まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『風雲児たち 幕末編 19巻 (みなもと太郎)』


4845838850 風雲児たち 幕末編 19 (SPコミックス)
みなもと 太郎
リイド社 2011-07-27

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 8巻  9巻  10巻  11巻  12巻  13巻  14巻  15巻  16巻  17巻

               18巻

 

 

【あらすじ】

幕府の命により吉田松陰が…歴史大河ギャグ!

 

 

幕末・・・に入る少し前の時代を描いている歴史マンガです。

この作品は、ナント1979年から連載がスタートしているらしく、

何度か不遇な扱いを受けつつも、連載誌を変えて20年以上も連載されている大作です。

 

潮出版社時代には、本屋でこの作者の作品を見かけることはあまりできませんでしたが、

2001年にリイド社に移籍してからは、各種メディアにも取り上げられる機会も増え、

ありがたいことに、普通の本屋さんでも最新刊を手に入れやすくなりました。

 

現在は、『幕末編』と名称を変えて連載を続けておりまして、

坂本竜馬・勝海舟・吉田松陰・村田蔵六・桂小五郎・島津斉彬・西郷隆盛・土方歳三など、

幕末に影響をもたらした人物や、幕末で活躍する人物を掘り下げながら、

スローペースで描かれております。

 

ただ注意点がありまして、間違っても、『幕末編』からこのマンガを買ってはいけません。

この『幕末編』は、20冊(ワイド版)ほど発売されている作品の続編であり、

そちらを読んでから『幕末編』を読まないと、面白さは半減以下であると思います。

もちろん、そのオリジナル作品は、定価で買う価値のある魅力的な作品ですので、

興味のある人は、ぜひとも『オリジナル』をご覧くださいませ(^^ゞ。

 

----------

 

ここからは、19巻の感想。

19巻では、『井伊直弼』によるあの有名な『安政の大獄』が始まることとなりまして、

『吉田松陰』を始めとする多くの大名・公卿・志士たちが弾圧を受けることとなりました。

 
そんな19巻のメインとなるのは、もちろん『安政の大獄』ですね。

『安政の大獄』とは、日米修好通商条約の調印と将軍・『徳川家定』の後継者をめぐる

尊王攘夷派の反幕府運動に対して、大老・『井伊直弼』が弾圧を加えたという有名な事件でして、

一般的に、この『安政の大獄』が、後の幕府の滅亡・明治維新のきっかけとなったと言われております。
 
まんが栄養素-風雲児たち 幕末編 19巻
 

そんな『安政の大獄』が18巻から始まることとなりまして、19巻ではついに捕まった人々に

それぞれの判決が下ることとなりました。 19巻では、『頼三樹三郎』・『橋本左内』・『吉田松陰』の
3人のそれぞれの死刑までの過程が描かれて行くこととなります。

 
まんが栄養素-風雲児たち 幕末編 19巻

 
まず、『頼三樹三郎』について。

彼は、『日本外史』を著した儒学者・『頼山陽』という人物の息子で、自身も儒学者です。

尊王攘夷推進や、幕府批判をしたため、『安政の大獄』により幕府に捕まってしまい、

最終的に斬首という最も厳しい処分を受けることとなりました(この作品によれば、

当初の判決は終身禁固という処分であったようですが、『井伊直弼』により処分が

変わってしまい、斬首となってしまったようです)。
 
まんが栄養素-風雲児たち 幕末編 19巻
 

次に、『橋本左内』について。

彼は、越前福井の奥医師の子として生まれ、『緒方洪庵』の適塾で学び、『松平春嶽』の

側近として活躍した人物です。 様々な人物と交流を持っていることや、将軍継承問題で、

一橋慶喜の擁立に尽力したことなどが『井伊直弼』の怒りを買い、斬首となりました。

とはいえ、さすがに『松平春嶽』の側近であるため、斬首という刑に批判的な意見も出ましたが、

『井伊直弼』は全ての罪を『橋本左内』にかぶせることで、彼の主君である『松平春嶽』や『薩摩』や

『水戸』や『土佐』などに処分が広がらないようにするためだ、と言い張り『橋本左内』の処分を

決めてしまいます(そこまで意地になっているわけには、大老になる前から彼のことを討幕を

企てる要注意人物として注目していたからのようです)。

 

まんが栄養素-風雲児たち 幕末編 19巻

 

まんが栄養素-風雲児たち 幕末編 19巻
 
そして、最後に『吉田松陰』について。

彼に関しては特に説明は必要ないでしょうし、これまでも彼の主張や奇行は描かれてきました。
今巻では、牢屋で死刑執行を待つ日々が描かれまして、ついに死刑執行が描かれました。

舞台が牢屋であったことなどで、『佐久間象山』との手紙イベント以外は特にエピソードも無く、
結構、あっさりと死刑が執行されまして、その後は、『桂小五郎』による埋葬イベントが描かれ、
江戸時代独特の死刑執行された人物の埋葬方法などが描かれます。 残念なことに、

彼の死による影響などは、今巻では描かれることは無く、次巻へ持ち越しとなってしまいましたが、

彼の弟子(?)である『桂小五郎』の苦痛は描かれましたし、その後の長州を救うこととなる

『大村益次郎』と『桂小五郎』との出会いなどが描かれたのは興味深かったですね。

 
恐らく、次巻以降では、『井伊直弼』の暗殺関連の話が描かれていくのだと思います。

また、『吉田松陰』を失った長州の現状も描かれていくのだと思われます。

これらがどのように描かれていくのか気になりますね。 次巻も楽しみです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

ついに、『吉田松陰』の死が描かれました。

彼の死により、やっとタイトル通り“幕末”に入っていくことになるのでしょうね。

次巻も大いに期待したいですね。

 

点数的には

88点

です。
 

 

では、ここまで。

 

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