" DUPLICITY "
duplicity = 二枚舌
監督 トニー・ギルロイ
出演 ジュリア・ロバーツ
クライヴ・オーウェン
クライブはMI6の工作員、ジュリアはCIAのスパイ
クライブは女性を口説くテクニックは世界一
と、自分では思ってる
しかしジュリアの色仕掛けにころっと引っ掛かり
防空の機密書類を盗まれる
それから3年後
クライブは偶然ジュリアと出会う
そこでジュリアから
二人で組んで大儲けする話を持ちかけられる
彼女の想定儲け額は4000万ドル
それから2年後
二つの会社で熾烈な競争が行われていた
( 会社の名前が覚えにくいので日本風に )
資生堂は近々もの凄い新製品を出すらしい
カネボウはスパイを雇い新製品の情報を探る
資生堂もスバイを雇い対抗する
ジュリアはCIAを辞め、資生堂のスパイの一員
クライブは計画の全貌を聞かされぬままジュリアの指示で
MI6を辞め、カネボウのスバイの一員になる
資生堂のもの凄い新製品の秘密を盗むべく
スパイ活動は激化する・・・・
( 本当は資生堂もカネボウも出てきません、念のため )
落ちも決まってまずまずの出来
是非見て下さいと言うほどではないが
見た後ニヤリとさせられる
スパイ物というと国家を巻き込む大風呂敷が多い昨今
それを逆手に取って風刺したコミカルなスパイ物語
2009年 アメリカ映画 125分
MI6とは
イギリス情報局秘密情報部の通称
前身は軍情報部第6課(Military Intelligence section 6)
その略称が今でも通称として使われている
イギリス情報局保安部は
同じ理由からMI5と呼ばれる
イギリス軍情報部は9課まであったらしいが
他の課は活動が地味だったのか
MI5,MI6以外の通称はほとんど使われない
ジュームス・ボンドもMI6の諜報員