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第1話はこちらから→★
かなりのお目汚しです。
それでも宜しい方はどうぞ。
翌日、土方に許可を貰い沖田と出かけた千鶴。
沖田がふと足を止める。
千鶴が見上げると沖田の目線の先には美桜がいた。
「あ、あの人は…」
「そ。美桜さん」
「お誘い頂いてありがとうございます。
千鶴さんもありがとうございます」
美桜は頭を下げる。
「いえ、私は何も…」
「さ、美味しい団子でも食べに行こうよ」
沖田、千鶴、美桜と並んで座る。
美桜は二人の会話に笑みを絶やさずにいた。
「新選組の方々は怖い方ばかりかと思ってましたが、
楽しい方々も多いんですね。
今日は楽しい時間とお茶をありがとうございました」
美桜は微笑みながら礼を伝える。
「こちらこそ」
「私も楽しかったです。ありがとうございました」
千鶴も美桜に頭を下げる。
「ではこれで…」
「待って。また浪士たちに狙われると危険だから家まで送らせてよ」
「ありがとうございます。でも大丈夫です。
お二人も忙しいでしょうし…」
「美桜さん、送らせて下さい!」
千鶴の勢いに美桜は驚いた。
「…では、お願いします」
少し照れたように美桜は頭を下げた。
千鶴は何となく理解していた。
「沖田さんは美桜さんが気になるんだ」と。
「ここです。」
家に人の気配はなかった。
「このおうちに美桜さん一人で住んでるんですか?」
千鶴の質問に少し戸惑った美桜だが、
「ええ…」
もの悲しそうに家を見つめ、話始めた。
母親は美桜が幼い頃に他界し、先月父親が他界した。
いずれ親戚に身を寄せることになるだろうが、
今は行く気はないという。
千鶴は自分と重ねていた。
『江戸にいたとき、私も父様が家にいなくなってからは寂しかった…』
「あの…、また美桜さんに会いにきても宜しでしょうか?」
「ええ、是非。私も嬉しいです」
「千鶴ちゃんは一人で屯所からは出られないんだ。
だから僕もまた来るね」
「はい。お待ちしています」
美桜の声は弾み、顔は綻んでいた。
沖田と千鶴は美桜の家をあとにした。
「美桜さん、やっぱり綺麗な方でしたね~。
でも広いお家に一人なんて…」
「そうだね…」
「…沖田さんは何故美桜さんに会いたかったんですか?」
「…なんでだろうね?」
そう言った沖田は内心揺らいでいる自分の感情に戸惑っていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本日のツッコミどころ~。
千鶴 「いえ、私は何も…」
ホントだよね。本心だよwww
だって美桜に会いたかったのは総司ですよww
沖田、千鶴、美桜と並んで座る。
千鶴と会話しながらも美桜のチェックするんだねwうんうんww
沖田「待って。また浪士たちに狙われると危険だから家まで送らせてよ」
理由つけて家を調べる術を知ってるねぇww
その後の千鶴の「美桜さん、送らせて下さい!」には
沖田「千鶴、GJ(°∀°)b 」と内心思ってたよ、この人ww
「千鶴ちゃんは一人で屯所からは出られないんだ。だから僕もまた来るね」
わかった!もうわかった!皆まで言うなwww
えーーーっとぉ。
全て私が脚色した沖田総司です。
全力でお詫びします!m(_ _ )m
でも今後もツッコミどころはきちんとツッコミたいと思いますw
生温かい目で見守ってやって下さい。
自分で脚色したキャラに自分で突っ込んでたら。。。ねぇ。。
私、何処へ行くんだろ。
みふゆ