お墓・・洋型富山呉東型 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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富山型のお墓・・洋型呉東型



富山型のお墓は納骨部が地上にある笠墓です。
呉羽山を挟んで東を呉東、西を呉西と呼びます。そして少しだけですが呉東と呉西のお墓は違います。


呉東と呉西のお墓の違う箇所は花立香焚の場所です。
呉東型は笠石の上に花立香焚が設置されています。呉西型は観音開の扉の前に設置します。

花立香焚が笠石の上にあると簡単に扉を開ける事ができます。呉西型は一度花立香焚をずらさないと扉は開けられません。

それと呉東型の多くは供物台がお墓に取り付けられています。


和洋型のお墓も富山では多くみられます。
仏石に彫刻する文字なんですが、富山県はほとんどがお題目で、浄土真宗なら「南無阿弥陀仏」、真言宗なら「南無大師遍照金剛」、曹洞宗なら「南無釋迦牟尼佛」を彫刻します。

ところが日蓮宗の「南妙法蓮華経」というお題目は文字が繋がっているので横には(洋墓の仏石)彫刻できないので、仏石は縦長でないといけません。というわけで和洋型のお墓を立てられます。

ただ日蓮宗ではなくても縦にお題目を彫刻したいという方もかなりいらっしゃいますので和洋型の需要は増えています。



お墓で一番重要な石は「根太石」です。それがこのお墓では四つ合わせになっています。唐戸の横に丸い額の浮き出しを付けるくらいなら、根太石を一体型にしたほうがよかったです。

それに唐戸(カロート)もドン付け(納骨室も四つ合わせ)なのが気がかりです。いくらボンド加工が万全と言っても、つなぎ目には必ず水垢の跡がつきます。


こちらのお墓も根太石と唐戸が繋ぎあわせです。きれいな額を加工するくらいなら一体にしたほうが・・・

唐戸の後ろには「風穴」が設けられており、夏場に唐戸内が湿気で濡れてしまうのを防ぐために中に金網がはってあります。

御影石は100年以上もつのですが、金網は100年もつのかは疑問ですね。

洋墓の石は「G654」、和洋墓の石は「AG98」です。