富山型のお墓を紹介します
富山のお墓は全国的にも珍しく、納骨室が地上にあります。納骨室は観音開きで簡単に扉をあける事ができます。
写真は呉西型で「花立香焚」が扉の前に置いてあります。扉を開けるときは花立香焚をずらさなくてはなりません。
純粋な呉西型は供物台はつきませんが、花立香焚を下に置いてあるので呉西型とします。
仏石(竿石)は横幅1.2尺もあります。こういう大きなお墓は他の地域では滅多に見る事がないんじゃないでしょうか。総高さは約9尺(2.7m)もあります。
参拝部はバーナー仕上げ(ガスバーナーであぶって表面を飛ばす)で浮き出しになっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20110624/16/marble-granite/aa/93/j/o0071007211309806531.jpg?caw=800)
写真にはお墓の名称を記してあります。
このお墓は納骨室もつなぎ目がなく一体型になっていますので、85才くらいの大きさです。
関東の一般的なお墓は10~15才くらいだと思うので、実に6~8倍もの石を使うことになります。
魚津や黒部に行くと100才を超える大きさのお墓がたくさんあります。初めて見た人はかなり驚かれるんじゃないでしょうか。
これはお墓本体だけで、舞台・外柵は別です。
敷地7尺×9尺 本碑=G654 舞台・外柵=G603