支援関係を築き維持するための鍵~プロセス指向型の問いかけ~ | 夢しか実現しない。

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ほったんです。


昨日、お話をしたある仕事仲間は、

どうも辞めてしまったようです。

何も力になれなくて残念な思いです。

話をしていると、力強く自説をいってくるので、

大変面白いと思っていたのですが、

もう、話はできないようです。

人のために何かをするということは、

一期一会を大切にするということなんでしょう。

腹に十分に落とし込んでおきたいとおもいます。


ここ数日は、こちらの本から「支援」についての考察をしています。

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人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則/エドガー・H・シャイン

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 クライアントの状況や内容から、その場で起きているクライアントと

支援者との相互関係に視点を移すことは、つねに選択しとして存在する。

これがどのように言葉に表されるかは、実際の状況によるところが大きい。

とはいえ、その目的は、そこには相互関係が働いており、

分析できるものだ、という事実をクライアントに意識させることだ

                                  (本文より引用)

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今までの問いかけは、クライアントからみて、方向が中に向いてみたり、

外にむけて考えさせたりするものであったが、

この問いかけは、クライアントが支援者との関係をどう考えるかというこ

とに焦点をあてさようとしています。


その結果、クライアントとの信頼関係がどれぐらい築けたかを計るのに

有効になると思います。



・「今の私たちの間にはどんなことが起きていると思いますか」

・「これまでのところ、私たちの会話の流れをどう思いますか」

・「あなたの問題への対処について満足していますか」

・「私たちはうまくいっているでしょうか」

・「私の質問はあななの助けになっていますか」


・「たとえば、今何がおきていますか」(純粋な問いかけと結びつく)

・「特にこの方法で、問題を私に話すことにしたのはなぜですか」

 (診断的な問いかけと結びつく)

・「あなたはそんな話を方をして、私を試したいと思っているようですね」

・「あなたはなぜ、重要な細かい事柄を省略したんでしょうか」

 (対決的な問いかけと結びつく)


いままで、こんな質問をしたことはありませんでしたが、

このような質問をすることで、クライアントがどう感じているかが、

理解できるのではないでしょうか。


どうしても知らない間に自分の思いが優先してしまい、

質問が詰問になってしまうことが多いように思います。


このような質問をすることで、相手との距離を計りながら、

今までの質問をしていくことで、相手との信頼関係を構築していくことが、

大切になるんだと思います。


では、


実際にどのようなタイミングでこれらの4つの問いかけをしていくのかを

明日はみていこうと思います。



最後までお読みいただきありがとうございます。