シリーズフィナーレが近付いてきました | 松村マサル子の日常に訊け!

松村マサル子の日常に訊け!

役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

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モノが動かず、業種に関係なくヒマな月と言われる2月。今月も残り少なくなってきたねぇ。事業者の人ン中にゃ、今月なんざ早く終わってくれって人もいンじゃね?早く忙しくなってくれ、ってさ。

そンな世の流れにも関わらず、毎日バタバタしてるアタシがいるのね。利益も出ないコトにかけずり回ってるアタクシがおりまして。っていうか、後始末的な部分?アテが外れて、その処理にてんてこ舞ってるだけか。昨日書いた話もその流れ弾だったンだけどさ。ったく、こンなハズじゃなかったんだけどねぇ…。こンなコトのために走り回ってるハズじゃなかったけどねぇ。ま、そうそう思い通りにいくモンじゃありまへんな、人生ってヤツぁ。

でもまぁ、やっと週末になってくれたってコトさ。やっと休める段になったくれたってコトよ。ぶっちゃけ、平日は気ィ張りまくりでさ、休む気分なんざありゃしねぇし。明日は土曜とは言っても月末だからさ、まだまだ、ではあるけど。

でも金曜ってな、やっぱ気分が違うわね。実情は別として、週末って気がするのね。その空気感がさ、地味ながらもウキウキ感を強引に持ち上げてくれる気がするのよ。そうでもなきゃなってらンねぇって。いっぱいいっぱいな生活に耐えらンねぇよ。
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そういう週末気分な金曜日、ウチに帰った夜はWOWOWの週イチ寅さんシリーズよ。コレが始まったのって去年だっけか。とりあえず観るのは後回し、まずは第1作から録ってるこのシリーズをね、ディスク編集のために録るコトから始めてさ。

何本かは失敗したけど、いい感じにBRディスクボックスも出来上がりつつありますよ。10枚セットで。後ンなってからまとめて観る、この幸せったらねぇぜ!
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でもこのシリーズもいよいよ大詰め、今日は第47作めだからね。ってコトはだ、来週の放送で本作がおしまいってコトじゃん。49作目は渥美さんが亡くなった後にオマージュとして作った、ほとンど編集版って感じだし。

そう思うとさぁ、やっぱ名残惜しい気持ちにもなるね。また最初っから再放送して欲しいな、って。こンだけの本数だし、またもう1年間もつじゃん?まぁ、ソレはないわな、残念だけど。WOWOWのPRIMEで再放送してくれてるし。

そうそう、今日の放送は47作目『拝啓車寅次郎様』だったのさ。名残惜しいモンで、放送のまんま観ちゃったい。

観た人なら誰でも分かるコトだけど、この頃は完全に往年の流れを変えたいと思ってるフシが見えるよね。コレよかもっと前からだけど。大人になった満男に寅さんの二代目を襲名させたいみたいな、さ。カタギver.の寅さん、ってさ。

大体さぁ、この作品は問題じゃね?如何にダンナとうまくいってない女性とは言え、人妻と恋仲になっちゃいけねぇやな。ソレは粋ってワクに納まンねぇだろ、ソレは寅さんの哲学じゃねぇだろ。確かに軽く酔ってスネるかたせ梨乃さんもかわいいけどね。でもソレはソレ、コレはコレ。ソンくらい、寅さんはどうでもいい存在にされちまってたってコトかも知ンないなぁ。最晩年の作品だしね、分からンでもない。
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ソレよりも何よりも、何ンつってもこの作品の最大の売り、もう牧瀬理穂さんしかねぇぜ!この頃っつったらハタチそこそこじゃね?微妙な芝居の云々はどうでもいいじゃん、素直な女の子らしく、喜怒哀楽だけはハッキリ出してるし(まぁ、その部分だけだったら楽だよね)。でもそンだけでね、めっちゃかわいいンだよね。技術だのなんだのって、もうどうでもいいね。本人の人間力勝負な時期だってコトでさ。つんのめってるデコもかわいいし。
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そうだよ、最初の劇団仲間とそういう話もしたコトあったじゃん、まさにその当時。そうだよ、思い出した、俺ってマキセのファンだったンじゃん。そっか、だったらかわいいと思うのも当然じゃんよ。在りし日の、焦がしてた胸を思い出すのも当然じゃんよ。

あぁ、いいね。金曜の夜らしい空気やね。

でもさぁ、コレも誰もが思ってるコトだろうけど、満男はどうにもモテ過ぎなンだよ!マキセの前は、現・アレジのヨメだし。美人さんばっかあてがってさぁ、山田監督、ちょいと優遇し過ぎたンじゃないッスか?つまりは、やっぱ流れを意識してたのかな。