天気予想の算数 ~割合~ | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

天気予報で降水確率 80%や70%という言葉を見かけます。

感覚的には、80%なら雨が降りそうで、20%なら降らないように思えます。

 

ですから、80%で雨が降らなければ、
80%なのに降らないってどうして??
と思ったりします。

降水確率って何なんでしょう?


降水確率は、

「同じ気象条件のときに何%(1ミリ以上の)雨が降るか?」

ということを表しています。

たとえば、降水確率が80%ということは、

降水確率が80%の日が100回あったら80回は雨が降るという意味です。

ですから、20回は雨が降らないのです。


ここでの「雨が降る」とは、「1ミリ以上の雨が降る」という意味です。


1ミリの降水量とはどれくらいでしょうか?

正確には、

1m×1mの箱に1時簡に深さ1.0ミリ~1.9ミリの水が貯まる量

と定まっています。


 

 


といっても感覚的にはピンとこないと思います。

感覚的には、

傘がないときに我慢できるかできないか迷う「微妙な雨」だと思います。

2ミリからは「雨が降っている状態」で傘をささないと濡れてしまいます。

5ミリはしっかり雨が降っている状態といえます。


なんとなくイメージがついてきましたか?


今回は降水確率に関わる算数について考えましたが、
降水確率も数字で捉えると分かりやすいと思います。
 

 

 

 

< 関連記事 >

買い物の算数

 

野球の算数

 

食塩水の問題のコツ

 

 

< コラム集 >

割合をマスターしよう (割合のコラム一覧)

 

お母さんが読むだけで、子どもの算数や数学の成績が上がるコラム