18世紀の館で演奏会 | Paris暮らし
コンサート無事に終了しました。

満席の大勢の皆様に喜んで頂き、
ちょっと不思議な気持ちです。
一度もお会いしたことのないお客様に囲まれて
こんなに良い時間を過ごせるなんて、
音楽の力はすごいなあ。と、思います。

演奏会はいつも、終わってしまうと
自分がやったことと思えない感じ。
なんというか、始まってしまえば
音楽は、勝手にどんどん進んで行くので、
その波にのって、いっしょにサーフィンしているような
楽しくて爽快な気持ちを
皆様といっしょに楽しんでいるうちに、
あっというまに終わってしまう感じ。

****

演奏している時間は、
まるで夢のような時間だけれど。
じつは、裏ではいっぱい事件が起きています。(笑)

まあ、これはいつものことです。
万全な状態で本番を迎えることって、
どういうわけかないんですよね。

クライマックス(?笑)は、
リハーサルに向かう車が、
途中で故障。(前日でよかった!(笑)当日だったら慌ててしまいます。)

車修理の看板をみつけて、
ボンネットをあけて、見てもらって。
水を入れて冷やしてもらったりして、
なんとか、会場までたどり着きましたが、
どうやら、あのままだったら、
煙をはいて、大変なことになっていたらしい。
帰りと、当日は、キャティーの同僚に送って頂きました。
感謝感謝。

他にも、それぞれ、
腕を痛めていたり、
頭が痛かったり、
足をひねっていたり。
問題は、きりなくあったのですが、
そういうのを、笑って「ま、どうにかなるでしょう~。」と、
いらいらしないのが、一番大事。

電話をするたびに、問題が増えているので、
mはパリで「やばいやばいやばい」と、日本語で(笑)
笑わせてくれました。

***

休憩時間には、主催者の方が、
「素晴らしいわ!感激しました。」と、
握手を求めて来て下さったり。

プログラム決めの時には、いろいろ迷ったのですが、
皆さん、エンジョイして下さったようで、
よかったよかった。

もちろん、演奏者自身は、
満足することはないので、
反省点は、たくさんありますが。
わざわざ大切な時間を割いて、
聞きに来て下さった皆様が、
少しでも幸せな気持ちになりますように。
という気持ちをこめて、
演奏させて頂きました。

***

昨晩パリに戻ってきたら、
mがご飯を炊いて
プルーンのタルトを焼いておいてくれました。

mのご飯を食べたら、
ぐーんと眠くなって、
12時間くらい眠ってしまった。(笑)

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広い広いお庭。
夏は、ここで野外コンサートをするそうです。
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コンサートの後は、主催者の方が飲み物と軽食を用意して下さって、
お客様とお庭で歓談しました。日本人と会ったのは、初めて
という方が大勢いらっしゃったようで、日本の文化や音楽について等、
いろいろお話をしました。
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