薄桜鬼・妄想小説【花吹雪】第2話 | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。

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第1話はこちらから→


かなりのお目汚しです。

それでも宜しい方はどうぞ。








美桜からの文が届いて一週間たった頃。




沖田は平助の隊と合流して巡察していた。



「沖田様!」



呼び止められ振り返ると美桜がいた。



「ああ、この間の」


「はい、その節は助けて頂いてありがとうございました。

あの…文は届きましたでしょうか?」


「うん、きちんと届いたよ。ありがとう」


「ちょっ!総司!お前…こんな美人さんと何で知り合いなの?!」

あたふたする平助。


「あ、この間一緒にいた子が君のこと気にしてて。

良かったらその子と僕とでお茶でもしませんか?」


「ああ、あの沖田様の名前を教えてくれた方…」


「総司っ!俺も行くっ!」


「…君は明日は夜の巡察じゃない。

昼間はしっかり身体を休めておかないと…ね。」

平助に笑顔を向ける沖田。


『目が笑ってねーし!』

平助は心の中で叫ぶ。


「くっそーっ!あ、俺、藤堂平助…」


「じゃあ、また明日この時間にこの場所で」


「わかりました。お待ちしています」

沖田に美桜は頭を下げる。


平助は会話に割り込まれたことを怒っていたはずなのに

平助に向けた美桜の去り際の笑顔を見て声はしぼんでいった。






屯所への帰り道。




美桜を思い出しては浮き足だつ平助に


「さっきの話、皆には内緒ね。」


「えっ、何でだよー!総司ばっかいいとこどりさせねーし!」


「左之さんや新八さんまで食いついてくるとうるさいからね。」


「それはわかるけど。でもさ~、総司だけずりぃーしぃ」


「あんまりごちゃごちゃ言ってると…斬るよ」


「んあ~、も~わかったってー。

いいなぁ、総司も千鶴も。俺も行きたかったぁ~」



屯所に戻り、土方に報告した足で千鶴を探す沖田。

千鶴は食器を片していた。


「千鶴ちゃん、明日僕に付き合ってくれる?」


「はい…、いいですけど?」


「美味しいお団子ご馳走するよ」


「はい!」









◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


とりあえず1話と2話を連続投下してみました。


ちょーっと黒総司を醸してみましたw

(果たして醸しているのか?)


千鶴ちゃん。。上手いこと利用されてますwww


いるよね。。こういう男。。w