お墓のセメント工法について | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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セメント工法はよくないとおもいますが・・・


お墓の施工は「ボンドを使用」、「セメントを使用」のどちらかですが、どこが違うのでしょうか。
施工方法エフロ現象雨天の施工耐震効果
セメント工法セメントのアクが出る雨天工事可能特になし
ボンド工法ほぼ回避できる雨天不可能かなり効果あり
お墓の外柵からセメントのアクが出る「エフロ現象」が出てしまったら、その修理は外柵をいったん取り外して組み直さないとなおりません。
石の合わせ目の目地の部分にシリコンコーキングを施しても、外柵の中に水がまわってしまったらどうしようもないのです。

この舞台を組むときはモルタルを使用します。巻石は「L型金具」で固定して、貼石は舞台に水がたまらないように傾斜をつけます。
ところが施工が悪い場合はこの写真のように舞台に水が侵入してしまいます。写真の濡れているところと乾いているところは、叩くと音が違います。濡れてるところは「スカスカ」の感じの音がでます。
↓↓↓ 酷い場合はこのようになります ↓↓↓


セメント工法の場合、外柵に水が回りこんでしまう。


セメントでお墓を建てる場合は、もちろん時間の経過とともにセメントの目地は剥がれ落ちてしまいます。
舞台の場合は目地が剥がれ落ちた箇所から水が入り込んで巻石を開いてしまいます。なので目地にシリコンコーキングをします。
貼石にボンドをつけると水が回りこんでもモルタルを使用しないのでアクは出ません、目地にはコーキングを施しますので水も入りにくくなるのです。
お墓本体はセメントだけで接着してる訳ですから、ボンドに比べたら圧倒的に地震にも弱いです。


雨の日にセメントで建てられたお墓は最悪です。

石材店で契約した時には、「ボンド工法」なのかどうか確認したほうがいいです。ボンドを使用する場合は雨の日には工事出来ません。
雨の日に工事をするのはセメントを使用する場合だけなので、ボンドを使用すると言った石材店は雨の日に工事はしないということになります。

雨の日に施工した場合、まずまともな出来にはなりません。