敷地が広く、かなり石の量を使います
二回の来県での見学と石材店さんからいろんな話を聞いて設計図は、お墓は洋型、基礎石一枚盤を敷いて玉垣をまわし門柱を設置するという形になりました。
当初は五輪塔のお墓を希望されていたのですが、ご家族が洋型が良いと言われ変更です。
また玉垣もご家族の希望で追加になりました。
石種はインドの石が吸水率が低くて硬いのでコストパフォーマンスの良い「アーバングレー」、「M-13」、「M-6」、の中から「M-13」が候補に。
お墓本体以外は中国材を通常は使うんですが、すべて同じ石を使用したいとの希望で外柵玉垣すべて「M-13」に。
敷地が4坪弱とかなり広いので才数が大きくなります。
いろんな提案
Aさんの墓地(村落共同墓地)には1尺~1尺5寸くらいの高さで巻き石をまわして1段階段をつけて貼石がしてあるお墓ばかりで、周りのお墓とのバランスや高さなどをどのようにするのかを考えました。
この敷地だとまともに石工事をしたらそうとうな才数になるので、ベース基礎を打ってその周りより1尺ほど小さな外柵とか、
後ろ6尺くらい1尺の巻石をまわして貼り石をし、前は階段にしないで石を貼る、バリアフリーになるようにとか、
しかし最終的には厚さ2.5寸の石を全面に貼りめぐらして、門柱を設置し、玉垣をまわし、基礎石一枚盤を敷き、くり抜き型の納骨室の洋墓になりました。
玉垣は厚さ5寸なのでかなり重量感があると思います。
玉垣の形状も何回かデザインを変更しましたが、ごちゃごちゃしたものではなくシンプルながらもセンスが良いような感じを目指しました。
あとはAさんが地元に帰られて、地元の石材店の設計図&見積書と比較して判断されることになりました。
しかしこの時点で3月なのであと一か月しかありません。
栃木で富山型のお墓を建てました
栃木県のAさん の建墓①・・出会いは霊園見学
栃木県のAさんの建墓②・・百聞は一見にしかず
栃木県のAさんの建墓③・・二回目の来県