" AVP ALIEN VS. PREDATOR "
監督 ポール・W・S・アンダーソン
出演 サナ・レイサン
ラウル・ボヴァ
ランス・ヘンリクセン
ユエン・ブレムナー
コリン・サーモン
10月3日 2004
低軌道を飛ぶ
ウェイランド社人工衛星 PS12は
南極ペーベ島に正体不明の熱源を発見
それを衛星追跡施設の社員が知り
社長ランスに報告
社長の秘書兼ボディーガード・コリンは
登山が得意な冒険家の
環境工学者サナに接触
コリンは
考古学者ラウルと
助手のトーマスにも接触
化学工学者ユエンも呼ばれる
その他諸々十数名
集められたのは
南極へ向かう破氷船
人工衛星が捕えた熱源を分析すると
そこにあるのは巨大地下ピラミッド
メキシコのアステカ文明
カンボジアのカンコール遺跡
エジプトのピラミッド
全ての文明の特徴を含む
世界最古の文明の可能性あり
最大の謎は
突然熱を発し始めたこと
ウェイランド社社長ランスは
誰よりも先に謎を究明したい
その頃
カニ星人の宇宙船は
月の脇を通過
南極へ掘削ビーム発射
雪上車で地下ピラミッドへの
トンネルの入り口へ
人工衛星の映像から分析するに
24時間以内に掘られた
人間の技術を超えている
トンネルを通って地下へ
その頃
宇宙船から
3機の小型ポットが南極に着陸
地下で
巨大な洞窟の中に
巨大な神殿風の建築物を発見
長後頭星人の壁画も発見
その時
神殿の奥深くでは
センサーが作動
捕獲されていた長頭星人が
解凍される
ラウルが
壁に古代文字を発見、解読
選ばれし者のみ入るべし
3人のカニ星人は
トンネル入り口に到着
光迷彩軍服着用
警備兼サポート班を襲う
ランス社長調査隊は
生け贄の祭壇を発見
生け贄のお腹には穴
神殿の奥深くでは
長頭星人が卵を産む
3人のカニ星人は
トンネルから地下へ
そして神殿へ
長頭星人が産んだ卵は
生け贄の間に送られる
神殿の中は
トラップがいっぱい
カニ星人2人は
長頭星人の餌食
考古学者ラウルが
また古代文字を解読したところによると
数千年前
カニ星人は地球に来た
人類に建造技術を教え
神とあがめられた
100年ごと彼らは戻って来て
生け贄を求める
究極の獲物を繁殖させるために
カニ星人たちは
長頭星人と戦い
勝利した時は
勇者の印を体に刻む
カニ星人が敗れた時は
すべてを抹消し
文明は一夜にして消える
熱源は
人間を呼び寄せる罠だった?
ここは長頭星人の監獄?
カニ星人は?・・・
「 エイリアン 」の長頭星人と
「 プレデター 」のカニ星人を
戦わせてみました
「 エイリアン 」も「 プレデター 」も
見た事がない人には
どうでもいい映画
「 エイリアン 」と「 プレデター 」を
両方見た人には
微笑ましい映画
カニ星人とはコミュニケーションが取れないので
彼らの真意は分らないが
地球にやって来たのは
多分
闘牛士とか
グラディエーターとか
バトルランナーの類いでしょう
ピラミッドは
カニ星人の特設バトルフィールドで
人間も長頭星人も
罠にはまった
同じ下等動物なんでしょう
その中で生き残るには
カニ星人の同情を買うしかない
長頭星人は
成長する過程で他の動物に寄生する
寄生する動物がいなければ
変態できない
宿主の数により多くは
成体になれないはずだが
カニ星人の
自己中心的騎士道精神や
高い科学技術を
こんな事に使うのは
人類への皮肉か風刺か
2004年 アメリカ映画 101分 製作費6,000万ドル
低軌道
地球表面からの高度350 kmから1400 km
中軌道
地球表面からの高度1400 kmから36 000 km未満
静止軌道
地球表面からの高度36.000 km前後
人口衛星は
軌道が高くなるほど引力の影響が弱くなるので
飛行する速さがゆっくりになる
静止軌道の人工衛星は
24時間で地球を一周し
約9,400km/hで飛行し
最も低い軌道の人工衛星は
1.5時間で地球を一周し
約27,400 km/hで飛行する
ちなみに
赤道付近の地球表面は
約1,667 km/hで自転し
日本付近の地球表面の自転速さは
約1,350 km/h
音速を少し越える
虎穴に入らずんば虎子を得ず
の、諺はあるが
墓穴を掘る
の。言葉もある
虎児が欲しいなどと
欲をかかなけれぱ
墓穴を掘ることもない
でも
人間の好奇心は
墓穴を掘りたがる
例えば
核廃棄物は
地中深くに埋められる
それは
四千年もすれば
馬鹿な人間が
必ず掘り返す
必ず
掘り返す
・