薄桜鬼・妄想小説【花吹雪】第3話 | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。

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第1話はこちらから→


かなりのお目汚しです。

それでも宜しい方はどうぞ。









翌日、土方に許可を貰い沖田と出かけた千鶴。


沖田がふと足を止める。


千鶴が見上げると沖田の目線の先には美桜がいた。


「あ、あの人は…」


「そ。美桜さん」


「お誘い頂いてありがとうございます。

千鶴さんもありがとうございます」

美桜は頭を下げる。


「いえ、私は何も…」


「さ、美味しい団子でも食べに行こうよ」



沖田、千鶴、美桜と並んで座る。


美桜は二人の会話に笑みを絶やさずにいた。


「新選組の方々は怖い方ばかりかと思ってましたが、

楽しい方々も多いんですね。

今日は楽しい時間とお茶をありがとうございました」

美桜は微笑みながら礼を伝える。


「こちらこそ」


「私も楽しかったです。ありがとうございました」

千鶴も美桜に頭を下げる。



「ではこれで…」


「待って。また浪士たちに狙われると危険だから家まで送らせてよ」


「ありがとうございます。でも大丈夫です。

お二人も忙しいでしょうし…」


「美桜さん、送らせて下さい!」

千鶴の勢いに美桜は驚いた。


「…では、お願いします」

少し照れたように美桜は頭を下げた。


千鶴は何となく理解していた。

「沖田さんは美桜さんが気になるんだ」と。







「ここです。」


家に人の気配はなかった。


「このおうちに美桜さん一人で住んでるんですか?」

千鶴の質問に少し戸惑った美桜だが、


「ええ…」

もの悲しそうに家を見つめ、話始めた。



母親は美桜が幼い頃に他界し、先月父親が他界した。


いずれ親戚に身を寄せることになるだろうが、

今は行く気はないという。


千鶴は自分と重ねていた。


『江戸にいたとき、私も父様が家にいなくなってからは寂しかった…』





「あの…、また美桜さんに会いにきても宜しでしょうか?」


「ええ、是非。私も嬉しいです」


「千鶴ちゃんは一人で屯所からは出られないんだ。

だから僕もまた来るね」


「はい。お待ちしています」

美桜の声は弾み、顔は綻んでいた。



沖田と千鶴は美桜の家をあとにした。


「美桜さん、やっぱり綺麗な方でしたね~。

でも広いお家に一人なんて…」


「そうだね…」


「…沖田さんは何故美桜さんに会いたかったんですか?」


「…なんでだろうね?」


そう言った沖田は内心揺らいでいる自分の感情に戸惑っていた。








◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



本日のツッコミどころ~。



千鶴 「いえ、私は何も…


ホントだよね。本心だよwww

だって美桜に会いたかったのは総司ですよww




沖田、千鶴、美桜と並んで座る。


千鶴と会話しながらも美桜のチェックするんだねwうんうんww




沖田「待って。また浪士たちに狙われると危険だから家まで送らせてよ」


理由つけて家を調べる術を知ってるねぇww


その後の千鶴の「美桜さん、送らせて下さい!」には

沖田「千鶴、GJ(°∀°)b 」と内心思ってたよ、この人ww



「千鶴ちゃんは一人で屯所からは出られないんだ。だから僕もまた来るね」

わかった!もうわかった!皆まで言うなwww




えーーーっとぉ。

全て私が脚色した沖田総司です。


全力でお詫びします!m(_ _ )m


でも今後もツッコミどころはきちんとツッコミたいと思いますw

生温かい目で見守ってやって下さい。

自分で脚色したキャラに自分で突っ込んでたら。。。ねぇ。。


私、何処へ行くんだろ。





みふゆ