informant = 情報提供者
監督 スティーブン・ソダーバーグ
出演 マット・デイモン
スコット・バクラ
ジョエル・マクヘイル
メラニー・リンスキー
神田瀧夢
実話に基づく映画だが
一部の出来事と人物は脚色
セリフは誇張されている
あしからず
アーチャ・ダニエルズ・ミッドランド社
通称"ADM"
フォーチュン500で44位の会社
ADMはコーンからブドウ糖を抽出し
アミノ酸"リジン"を作っている
1989年から
その世界最大のリジン工場の
最高責任者を勤めているのが
ADM社員マーク・ウィテカー
ディケーター イリノイ州
ADMリジン生産工場
1992 10月
ウィルス汚染によりリジン生産が減少
月700万ドルの損が出る
これは"味の素"の社員による妨害工作
1千万ドル出せば妨害をやめると
恐喝の電話をマークが受ける
マークはミック副会長に相談
副会長は恐喝に応じる姿勢
極秘で値段交渉をしろと指示
が、FBIが介入
マークは
家の電話に録音器を着けに来た捜査官に
リジンに関する価格カルテルがあることを告白する
我が社と日本・韓国の会社でカルテルを結んでいる
会長と副会長のアンドレアス親子に指示されて
窓口になっているのは僕だ
いずれカルテルの事は表に出る
真っ先にスケープゴードにされるのは僕だ
マークは司法取引をし3年間
FBIのスパイとしてカルテルの情報を提供する
彼は英雄になるはずだっが・・・
実話をコメディーにしてます
主題は企業間の闇取引ではなく
それに隠されたマーク・ウィテカー (Mark Whitacre)
の呆れた物語り
マークはすっごくいい加減
楽観的
危機感がない
人の話を聞かない
すっごいほら吹き
彼はその性格から
まわりを引っ掻き回し
自らどつぼにはまる
開いた口がふさがらない
2009年 アメリカ映画 108分