「払ってくる」、と書いた2日前のブログの直後。
払ってきた。
これで完全に泥沼に足を突っ込んでしまった。
中華カーボン、本当に満足いくところまで、扱えるんだろうか、俺に。。。
さて、そんな個人的な不安は別として、今回は中国とのお金のやり取りについて書いてみる。
中華カーボン調達の先達たちのブログを拝見していると、圧倒的にPayPalでの支払が多い。
まずはその手軽さ、そして対応に不安のある相手に対して第三者の信頼置ける金融機関。
まぁ妥当だろう。
しかし私には課題がある。
PayPalってクレジットカード使う。
つまり家内に購入金額が伝わる。
夫婦に隠し事は無い我が家ではあるが、これは正直面倒。
お互い知らぬが仏、な場面もある。
結論を言えば、現金支払いが出来ないか?ということだ。
で、相手にも相談しながら探したのが、
WESTERN UNION (海外送金サービス)だ。
特定の海外の相手に対し、送金を代行してくれるサービス。
手続き的には
1)窓口に行って、書類に必要事項を書く。
2)窓口で必要な金額を支払う。
3)受け取るために必要な番号を発行してもらう。
4)受取人にその番号を通知する。
で、完了。
意外に簡単。
ただしこの場合注意すべきことは、相手が十分に信頼できること、だ。
引き出されたら終わり。
もしそれが詐欺だったとしても、もうお金は戻っては来ない。
かなりリスクの高い支払方法だ。
本来ならば、少額の取引で、お互い確実に届くことを確かめ合って、十分な信頼関係においてやるのがふさわしいだろう。
しかし、私からすればそんなのは面倒。
コンタクトしてから今日まで、何のためにわざわざ面倒な価格交渉やレスポンス速度、問うてる内容の矛盾点などを気にしてきたのか?
全ては、この取引における相手の信用度を図るためだ。
そして何かあった時のクレームの上げ先、メールのエビデンス、これももちろん手中にある。
来るなら来い。そんな心境で、取引初回ではあるが、この仕組みを使うことにした。
送金後、購入先の窓口の女性に確認をお願いしたら、
「11月4日まで担当が不在なので、ゴメン、それまで待って。しっかり確認するから」
という非常に微妙なメールが送られてきた。
そして、同時に
「ありがとう、送金は確認できていないけど、貴方が送金したエビデンスは見たので、こちらも出荷の準備を進めるわ。」
というメールも着た。
このメールだけで判断すれば、怪しいとも取れる。
でも、大丈夫だ。
現在日本からの受注が絶好調なメーカーが、たった数万円で、企業の評判を全て0にするような詐欺行為を行うとは到底思えない。1週間密に窓口の彼女とも連絡を取り合ったが、彼女の言動も信頼できる。
11月4日まで、まずはじっくり待ってみようと思う。
WESTERN UNION という送金手法は、少し独特なのかもしれないが、手数料が安く、手続きも簡単なので、試してみる価値はあると思う。
中華カーボン。
ここまでのやり取りに置いて、このメーカへの不信感は全然無い。
これが11月4日以降、急変するのか?
それは、私も含めお楽しみだ。
次回: 難航中