いまごろ?ですが、
4月のフランス旅のレストランを。
老後の楽しみのためにも、
これから出かけられる方のためにも?
リヨンから車で1時間半~2時間の山中にある、← ほんとうに山中っていうか山頂?
レジス・エ・ジャック・マルコン。
Regis et Jacques Marcon
http://www.regismarcon.fr/actualites-regis-jacques-marcon.htm
今回はめずらしく、
相方が行きたがったお店、
というか、多分、この場所に行ってみたかったみたい。
マルコンさん家の、
レジスとジャック(親子)という感じかな。
リヨンの駅でレンタカーを借りて、いざ!
※しかし、はじめ、カーナビがまさかのドイツ語で!どーなることかと。
そのうえ、1時間走っても、あと3時間と言う表示が出て、
超びびりました@私が運転手↓
アップグレードしてくれちゃって、超おっきなボルボ・・・汗。
高速道路をおりたら、ひたすら山の中を、
走る走る・・登る登る・・・どこにあるんじゃーーーー(>_<)
と思ったら、
つきました。
すごく小さな小さな街、じゃなく、町で、
サン・ボネ-ル村?
もともとこの町の真ん中に、
一軒のおいしいレストランがありました・・・というところからはじまったよう。
カフェが1軒、
お肉屋さんと八百屋さんとチーズやさん・・・オーベルジュが少し?
とはいえ、
きのこで有名な、豊かな農&酪農&チーズ地帯みたいで
だからこそ、
そこに根差して、
言うまでもなく地産地消のすばらしいレストランが生まれたのですね。
ここにお店がある意味が、
この大地であり、気候であり、気質であり、という三つ星レストランです。
ミシュランの3★の定義は、
はってでもいきたい
わざわざ訪ねて行きたい、なので、まさにその通り。
交通手段が車しかないので、
ほんとに、わざわざ行くのです!!
そして、たどり着いてまず、感激したのが
ホテルのすばらしさ。
もちろん、多くの人が、ディナーしたら泊まるしかない?ので、
オーベルジュです。
で・・・ホテルも5★のような、
快適さ、センスも抜群、眺めも最高!!
部屋からは
見渡す限り、草原と山。
ウサギが走ってます。(野生の子)
部屋もすばらしくて、
相方は、まず、陽がさんさんと入るお風呂に浸かったほど。WW
そして、ディナーへ。
こういう晩ごはん食べるためだけに泊まるって、なんともぜいたく。
1階はメインダイニングのためだけのフロアな感じで、
まずは、草原と丘陵を見ながら、
アペリテイフを頂き、
じっくりとメニューを。
「きのこの魔術師」と呼ばれるレジス・マルコン氏。
このあたりでふんだんにとれる、
セップやジロール、そのほかにもあらゆるキノコ料理がスぺシャリテ。
じゃ秋?ということで、
もちろんそうですが、ドライにした方がおいしい場合があるのが、
キノコ君たち。
そういう意味でも、魔術師なのだそう。
優雅なアミューズ時間がすぎたら、
メインダイニングへ。
こちらが、きのこのエキス100%の
超シンプルなスープ。
スープと言うか、煮だし汁というか。
紅茶のバックみたいなのに、きのこがぎっしり。
お魚はシェフ自らがサーブして下さいました。
そこで、お願いしてみたら、キッチンを見せて下さることに。
うれしいっ
シェフはほんとに、3つ星シェフってみなさんそうですが、
優しげで(厳しいのに)、腰が低く(自信にあふれているからこそ)、
気さくな方で、
そして、とってもハンサム。
あ、なんと、ス―シェフは日本の方でしたよん。
こういう方が、きっとどこかで、数年のうちに話題のレストランのシェフだったりするのだろうな。
イタリアもかなり田舎まで行きましたが、
観光客がいなくても、
料理の修業に来ている日本人はいる!みたいなところ、
けっこうありました。
そして、デセールも。
私達は限界をむかえていたので、控え目に。
プティフールがほんとに、センス良くって、
森と草原に囲まれた秘密のレストランな感じが。
お砂糖も、きのこ♡
レジス・エ・ジャック・マルコン。
Regis et Jacques Marcon
は、2005年から3つ星。
いわゆる軽さを追求したフレンチではありません。
見た目はモダンフレンチですが、
味は、むしろトラディショナルで、
ソース、特に牛のジュを強く感じる、ガツン系のお味です。
そのバランスが、とても上手で、
このロケーションと相まって人々が愛するのだと思います。
フランスの人が世代を超えて好きなんじゃないかな、と思いました。
シェフ:Regis Marcon|レジス・マルコン
Jacques Marcon|ジャック・マルコン
http://www.regismarcon.fr/actualites-regis-jacques-marcon.htm
さて、やっと一つ宿題が。
でも、4月のフランスの最大の目的地であった、PICのことを書きたいっ。
忘れないうちに、
もっとも感動的だった、フランス唯一のミシュラン★3つの
女性シェフ、ソフィーのことを。なんとか今月中に。
→ 自分だけの世界。WW
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