宇宙いも(エアーポテト)地下部収穫と本来の名前 | ニャハハの家庭菜園-ポタジェと水耕栽培

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夫と二人暮らし。
2013年3月から野菜の水耕栽培、2014年4月から貸し農園で花と野菜の菜園「ポタジェ」作りを始めました。
鍬を持ったこともなかったド素人夫婦が体当たりでやってます。



先日収穫した宇宙芋(収穫時の記事→こちら



宇宙芋は山芋と同じヤマノイモ科ということで、
先日収穫した地上部はムカゴで、地中にも芋が出来るのですが、
前回掘るのをすっかり忘れていたのを思い出し、掘ってみることにしました。

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4株育てたので、4個あるはずです。




土の塊が出てきました。

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土をはらってみると、









56.jpg
根がボーボー
ヒゲ根と呼ぶようです。
これを引っくり返すと、









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地中の宇宙芋登場!
これは地中に出来てたので、ムカゴではなく正真正銘の芋と呼べますね^m^
山芋(自然薯)などと同じ仕組み。
ムカゴと違って地中にあったので、表面は湿ってます。
正確には塊根(かいこん)と呼ぶそうです。




他の部分を掘ると、

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1ヶ所から2個出てきたところも。





4株から5個取れました。

59.jpg



ベルところで宇宙芋ですが、
宇宙芋やエアーポテトという名前が付いたのは近年のようで、
もともとは、
「カシュウイモ」という名前で別名「ケイモ」とも言うそうです。
中国原産です。

カシュウイモを漢字で書くと「何首烏芋」となるそうで、
カラスがこれ何?と首をかしげたぐらい変な芋ということ?と思ったら、名前の由来は、


まず、何首烏(カシュウ)とは、タデ科植物のツルドクダミの塊根のことだそうで、
「何首烏(カシュウ)」という名前が付いたのには伝説があり、
昔、生まれつき体が弱かった何田児という男(「何」は姓)がいて、
そのツルドクダミを見つけてその根を煮詰めて飲んだところ、
体が元気になり、頭髪は真っ黒になり、その後親子3代長寿となり、
孫は130歳になっても頭髪が烏漆で染めたように真っ黒だったそうです。
つまり「何首烏(カシュウ)」の
「何」は姓、「首」は頭、「烏」は黒を表していているとのことです。
そして中国では、このツルドクダミの塊根のカシュウは、
「黄薬子(おうやくし)」と呼ばれる漢方薬となっているそうです。
黄薬子については→こちら
ここまでは、ツルドクダミの塊根についての話。


それで結局、宇宙芋の根茎がドクダミの根茎のカシュウに似ているところから、
カシュウイモ(何首烏芋)と呼ばれていたということです(^^)/

宇宙芋(エアーポテト)という名前は、ムカゴが隕石に似ているところから近年命名されたようです。


ベル続きは→こちら(宇宙いも料理)
ベル宇宙芋の栽培を最初から見るには→こちらから!


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