若竹七海さんの作品がけっこう好きなんですが、そのなかに「古書店アゼリアの死体」というのがあります。
- 古書店アゼリアの死体 (光文社文庫)/若竹 七海
¥680 Amazon.co.jp タイトルに「死体」なんて入ってますが、おもしろい作品です。
これを読んだ時「ロマンス小説」もいいもんだと思いました。
最近1冊読んだロマンス小説 最近といっても1年くらい前かな~
『囚われの恋人 ジュリアン』
- 囚われの恋人―ジュリアン (ラズベリーブックス)/シェリリン・ケニヨン
¥960 Amazon.co.jp タイトルが意味深でしょう?
多分ネットで本の検索中に目に入ったのでしょう。ラズベリーブックスも作者のシェリリン・ケニヨンも知らなかったから。
ジュリアンは古代マケドニア王国の将軍です。
女神アフロディーテとスパルタの軍人の間に生まれ、戦いでは負け知らずの美形でスタイル抜群な男性。
しかし異父兄のプリアポスにより呪いをかけられ本に閉じ込められて2000年。
満月の夜、彼を本から呼び出した女性を次の満月まで1ヶ月悦ばせないとならないのです。1ヶ月経つと本のなかに閉じ込められるジュリアン 暗闇で外から聞こえる声や音だけの毎日
屈辱と孤独に生きるジュリアン
オカルト好きの友人からだまされてジュリアンを呼び出したグレイスは容姿にコンプレックスを持つ女医。
ふたりの恋とジュリアンの呪い
もうハラハラ ヤキモキ ワクワク イライラ 中だるみ なんかもありますが、最後はお決まりのハッピーエンド
ジュリアンの呪いを解くには、二人は次の満月まで、清い間柄でいなくてはならないのです。
ロマンス小説なのにプラトニック?
ジュリアンはウエイトレスが色目を使い、すれ違う女性が振り返るほどのかっこよさ。
そのうえ母親は女神。エロスやアテナなどの神話の神様までが現代の服装して現れたり。ハチャメチャのところもあれば、孤独を思いやってグレイスが涙するシーンもあり、歴史の話も出てくれば、神経科の患者も出てくる。
なんでもありのエンターテイメントロマンス小説でした。
時にはこんなロマンス小説いいですね。 時にはで、いつも読む気にはなれませんが。多分大体内容は一緒。
「ロマンス小説の七日間」 も言ってたよね。
よろしくお願いします。
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