分数、初めの一歩 | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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分数はどのように理解したらいいのでしょうか?


分数の感覚を養うには、ピザで考えたらよいと思います。

たとえば、ピザを8人で分けるとき、8等分します。

 

 

 

そのうちの1かけらが 1/8 です。

1/8 枚というと分かりやすいかもしれません。

 

 

1/8 が4つで、4/8 ですが、
これは半分ですから、1/2 です。

このように約分も直感的に分かります。

1/8 + 1/4

を計算するとき、
1/8 枚と 1/4 枚ではたせません。

1/4 枚を1/8 枚が2つ、
つまり、2/8 に直すことで、

1/8 + 1/4 は、

1/8 + 2/8 なので、
1/8 が3つで、3/8 と分かります。

通分も直感的に分かります。


同じように12等分を考えれば、
1/3 や 1/6 の感覚も身につきます。


このように、分数を習い始めの頃は、

円の8等分や12等分で練習することで、
分数の感覚をつかむことができると思います。



これは算数の学習で、本質的な練習だと私は思います。

 


なぜなら、30°,45°,60°へとつながり、
さらに、三角比、三角関数へとつながる道だからです。

 

 

 

 

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