今日はミュージカル『ビューティフル』で
私達が演じているアーティスト…
1960年代前半のアメリカン・ポップス界を
華やかに彩った
黒人女性コーラスグループの
『 シュレルズ/The Shirelles 』について
書きたい思います
『ビューティフル』の劇中で
シュレルズが披露している楽曲…
“ Will You Still Love Me Tomorrow ”は
キャロル・キング&ジェリー・ゴフィン夫妻の
初めてのヒット曲として有名な作品です
1961年、女性コーラスグループとしては
史上初の全米チャート第1位にも輝きました
ミュージカル『ビューティフル』では
“ Will You Still Love Me Tomorrow ”が
誕生するまでのエピソードも
劇中で描かれています
劇中に登場するキャロル達の楽曲
“ チェインズ/ Chains ”もそうですが
シュレルズがリリースした
“ ベイビー・イッツ・ユー/Baby It's You ” (1962年)や
“ ボーイズ/Boys ” (1960年)という曲を
『 THE BEATLES 』がカヴァーしたという話も
オールディーズ・ファンの中で有名ですね
『ビューティフル』のシュレルズは
メインボーカルの高城奈津子さん(画像右)
エリアンナさん(画像左)
菅谷真理恵さん(画像左から二人目)
そして、私…MARIA-E(画像右から二人目)の
4人で構成されています
“ 開演5分前編 ”の動画で
紹介されていましたが
私達、シュレルズは円陣を組んで
“ 男前の気合入れ ”をしてから
毎回の出番に臨んでいます(笑)
本番中に些細なアクシデントがあっても
機転を利かして対処してくれる
頼りがいのあるお姉さん達とご一緒なので
とっても心強いです
最初、私服姿で登場するシュレルズが
(MARIAはこのグリーンのワンピース)
舞台上であっという間に
キラキラの衣装に変身して
アーティストになって歌いだす場面も
「イリュージョンのようだ」と大好評ですよ
エレガントなサウンドに
流れるようなハーモニーと
しっとり歌い上げるボーカル…
“ Will You Still Love Me Tomorrow ”は
とっても素敵な楽曲に仕上がっています
そういえば…
MARIAはリトル・エヴァの時も
舞台上でベビー・シッターの衣装から
ロコモーションの衣装に
一瞬で早替えしていますね
「どうなっているのか謎だ」
というご意見もありますが
えへへ…これはヒ・ミ・ツ(笑)
この『ビューティフル』は
ミュージカルをまだ観たことがないという方にも
楽しんでいただける構成になっていますので
ぜひ、ご覧になっていただきたい作品です