立川談志さん、自分で戒名 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわ・うんこくさいいえもと・かってこじ)


立川談志さんが21日午後2時24分、喉頭(こうとう)がんのため都内の病院で死去した。75歳だった。

生前の談志さんが自分でつけた戒名が話題になってますが、宗教家はこれを「戒名」とは認めないんじゃないかと思います。
寺はお布施で成り立っているわけですから、人が亡くなってから付ける戒名は僧侶の領域であると主張し、談志さんがつけた戒名をそのまま認めるとは到底思えません。


このブログで自分で戒名をつけたジャーナリストの方の記事をかきました。
戒名について
記事の内容は戒名料が高すぎるので自分で付けると行ったら、菩提寺の住職と口論になったという内容です。

今回の立川談志さんの戒名についてもYahoo知恵袋に
戒名について 立川談志さんはとても面白い戒名を自作・・・
という質問がありました。いくつか答えがありますがその中に

寺の住職となっている日本仏教の僧侶は通常、自作やインターネットその他で購入した戒名は認めません。
ひとつには威厳を保つため、ふたつには売り上げを守るためです。

戒名は日本仏教の発明です。タイ、カンボジアなどの仏教国、スリランカのように国民のほとんどが仏教徒の国でもありません。

昔は一般人が仏門に入る時、つまり出家(親兄弟を捨て家を出る)して戒律(妻帯しない、肉食、飲酒をしない、殺生をしない)を守り、山中で修行をして、托鉢で糊口をしのごうとする人に師匠が心機一転「がんばれ」と無料で送りました。

今では戒律を守らない寺の僧侶(飲酒、肉食し、妻帯して子供をなし、世襲どころか、家業にしている)が一般人が死亡した時に「戒律を守るように」と平均 30万円(2010年の日本消費者協会調査)販売する商品です。しかも領収書は原則出しませんから不明朗との批判が絶えません。


朝山さんの記事には「戒名料は100万円」と書いてあります。いまの現代で100万円の戒名料は安いと言えるでしょうか?
インターネットでは僅か数万円で戒名をつけてくれるサービスもあります。しかしながら既存の寺院ではそういう戒名をいっさい認めないと回答しています。


もし自分で「戒名」をつけたとします、必ず菩提寺の住職さんともめる事になると思います。自分で戒名を付けるとするならば寺とのトラブルは必然であり、それが後々もっと大きなトラブルなどを招く可能性も出てくるでしょう。
寺院の住職さんはそれこそいろんな方がいらっしゃいまして、解答欄に書かれてる規律を守らない僧侶もいれば、とても親身になってくれる僧侶もいます。私の家の菩提寺は近所にあるのですが、住職さんは温和な方でお布施集めに眼の色を変えるような人ではありません。

自分で戒名をつけようとする人は普段から菩提寺との関係が良くないのではないでしょうか?そうでなければ自分で戒名をつけようとは思わないのでは。



立川談志さんの場合は生き様を見せたという事ではないでしょうか。「談志らしい」と言われたかったに違い有りません。
しかしながら菩提寺の住職は認めるとはとても思えません。もし私が談志さんの息子だったら考えますね。「本当にこの戒名でいいのだろうか?」と。
本当の戒名は住職さんにつけてもらって、普段は談志さんが自分でつけた戒名を表に出しておくのがいちばん良いのではないかと思います。
そうすればお互いの面目もたつのでは・・・