支援者が知っていなければならない4つの前提条件 | 夢しか実現しない。

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ほったんです。


巨人はひとつ盛り返しました。

あのまま2対0で終わればよかったのですが、

まだ、流れは五分のようです。

また、明日ですね。

巨人は誰が先発するんでしょうか?



ここ数日は、こちらの本から「支援」についての考察をしています。

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人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則/エドガー・H・シャイン

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昨日までは、

支援者、クライアント双方が支援関係において、

陥りやすい罠について考えてきました。


支援関係においては、どうしても教える立場の支援者の方が上になり、

クライアントとの不均衡関係になってしまうことをお話してきました。


本日からは、その不均衡の関係になってしまう前提条件について、

お話しをしていきます。


支援関係を築くときに、支援者、クライアント双方ともお互いのことを

よく知らない間柄の場合が多いと思います。


誰かの紹介だとかネットでみたとかいうレベルであって、

実際に一緒に仕事をしているわけではないので、

そこには、信頼関係がまだできあがっていないように思います。


ただ、支援者はある程度知識を持っていると思うので、

何気ない質問をすることで情報を得ることができると思うのですが、

そこで、勝手な思い込みをしてしまう人が多いように思います。


まず、「支援者が知っていなければならない前提条件」についてです。


本には、「支援者が知らない5つのこと」とありますが、

私としては、支援者が最初にクライアントに接する時に、

知っていなければならないことの方がしっくりするので、

そのように表現させてもらいます。


ですから、それぞれの表現の仕方も変わってきますので、

ご容赦ください。


1.クライアントの知識、スキルについてどれぐらいもっているかを

  認識しておく


 よくある例としては、コンピュータのヘルプデスクがあります。

 アイコンと言われても、ある程度習い始めた人には、

 ちんぷんかんぷんの言葉だと思いますが、応対する人は、

 マニュアルを読みながら答えていて、電話対応なので、

 相手のスキルを考えずに、答えてしまうことが多いようです。


2.クライアントが支援してもらいたい本当の理由を知ろうと思う


 単純に問題を解決してもらいときもあるだろうし、

 その奥に何かある場合もあります。

 また、持ってきた問題が本当の問題かどうかも分かりません。

 ですから、支援者は相手に質問をしていくことで、

 相手が求めていることを見極めなければなりません。


3.クライアントの周辺環境を認識しておく


 支援者は第三者的な立場でものごと言いがちです。

 相手からしてみると、そんなことを言われても、

 できないものはできないと考えてしまいます。

 そこは、相手の周りとの人間関係や会社文化などについて

 何気ない質問をしていくことで、理解していく必要があります。


4.クライアントの経験、人格を観察する心構えを持つ


 クライアントを見た瞬間にその人が経験してきたこと、価値観、

 期待などが一瞬で理解できればいいのですが、

 そういう訳にもいかず、何気ない質問やしぐさ、表情などから、

 相手を理解していかなければなりません。


以上ですが、


私が思うに、支援者はクライアントをどれだけ理解してあげられるか

ということが大切なんだと思います。



最後までお読みいただきありがとうございます。