
¥620 Amazon.co.jp

あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に! 注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説。(データーベースより)


あかりのお父さんと神名の関係がいいなあ~にこ* 娘を信用しているから?

こんなお父さん 理想だわ~ 娘の立場からね。


親の立場から言えば、神名みたいな男が相手では心配です。 保守的な考えでもいいです。



現代は「家を守って、存続させなくてはならない」なんて中世の物語とは相反する気持ちの人たちが多くなったから、あかりみたいな生き方もOKされるのでしょうね。


そこも現実と小説が対比されておもしろかったです。


あかりの気持ちでどんどん変わっていく「ロマンス小説」 読んでいるほうははらはらでした。

なんといっても見た目でウォリックが気に入った私は 「やめて~涙」と叫んだほど。


この「ロマンス小説」という定義がいまいちわからずはぁどこが違うの?普通の小説と?なんて思いつつ、

だって「ロマンス小説」というと女性が軽く読むというイメージがはぁ


ときには突っ込み、ときにはうんうんと同調し、でもきちんと保存するほどでもなくはぁなんか軽く扱われてしまう汗

同じ小説なのにって思いませんか?

この作品読んで知りました。山のありそうなページ数。終わらせるページ数など決まっている。

わかっていても読む読者が多い理由を知りたいわ。 


「あとがき」が笑ってしまった。 小説にどうしても性格がでるのでしょうか? それとも 突然三浦さんが劇的な恋をすることがあったらそれは違うのかな?(三浦さんが若いことはテレビで知りました。未婚かどうかは知りません)


あとがきでこんな翻訳家はいません。と断ってありましたが、読んでいる時、これがとても引っかかった。

まさかね?と思いつつ少しくらいは直してる? 読みやすく、好まれやすくする実情。 胸毛の話とかが面白い。私も胸毛はいやですから。



それにしても7日間の間になんと山ほどの問題が起こるのでしょう!!

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