お墓の価格は上がるかも? | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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今がお墓を建てるとしたら安いピークではないかと思います。



安くなったのは国産 → 韓国から輸入 → 中国から輸入
という一連の流れからによるものです。

お墓では説明しにくいので春日灯籠で説明します。

春日灯籠の価格の変化



春日燈籠とは

いろんな大きさがあるのですが、富山の庭に多い高さ8尺の大きさの春日灯籠で説明したいと思います。


昭和四十年代に岡崎でつくられた春日灯籠は45万円くらいしました。
当時は日本式の庭を作るのがブームで春日灯籠は売れに売れました。

その後韓国で春日灯籠が作られるようになって、価格はほぼ半分の25万円くらいになりました。そうすると高価な岡崎の春日灯籠は売れなくなりました。

その後中国で作られるようになって値段はその半分、12万円まで価格は下がりました。植木屋さんなどは剪定せせてくれた場合には8万円で売るとこもあります。

もし岡崎の職人さんが春日灯籠を作ったらいくらくらいでしょうか?

おおよそ7尺で70万円はすると思います。
8尺ならもっとするでしょう。

中国でお墓を作るようになったのは



日本は1964年に「東京オリンピック」を開催しました。
すると国民の生活レベルもあがり高度成長期を迎え普通の人もお墓を建てられるようになりました。

この頃の石材店はさぞかし儲かったことだと思います。

段々賃金が上がってきたので、加工を韓国でする事になりました。韓国には白系の石がたくさんあるのでピッタリだったわけです。

昭和50年代~平成にかけてはお墓の石も韓国からたくさん入ってきてます。ところが韓国でも人件費が上がる要因ができたのです。

1988年開催の「ソウルオリンピック」です。日本と同じです、オリンピックを開催したら国が発展します。

それで中国で加工することになったわけです。お墓も燈籠も。

その中国でも2008年に北京オリンピックが行われたわけですから、これからどうなるかというと・・・
お墓の値段が確実に上がるのではないかと思います。

国産の石さえ中国に送られてるのですから、当然インドの石も中国に送られています。

中国での加工賃は上がっています。なので今までのように値上げをしないのは石材店が頑張ってるか、中国でも安い加工賃の工場から仕入れてるかのどちらかでしょう。