天気予報で降水確率 80%や70%という言葉を見かけます。
感覚的には、80%なら雨が降りそうで、20%なら降らないように思えます。
ですから、80%で雨が降らなければ、
80%なのに降らないってどうして??
と思ったりします。
降水確率って何なんでしょう?
降水確率は、
「同じ気象条件のときに何%(1ミリ以上の)雨が降るか?」
ということを表しています。
たとえば、降水確率が80%ということは、
降水確率が80%の日が100回あったら80回は雨が降るという意味です。
ですから、20回は雨が降らないのです。
ここでの「雨が降る」とは、「1ミリ以上の雨が降る」という意味です。
1ミリの降水量とはどれくらいでしょうか?
正確には、
1m×1mの箱に1時簡に深さ1.0ミリ~1.9ミリの水が貯まる量
と定まっています。
といっても感覚的にはピンとこないと思います。
感覚的には、
傘がないときに我慢できるかできないか迷う「微妙な雨」だと思います。
2ミリからは「雨が降っている状態」で傘をささないと濡れてしまいます。
5ミリはしっかり雨が降っている状態といえます。
なんとなくイメージがついてきましたか?
今回は降水確率に関わる算数について考えましたが、
降水確率も数字で捉えると分かりやすいと思います。
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