幽体離脱、小泉元総理訪問NO2 | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

私の頭は、まだはっきりとはしていなかったが

誰かを探しているのだという感覚だけはあった。

この光に向かって、ユラユラ揺れるように

歩いて行った。


そしてドアをくぐり抜けるように、

この光の中へと入っていた。

(続く)





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そこは、何処か書斎を思わせる

ような所だった。

低いテーブルと、高級そうなソファが

それを囲んでいた。

私はそのへんに立っていた。


ソファに腕を組んで座っている人物がいた。

ロマンスグレーというか、白髪で

着物を着て寛いでいた。

私の方を見上げ、かすかに笑っている。

というより、面白がっているようだった。


体脱の直後は思考が鈍っている。

〈小泉さん、何を考えている〉

私は挨拶することも忘れ、ぼんやりと

そんなことを考えていた。


ここはどこだろう?とか、この人は

誰なんだろう?とか、そんな当然の

ことも考えつかなかった。


           「うん? 百科事典!!」

           「百科事典だよ」

「は~~!!」

           「そこに何でも書いてあるよ」

「人名辞典の…事ですか?」


私は妙な声を出し、つまらないことを

訊いてしまった。

この人は、私の心の呟きを読んだようだった。


それでやっと私は、この人が小泉さんで

私は、小泉さんを訪問しにきたのだと

いうことを思い出した。


〈百科事典〉とは一体、今どき何を言って

いるのやら理解できず、おかしな質問を

してしまった。

小泉さんに気がつくのも遅かった。


すぐに、この場所を離れ勝手に

移動してしまった。

米国の軍港らしきところにいた。


よく晴れて太陽が眩しく、乾燥していた。

それで、思わず砂漠地帯のイメージと

重なってしまったが、確かにドッグが

あり、スロープには古いイージス艦が

引き上げられようとしていた。


私は海を背景にしてそれを見ていた。

遠くの方には、岩肌を剥き出しにした

山脈が見えており、この軍港の向こう

には、荒野が広がっているようだった。


イージス艦は何故か陸揚げされてしまった。

修理やメンテナンスではないようだった。

作業者は船首、船尾を溶断し始めた。

これは解体作業だ。


この船は、イージスシステムを

搭載した老朽化した原子力艦だった。

原子炉を解体するのは至難の業で

建造に匹敵する程のコストがかかるという。


「手っ取り早く金をかけずに…‥ばらす方法があればな…」

そんな声が、造船所のどこかから聞こえてきた。

打ち合わせをしている、エンジニアたちの

会話のようだった。

「誰だって、同じことを考えるさ」


彼等の会話の中に「アバーブ」という

言葉が何度も聞こえてくる。

アバーブ?…何か意味ありげに

使われていた。


「大人の選択が必要なのさ」

一人が、私の方を向いてはっきりと

そう言った。


彼等は、原子炉を内心苦々しく思って

いるようだった。

原子炉搭載の艦船は、造船所の光景を

一変させてしまったらしい。


放射線は、工場やドックだけでなく

エンジニアや作業者の心も汚して

しまった。


私はこの軍港で、それなりの姿形で

アストラル体を持って、歩きまわって

いるようだった。

不意に背中を掴まれ、後ろに引っ張られ

たかと思うと、別の場所にいた。


見慣れた感じの、懐かしい、しかし

殺風景なつまらない所だった。

すぐ日本の何処かだとわかった。


ここに私の古い、かつての友人がいた。

この男は元警察官で、警察ヘリの

(自称)優秀なパイロットだった。


家業を継ぐために警察を辞めたが

軍事オタクで、ホラ吹きで、ペテン師で

その上に、傲慢が胸を張って歩いている

ような男だった。

(続く)

マサト




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《連絡です》

近々、《ミッション・ゾンビレトリーバル》

というヘミシンクワークを行います。

共同探索者募集しています。


マ~ヤさんのブログ《ゾンビレトリーバル参加者募集》

http://ameblo.jp/violetgrace/entry-11674717220.html - cbox


無数のゾンビがいると思われますので、

強力なあなたのエネルギーが必要です。

参加者のエンパスは2人を4人に、

4人を16人、以上の力に増幅させます。


ワークは、もう既にスタートしていますので

今月の満月、18日辺りまでを区切りとし、

その後、各自でシェアしていただければ

と思います


自由にご参加ください。

もし参加表明される方がおられましたら、

マ~ヤさんのブログか、私のブログに

コメントいただけると嬉しいです。







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