被験者は防音室で、食事とトイレの時以外は、ベットに横たわったまま過ごします。
この時、ゴーグルをかけ、手足に円筒形のカバーをはめるなどして、視覚・聴覚・触覚などの感覚器官を制限されます。
どの位耐えられるか、という実験です。
ほとんどの被験者が、２、３日で我慢できなくなりました。
時間がたつにつれて、幻覚や幻聴も現れたそうです。
原因は、ストレスの排除によると言われています。
ストレスとは、外界からの刺激に対する反応です。
刺激が全くない状態となると、私たちは、堪え難いのです。
とかくストレスというと、悪いものと思われています。
確かに、過度のストレスは、心身の不調を引き起こす悪者です。
でも、適度なストレスは、あっていい。
というより、あった方がいい。
いきいきとした人生を送るためには、ストレスは必要です。
うまくつき合うようにしましょう。
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