安倍夫人の居酒屋へ行ってみたかったワケ。 | Keep a journal @ 山脇りこ/Riko's Kitchen

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日々の、食、衣、住、旅、好きなことをつづっています。

『美人じゃないけど、すてきな人。』



美人じゃないけど、すごくすてきな人、というのがいます、よね?

高校生の時、学年で一番モテる!と評判だった彼女は、冷静に見ると決して美人ではなかった・・・と思う。スリム系だけど、スタイル抜群というわけでもなく、胸が大きいとかでもなく、どちらかと言えば親しみのもてる胸で(ごめん)。


決してファッションリーダーでもなかったけど、当時の高校生@地方・・的なおしゃれの本流には敏感で、無難さの中にセンスを感じる装いで、全体に清潔感があって。

たとえ体育のジャージ(えんじ色でかなりやばかった・・遠い目)でも、アイロンがびしっとかかった白いシャツのイメージになる“魔法”を持っていた。

話し方は穏やかで、字もきれいで、勉強もできたし、かといってガリ勉の要素はなく、

ギャグの切れもよい。


聞き上手で、まめに気を使う。それも“私のこと、(優先的に)気にしてくれていたのね!”と感激(誤解?)するようなことをあくまで自然に、戦略性ゼロで、やってくれちゃう。

そして笑顔、いつも笑顔。

女子にもとてもとても人気があった。

彼女を嫌いだという人はいなかったのではないかな?いても、大きな声では言えなかったと思う。



卒業から20年以上が経っているし、彼女の結婚式以来、彼女とは会えていない、にもかかわらず、今でも、あの絶対魅力はどこから生まれていたのだろうか?と時々思い出してしまう。もしかすると、彼女以来、あんなにまですべての人を魅了する女性に会ったことがないかも?と思っていたくらい。
どんな美人も彼女を越えることがない。いやはや、稀有な人なのです。


しかし最近、そんな彼女に通じる、いやはやほんとにイイ感じな人だな~特別に美人じゃないけど、すごく魅力的!と思う女性に出会いました。

いや、出会ってはいないわ、発見!しました。それもFBで。



安倍昭恵さんという方。もちろん、直接話したこともないし、単なる予感?と言えばまあ、そんな感じなのだけど、昭恵さんのFBのウォールやコメントを見て、あのときの彼女を思い出したのです。


なにせなかなかあのポジションではできない?スーパーフラットなコメント。

ソーシャルメデイアは、水平思考の人が気持ちいいと思うけど、まさにそのもの。

並みの総理夫人(並みって・・)だったら、ためらわれるような、

余計なことをいっぱい考えて逡巡してやめていまうようなコトも、普通に書く。

さらにリアル友達のウォールにふっつーにコメントする。(共通の友人のウォールへのコメントに時々びっくりします。)批判にも応える。反論もする。


居酒屋経営のことが話題になった時のコメントも潔く気持ちよく、とてもスマートでした。

そこには、うそくささや嫌みが全くない。合わせて、いつも、茶目っ気とユーモアのセンスも。そしてなによりも、書かれることや行動のベースに、愛情があって、愛されて育った、育ちの良さをすごく感じるのです。


言うまでもなく、日本でも有数の企業の創業者ファミリーに生まれ、これまた有数の政治家ファミリーに嫁いだ人。育ちの良さが随所にあふれるのは当然と思われるかもしれません。


でもね、何不自由なく育った人=育ちがいい、わけではないと思うのです。そんな人すべての、行動に発信に愛情があふれるわけではないから。やはり肝心な愛されて育ったかどうか?は外からでは計り知れないわけでもあるし。


そして、昭恵さんの外見も、またあの彼女を思い出させました。正直なところ、美しき普通だと思うし、着こなしを語ったりもしない。でも、そこにこそ、センスの良さを感じさせるし、TPOを大事にするというごくごく当たり前のことにも、ああ~、そうだよね、と改めて感心させられます。(ロシアにいかれたときとか、FBにある地元の会合とか)


さらに、抜群の清潔感。田植えの時の姿にさえ、すごく清潔感がある、しかも作業終了後の写真なのに、あら!不思議。


ドロドロとした濁流の中にいても、軽やかな人、あきらめずに前進を楽しめる人、

そんなイメージ。

そう、そして、そういえば、いつも笑顔。


翻って私の、憧れと羨望の魅力の彼女は、大学卒業後、CAとしてではなく総合職で英国の某エアラインに就職し、金融関係の年下男子に求愛されまくって?結婚。

英国人たちを含む周りのすべての男子が彼女をおとしたがっていた・・とか。

あの魅力は、外人にも有効なのか・・!と感動さえ覚えました。ロンドン駐在を経て、翻訳とかもやりつつ、今は2児の母。



なんだか、モテモテな上に、大地にしっかり足がついているでしょ?バランスもとてもいい・・・これもふたりに感じる共通項です。


この年になって思うのだけど、ほんとに、生まれ持った容姿は、言ってしまえば、あまり関係ないのだろうと。その効果だけでやっていけるのは、せいぜい、小学生?中学生?くらいまでのこと。でも綺麗な人がちやほやされるじゃない?と反論されるかもしれない。しかし、よーーーく観察していると、それは違う?


男女とわずモテまくっている人の魅力は決して生まれ持った容姿ではなく、

むしろ、今いい顔してる!ってことなんだと思うのです。

つまり、どんな風に生きてきたか?生きているか?なのではないか、と。


ずい分前に確かパルコ?の広告のコピーで「知性って顔に出るらしい・・」とかっていうのがあったけど、知性はもちろん、深い愛情や、ほんとうの賢さ、正直さ、バランス感覚、

フラットさ、柔軟さ、繊細さ、ともかく、顔にぜーんぶでるんだよ~んと、しみじみ。

生まれ持った顔より、自分で作ってきた顔。

それが、いいね!であれば、おしつけがましくないけど、圧倒的な、存在感になるのね、と。


そして、いい顔した人には、それを探し出せる、応分な知性と感性のある人が集まってくるのだと思う。それも、たくさん。だからまた合わせ鏡のように輝きが増す。で、みんなを大きなうねりのように巻きこんで、そこは不幸の予感のしないステキワールドに。(男子の例:中村勘三郎氏)


きっと、安倍さんの、高所恐怖症になるくらいの高支持率(石破さん談)も、彼女という徳のあるうねりの中にいるからこそ、なのではないかな、なんて。


しかし、どうしたら、そういう人になれるのだろうか?なんてことを思いながら、

UZU@神田(昭恵さんの居酒屋)に行ってきました(ミーハー魂炸裂。)。

みなさまも、もしいかれたらぜひ、トイレへ。私はあの書の文字の表情に、チョイスに、

彼女の魅力の一端を感じましたよん。奇抜さはなく&てらいがなく、だからこそ、

なるほど・・・と。


ああ、ホームでは愛されるように、80歳くらいまでに(遅っ)、そんな人に、私もなりたい。つめの垢~。


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