「 イントゥ・ザ・ワイルド 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " INTO THE WILD "


監督 ショーン・ペン
原作 ジョン・クラカワー
音楽 エディ・ヴェダー
出演 エミール・ハーシュ
   マーシャ・ゲイ・ハーデン
   ウィリアム・ハート
   ジェナ・マローン
    キャサリン・キーナー
    ヴィンス・ヴォーン
    クリステン・スチュワート
    ハル・ホルブルック


 クリストファー・マッキャンドレス
 1968年2月12日、カリフォルニア生れ


マーシャは遥か遠くから
息子クリストファーが自分を呼ぶ声を聞いた


列車で雪景色を眺め
ユーコンでヒッチハイクをし
クリストファーは2日前フェアバンクスに着いた
その奥に数ヶ月滞在する予定で
ヴィンスに手紙を書いた

そしてクリストファーは
雪を踏みしめ歩く
大自然の中へと


クリストファーは
大自然の中で1人
$0・・映画toほげほげ-エミール・ハーシュ


森の中に
乗り捨てられた
不思議な古いキャンプバスを発見
$0・・映画toほげほげ-不思議なバス

中を片付け
そこに住む


 1992年5月

クリストファーは
2年間 大地を歩いてきた

これ以上文明に毒されないよう
逃れてきた

そして今2年の放浪の後
最後で最大の冒険が待つ

偽りの自分を抹殺し
精神の革命を成し遂げようとしている


 その2年前

アトランタ、ジョージア州
クリストファーはエモリー大学を卒業した

父ウィリアムと母マーシャも
妹ジェナも
卒業式に参列した


昔、父と母はこの大学を卒業し
2人は結婚した
それは過ちだった
と、クリストファーは思う

父はNASAで人工衛星の設計をしていたが
そこを辞めコンサルティング会社を始めた
でも会社が利益を生み出す頃には
家庭は破綻していた

初めての家族会議で
離婚する考えが伝えられた

結局 離婚しなかったが
ケンカは日常のこと
クリストファーと妹は心を閉ざした


父と母と妹で
クリストファーの卒業を
レストランで祝う
$0・・映画toほげほげ-ジェナ・マローン

クリストファーの成績は悪くない
貯金もある

父と母はクリストファーが
ロースクールに進むものと思っていた
卒業祝いに新車を買う予定でいた

クリストファーは新車を欲しがらない
ボロボロの車で満足している


クリストファーは貯金をすべて寄付し
身分証を焼く


 第1章 : 僕の誕生

クリストファーは両親に何も告げず
ボロボロの愛車で
アトランタを後にし西へ向かう

車は嵐で動かなくなる
車を捨て
残った金を燃やし
徒歩で西へ向かう


 ミード湖、アリゾナ州
  1990年7月

テントに泊まり
目覚めれば歩く


 パシフィク・クレイト山道、北カリフォルニア
  1990年8月

クリストファーは車道へ降り
レイニーとキャサリンの車をヒッチハイク
2人はヒッピー
車で移動する"タイヤの放浪者"


第2章 : 思春期

 -不思議なバス3週間目-

 サウスダコタ東部 1990年月10日
ヴィンスの農場を手伝う

 コルステ海 1990年12月2日
第3章 : 人間らしさ
コロラド川を下りメキシコヘ
 -不思議なバス7週間目-
第4章 : 家族
 スラブ・シティ 1991年12月18日
クリステン16歳と出会う
$0・・映画toほげほげ-クリステン・スチュワート

 -不思議なバス9週間目-
最終章 : 英知を得る
 ソルトン・シティ
ハル老人と出会う
 オーマイゴッド温泉 アンザ・ボレゴ砂漠 1992年1月12日
                     1992年3月22日
 -不思議なバス100日目-

1992年8月18日



   $0・・映画toほげほげ-ウィリアム・ハート




   映画の軸は3つ

   両親への不審
   2年間の放浪
   アラスカでの孤独な生活   


   頭でっかちだった青年
   ちぐはぐな行動

   文明を嫌い、金を捨て
   自然に帰ろうとするが
   旅を続けるには
   文明の中で働く人たちの
   情けに頼るしかない

   文明が作った服を着て
   文明が作った道路を歩き
   文明が作った銃で猟りをする

   自分の金を焼いて
   他人の金にたかる

   病んだ社会で生まれた頭でっかちは
   病んだ文明の中でしか生きられない


     ワイルドとは自然の事
     荒々しいだけではない
     時に優しく美しく
     時に豊かな恵みをもたらす

     人間も自然の一部
     文明も自然の一部

     人間が醜いのではなく
     文明が醜いのではない

     醜いのは
     自分たちが自然を支配していると思う
     傲慢さ
     その傲慢さがもたらす
     文明の間違った方向への過剰な発展


     それに青年が気づき始めた時
     青年は自然に囚われる


   青年の心の変化を
   詩情豊かに描く
   ロード・ムービー


 $0・・映画toほげほげ-エミール・ハーシュ


2007年 アメリカ映画 148分 製作費1,500万ドル
 ゴールデン・グローブ 歌曲賞受賞



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