ミュージカル『ビューティフル』では
シュレルズやリトル・エヴァ以外に
黒人男性コーラスグループの
「 ドリフターズ/The Drifters 」や
「 ライチャス・ブラザーズ/The Righteous Brothers」など
アメリカン・ポップス界の歴史に欠かせない
アーティストやヒット曲がたくさん登場します
ジェリー・ゴフィン&キャロル・キングが
1960年代のヒットチャートの
トップを競い合った良きライバルが
バリー・マン&シンシア・ワイルです
『ビューティフル』で披露されていますが
バリ―&シンシアが
ライチャス・ブラザーズに提供した曲で
“ You've Lost That Lovin' Feelin' ”(1963年)は
トム・クルーズ主演の映画
「トップ・ガン」にも使用されています
名曲は時を超えて私達の心に残りますね
そして、キャロル&ジェリーが
シュレルズ以外に楽曲提供したもうひとつの
黒人女性コーラスグループが
「 シフォンズ/The Chiffons 」です
『ビューティフル』のシフォンズは
メインボーカルにエリアンナさん(画像左)
菅谷真理恵さん(画像右)
高城奈津子さん(画像右から二人目)
そして、MARIA-E(画像左から二人目)で
軽快なイントロから始まる
“ One Fine Day ”(1963年)を歌っています
同じメンバーで構成されているので
シュレルズだと思っておられる方もいるのかな
ちなみにイントロが流れると同時に
真っ先に舞台へ飛び出してくるのが
私…MARIAです(笑)
『ビューティフル』では
テレビ番組でシフォンズが歌うシーンを
撮影をしているという設定です
撮り直しでメイク直しの時に
メンバー同士で言葉を交わすのですが
ここは本当に雑談をしています
その時にはマイクが入っていないので
毎回、会話の内容が変わり
今日は何の話題かなと
楽しみにもなっていたりして…(笑)
ブロードウェイで上演され
大評判となった『ビューティフル』は
演劇界最高峰のトニー賞主演女優賞や
グラミー賞、イギリスのオリヴィエ賞などを
受賞した作品です
先日、ブロードウェイでは
1500回上演という記録も達成されました
他にも全米ツアーやロンドン公演など
現在も各地でロングランを続けています
そんな素晴らしい『ビューティフル』の
日本版初上演に出演できて
そして、帝国劇場という大きな舞台に
立たせて頂けて
MARIAは本当に本当に幸せです
舞台初日から今日まで
無我夢中で突っ走ってきましたが
8月26日(日)の千秋楽まで
一生懸命に頑張ります
皆さん、私達ビューティフル・カンパニーを
最後まで応援して下さいね