支援関係を築き維持するための鍵~4つの問いかけを使いこなすには~ | 夢しか実現しない。

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ほったんです。


急な天候の変化のせいか、

仕事の影響かわかりませんが、

体調的にいまひとつの状態です。

腰にもちょっと疲労を感じますが、

これぐらいの状態がちょうど体調に気を使って、

いいのかもしれません。



ここ数日は、こちらの本から「支援」についての考察をしています。

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人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則/エドガー・H・シャイン

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昨日までは、4つの控えめな問いかけについて考察してきました。


一 純粋な問いかけ

  クライアントの話だけに集中するもの

  

二 診断的な問いかけ

  感情や、原因分析、行動の代替案を引き出すもの


三 対決的な問いかけ

  現状について支援者自身の見解をもたらすもの


四 プロセス指向型の問いかけ

  クライアントに支援者との即座に相互関係に専念させるもの


それでは、この4つの問いかけをどのような順番で使うのかが、

いいのでしょうか。


この本では、クライアントの信頼を築き、喜んで影響を受けたいと

いう態度を取ってもらうには、支援者、純粋な問いかけから始めるのが、

もっとも良いそうです。


単純に話を聴くところから始めて、

徐々に、クライアントとの無知の領域がなくなっていくことで、

支援者との情報が共有され、信頼関係が結びやすくなってきます。


そこで、支援者は相手の内面や支援者自身が感じることを

相手にぶつけることで、相手のことを理解したいという思いによって、

相手との距離をより近づけていくことができます。


そこで、プロセスコンサルタントから専門家や医師の役割に移行していく

わけですが、そのタイミングが重要になってきます。


それは、支援者の経験による直観ではなく、クライアントの言った何かと

結びついているということです。

クライアント自身から出てきた言葉によって、支援者は役割を変えるのです。


そこでは、つい行き過ぎてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは、最初の純粋な問いかけに戻ってまたやり直せは

いいのです。


そのときには、その状況により適切な反応をするということです。


そのためには、支援者人格を常に磨いていなければ、

クライアントに受け入れてもらえないでしょう。


この本では、このような人格についてのことは書いてありません。

4つの問いかけのようなテクニック的なことは書かれています。

そして、この次の章では事例がついていますが、

私が思うに、人格的な部分が相手から受け入れられるためには、

とても大事なことになるのではないでしょうか。


確かに、この本で「支援」ということについて大変興味深いことが

書かれていると思います。

ただ、じっくり読んでみると、訳的にちょっとわかりづらいところが

あります。


しかし、


「支援」というものの大切さを知るにはとても有効な本だと思います。


いったん、この本からは離れて、信頼されるということについて

明日からは考察していこうと思います。


そこで、参考にさせてもらう本は「七つの習慣」です。



最後までお読みいただきありがとうございます。