【マンガ感想】
『あっちこっち 4巻 (異識)』
あっちこっち (4) (まんがタイムKRコミックス)
異識 芳文社 2011-07-27 by G-Tools |
【あらすじ】
おなじみニヨニヨツンデレラブコメ、待望の最新刊登場!学園祭で「シンデレラ」アレンジバージョンの主役を務めることになったつみきさんと伊御さん。みんなで手を加えまくったお話が、フツーのアレン ジの訳はないっ!驚天動地であんなこんなで、いったいどうなるツンデレラ!?
4コママンガです。
普段は、無表情+無口だが、好きな人に対し素直になれないツンデレ娘・『御庭つみき』と、
恋愛に関して朴念仁の『音無伊御』とのラブコメ4コママンガです。
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ここからは、4巻の感想。
4巻では、3巻までと同様にツンネコ娘・『御庭つみき』と朴念仁・『音無伊御』のラブコメが描かれつつも、
夏祭りイベントや、文化祭イベント、プール掃除イベント、スケートイベントなどが描かれました。
そんな4巻のメインとなるのは、文化祭イベントですね。
このイベントは、その名の通り文化祭でのイベントを描く話でして、主人公たちのクラスは
その文化祭で演劇をすることが決まりました(2クラス合同)。 その演劇での演目は、
かの有名な『シンデレラ』という物語をこの作品らしい超アレンジした『にゃんでれら』でして、
ツンネコ娘・『御庭つみき』がシンデレラ役を、朴念仁・『音無伊御』が王子様役をすることとなりました。
その『にゃんでれら』のストーリーとしては、隣国から自国への道中に『王子様一行』が盗賊に
襲われているところに『猫人・シンデレラ』が助けに入るところから始まります。 無事、盗賊を
倒した『王子』と『シンデレラ』でしたが、とある理由(笑)で名前も告げず『シンデレラ』はその場を
立ち去ってしまいます。 しかし、『シンデレラ』は『王子様』のことを忘れられなかったようで、
自らの猫耳としっぽを取り払って、人間の女の子として『王子様』の住む王都へやってきます。
しかし、『シンデレラ』の設定がかなり奥手設定であるようで、『王子様』に出会っても自分が
あのときの猫人であることを明かさなかったようです。
そんな停滞状況を打破するために、『魔女』が登場してきます。
最初は『シンデレラ』の味方として登場したわけですが、あまりに消極的な『シンデレラ』を
強制的に動かすために、『シンデレラ』にガラスの猫耳を付けたり、『王子様』に死の呪いを
かけたりしました(12時までの真実の愛を持つ人からのちゅーを受けないと王子は死ぬ)。
その後は、『シンデレラ』が『王子様』の呪いを解くために『魔女』を探す旅に出ることとなり、
この作品らしいドタバタコメディーが描かれつつも、最終的に『王子様』に会いに行くこととなります。
それ以上の展開については、まだ読んでない方へのネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが
『御庭つみき』のニャンデレは相変わらず可愛かったですし、『音無伊御』の王子様の演技(?)も
新鮮で物語を盛り上げてくれましたし、何よりも最終的なオチが素晴らしかったのが良かったです(^^ゞ。
もし、次巻があるならば、この話のような複数話にわたって描かれる話が読んでみたいですね。
話が長ければ、登場キャラクターが増えてそれぞれのキャラクターの活躍が増えますし、何よりも、
マンネリ化打破もできると思うので・・・・。 次巻も楽しみです。
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【総評】
о(ж>▽<)y ☆ 面白いです!
4巻は、3巻からメインキャラに昇格した『崎守咲』・『深山佳奈』・『西原京谷』・『桐野亜美』の4人の
活躍が多く、メインヒロイン・『御庭つみき』の活躍が少なかった印象でありましたが、内容的には
3巻と同様に非常に面白かったです。 あとがきを読む限りでは、もうそろそろ終わってしまうような
雰囲気でありますが、個人的にはまだまだ読んでいきたいので、長く続いていってほしいですね。
次巻も楽しみです。
点数的には
98点
です。
では、ここまで。