設定についてはこちらをご覧下さい→★
第1話はこちらから→★
かなりのお目汚しです。
それでも宜しい方はどうぞ。
美桜からの文が届いて一週間たった頃。
沖田は平助の隊と合流して巡察していた。
「沖田様!」
呼び止められ振り返ると美桜がいた。
「ああ、この間の」
「はい、その節は助けて頂いてありがとうございました。
あの…文は届きましたでしょうか?」
「うん、きちんと届いたよ。ありがとう」
「ちょっ!総司!お前…こんな美人さんと何で知り合いなの?!」
あたふたする平助。
「あ、この間一緒にいた子が君のこと気にしてて。
良かったらその子と僕とでお茶でもしませんか?」
「ああ、あの沖田様の名前を教えてくれた方…」
「総司っ!俺も行くっ!」
「…君は明日は夜の巡察じゃない。
昼間はしっかり身体を休めておかないと…ね。」
平助に笑顔を向ける沖田。
『目が笑ってねーし!』
平助は心の中で叫ぶ。
「くっそーっ!あ、俺、藤堂平助…」
「じゃあ、また明日この時間にこの場所で」
「わかりました。お待ちしています」
沖田に美桜は頭を下げる。
平助は会話に割り込まれたことを怒っていたはずなのに
平助に向けた美桜の去り際の笑顔を見て声はしぼんでいった。
屯所への帰り道。
美桜を思い出しては浮き足だつ平助に
「さっきの話、皆には内緒ね。」
「えっ、何でだよー!総司ばっかいいとこどりさせねーし!」
「左之さんや新八さんまで食いついてくるとうるさいからね。」
「それはわかるけど。でもさ~、総司だけずりぃーしぃ」
「あんまりごちゃごちゃ言ってると…斬るよ」
「んあ~、も~わかったってー。
いいなぁ、総司も千鶴も。俺も行きたかったぁ~」
屯所に戻り、土方に報告した足で千鶴を探す沖田。
千鶴は食器を片していた。
「千鶴ちゃん、明日僕に付き合ってくれる?」
「はい…、いいですけど?」
「美味しいお団子ご馳走するよ」
「はい!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
とりあえず1話と2話を連続投下してみました。
ちょーっと黒総司を醸してみましたw
(果たして醸しているのか?)
千鶴ちゃん。。上手いこと利用されてますwww
いるよね。。こういう男。。w