スタンリー・キューブリック | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

Stanley Kubrick


映画監督 
常に完璧主義を貫く


 1928年7月26日 アメリカ生まれ
 1945年 ルック誌のカメラマンとなる
      近代美術館のフィルム・ライブラリーに通ううちに
      映画に興味を抱く

1951年 「拳闘試合の日」監督・撮影 短編
1951年 「空飛ぶ牧師」監督・撮影 短編
1952年 「海の旅人達」監督・撮影 短編

1953年 「恐怖と欲望」製作・監督・撮影 最初の長編
1955年 「非情の罠」監督・撮影
1956年 「現金に体を張れ」監督・脚本
1557年 「突撃」監督・脚本
1960年 「スパルタカス」監督
1962年 「ロリータ」監督
1964年 「博士の異常な愛情・・・」監督・脚本
1968年 「2001年宇宙の旅」製作・監督・脚本
1971年 「時計仕掛けのオレンジ」製作・監督・脚本
1975年 「バリー・リンドン」製作・監督・脚本
1980年 「シャイニング」製作・監督・脚本
1987年 「フルメタル・ジャケット」製作・監督・脚本
 1996年11月 アイズ・ワイド・シャット撮影開始
 1998年4月 クランク・アップ
 1999年3月7日 没 イギリスの自宅で
1999年7月 「アイズ・ワイド・シャット」製作・監督・脚本


様々なテーマの映画を作ったキューブリックだが
その映像とスタイルには一貫した形式がある
左右対称の構図を好み、白と赤を好む
歩く人物を真正面あるいは真後ろから撮る
なめらかに動くカメラ
自然光を好み、不自然なライティングを嫌う

映像を映像として魅せ、説明的カットを嫌う
彼の映画は事実を突きつけるだけ
事実が何を意味するかは説明しない
なぜそうなったかは説明しない

彼はただ映像を私たちに提供し
解釈は私たちに任される
あるいは解釈など必要ないのか

善か悪か、美か醜か
彼には関係ない
ただあるがままに見せるだけ
必要なのは、あるがままに見る事だけなのか

また一方
彼は冷徹に人間を描く
人間の御技に何の意味があるのかと問う
彼が描く主人公は苦労して何も得ない
歩き始めた場所に帰ってくるだけ

彼は問う
人は生まれ死の中へ帰って行く
その歩みの中に何の意味があるのかと

彼は答えない
彼は問いかけるだけ