先日収穫した宇宙芋(収穫時の記事→こちら)
宇宙芋は山芋と同じヤマノイモ科ということで、
先日収穫した地上部はムカゴで、地中にも芋が出来るのですが、
前回掘るのをすっかり忘れていたのを思い出し、掘ってみることにしました。
4株育てたので、4個あるはずです。
土の塊が出てきました。
土をはらってみると、
根がボーボー
ヒゲ根と呼ぶようです。
これを引っくり返すと、
地中の宇宙芋登場!
これは地中に出来てたので、ムカゴではなく正真正銘の芋と呼べますね^m^
山芋(自然薯)などと同じ仕組み。
ムカゴと違って地中にあったので、表面は湿ってます。
正確には塊根(かいこん)と呼ぶそうです。
他の部分を掘ると、
1ヶ所から2個出てきたところも。
4株から5個取れました。
ところで宇宙芋ですが、
宇宙芋やエアーポテトという名前が付いたのは近年のようで、
もともとは、
「カシュウイモ」という名前で別名「ケイモ」とも言うそうです。
中国原産です。
カシュウイモを漢字で書くと「何首烏芋」となるそうで、
カラスがこれ何?と首をかしげたぐらい変な芋ということ?と思ったら、名前の由来は、
まず、何首烏(カシュウ)とは、タデ科植物のツルドクダミの塊根のことだそうで、
「何首烏(カシュウ)」という名前が付いたのには伝説があり、
昔、生まれつき体が弱かった何田児という男(「何」は姓)がいて、
そのツルドクダミを見つけてその根を煮詰めて飲んだところ、
体が元気になり、頭髪は真っ黒になり、その後親子3代長寿となり、
孫は130歳になっても頭髪が烏漆で染めたように真っ黒だったそうです。
つまり「何首烏(カシュウ)」の
「何」は姓、「首」は頭、「烏」は黒を表していているとのことです。
そして中国では、このツルドクダミの塊根のカシュウは、
「黄薬子(おうやくし)」と呼ばれる漢方薬となっているそうです。
黄薬子については→こちら
ここまでは、ツルドクダミの塊根についての話。
それで結局、宇宙芋の根茎がドクダミの根茎のカシュウに似ているところから、
カシュウイモ(何首烏芋)と呼ばれていたということです(^^)/
宇宙芋(エアーポテト)という名前は、ムカゴが隕石に似ているところから近年命名されたようです。
続きは→こちら(宇宙いも料理)
宇宙芋の栽培を最初から見るには→こちらから!
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