リウマチや故障で曲がった肘を直す! | NYトレーナー(年齢不詳)Makiブログ

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こんにちは!

東京から発信しています♪

NYとは違う日本の秋の雰囲気を楽しめて、新鮮な毎日ですラブラブ

さて、最近のブログ「殿方のする○○を我もすなり!? 」をアップした後に、我ながらしみじみと感じ入った事があります。

それはー

  1010k

力強くしっかり伸びた肘ビックリマーク

この写真を見た時に、やたら客観的に

「あ~いつの間にか、こんな事ができるようになってたんだな」

なんて、遠い昔 リウマチで可動域が著しく限られていた時のことを思い出しました。

要するに 伸びないし、曲がらない!あせる

病院で検査のために採血しようとした時に、看護師さんに

「ちゃんと伸ばして下さい!針が入らないでしょ!」

なんて叱られて、

「すみません、リウマチで肘がこれ以上伸びないんです。」

と言ったら

「あら、ごめんなさい。あなた、まだこんなに若いのにリウマチだったなんて知らなかったわ...」

と、本当にすまなさそうに言われて、

分かってもらったのはいいけれど、"まだ若いのに" 肘が伸びない情けなさ、そんな病気になった悔しさ、誰かに同情されている自分のミジメさー

色々な感情が入り交じって、返す言葉もなく、ただ涙がポロポロ流れたのを今でも覚えています。

☆~ ☆~ ☆~

しかし、今となっては、それも甘酸っぱい思い出です♪

あの時の自分があるからこそ、現在の 最強のトレーナーとしての自分がある!!

という訳で、リウマチで思うように動かなくなった関節を次々と 効果的な運動で直してきた私 (「リウマチの手=老人の手(!?) を治す方法」参照)。

時間がかかったもの、比較的直しやすかったもの、各々の関節で特徴がありますが、最も時間のかかった難関•股関節(これは結局 NYで人工関節の置換手術を受けました)に比べれば、肘・膝といった ”蝶番関節" を直すのはあまり難しくなかったです。

もちろん、いきなり直ったのではなく、徐々に時間をかけて、あせらず落ち込まず、たゆまぬ努力を重ねた結果ですヨグッド!

それも、決して高度で複雑なセオリーに基づくものではなく、いたって原始的で本能的セオリーに基づく方法で元に戻りました。

それはー

伸びないものは伸ばし、曲がらないものは曲げるビックリマーク

です(エライッつ!)目

当然といえば当然、簡単&単純そうに聞こえるのですが、しかし、リウマチのように痛みを伴う上に、狭い可動域でガッチリ凝り固まった関節を曲げたり伸ばしたりするのは 至難の技です。

大きな問題は、その限られた可動域で 関節というよりも筋肉や腱が「最適化」の状態を作り上げているという事です。

  Elbowpain

これは決して好ましい(or 正しい)状態ではないのですが、しかし、それで辛うじて何とか “動ける”。

逆に言えば、「最適化」の状態を少しでも崩すと、その周囲の筋や腱にアンバランスを生じ「動作不能」の状態に陥ってしまうので、崩すに崩せない。

一方で、その「限られた可動域」のまま運動をすればするほど(or 加重をかければかけるほど)、好ましくない「最適化の状態」を一層強化することになります。

すると 変形は改善されるどころか悪化する (私が普段から一般のクライアントに「正しいフォームで」「全可動域を使って」と口を酸っぱくして言うのはこの辺にあります)。

では、どうすれば「間違った最適化」を日常生活に支障を来さないようにして治すかーという事がネックになりますが...

ちなみに、私は医者でも理学療法士でも整体師でもありません。

あくまで、自分の患者としての体験とプロのトレーナーとしての経験 を基に、自分自身とクライアントに試して効果のあった方法を以下に述べますので、似たような悩みをお持ちの方のお役に立てれば幸いです (^^)/

1.伸ばす!

可動域を広げるには、伸ばすしかありません。そのためにはストレッチや重力を利用します。

最も効果的に行なうためには、温めて血流をよくすること!

私は、お湯につけながらやっていましたヨ♪

この時、力を抜く事が大切です。抵抗する力を加えると、屈曲する(可動域を狭める)ための筋トレをする事になり、逆効果になってしまいます。

「力を抜いて伸ばす練習」は 最重要ポイントと言っても過言ではありませんグー

実は、これには「心の在り方」が大きく影響しています。

ストレスやネガティブ思考 (恐怖, 不安, 怒り, 悲しみ, 焦り, 妬み, 憤り, etc.) は、体を硬直・収縮させる(自ら可動域を狭める)大きな原因となります。これには「痛みに対する恐怖」も含まれ、これが実は馬鹿になりません。

リウマチ患者は、繊細で完璧主義(=ストレス感受性が高い)人が多いようです(そのうち「心身症としてのリウマチ」を取り上げたいと思います)。

リウマチ患者に限らず、責任感が強く頑張りすぎてしまう人は、知らず知らずのうちに自らの体を緊張させ、固まらせてしまう傾向があります。

それが結局、関節の可動域も狭めさせてしまうーこれはリウマチでも何でもない健常成人であるクライアントたちをトレーニングしていて感じた事です。

とにかく、ゆっくり大きく息を吸いながら、リラックスして関節の可動域を広げるストレッチをいたしましょう♪

リラクゼーションの音楽を流したり、ホ・オポノポノの言葉(「大きな手術跡・傷跡を目立たなくする方法★」参照) を唱えながら行なうのも良いでしょうチョキ

次にー

2.筋肉をつけ直す!

次に、少しでも関節の可動域が増えた状態で、新たに筋肉をつけ直すことが重要となります。

言い方を変えると「新たな最適化状態」を築くことです。

新たな可動域には筋肉がついていない状態になっていますから、筋トレは欠かせません。

この時、大切なことは 伸展筋を中心に鍛えることです(肘の場合は上腕三頭筋が該当します)。無意識に縮めよう(or 可動域を狭めよう)とする傾向がある時に「屈曲筋」を鍛えるのは、火に油を注ぐような事なので避けるべきでしょう。

ただし、より広くなった可動域による「新たな最適化状態」を再構築する際に、伸筋と同様に屈筋も鍛え直す必要があるので、その時は両方の筋トレを行ないます。

いきなり可動域を広げると、今まで冬眠していた筋肉がすぐに機能できない事から、下手すると動けない可能性もでてくるので、少しずつ行なっていきます。

例えば、90度しか動かなかった肘の可動域を、上記の1と2の作業を繰り返しながら、少しずつ(95度, 100度, 105度というように)「最適化」の状態を少しずつ広げて行く。

  ElbowFRM

当初は、90度、91度、92度というように薄紙をはぐように微々たる進歩(たまには悪くなっているようにさえ感じることもある)かも知れませんが、ある所から治癒に加速がかかってくるようになります。

そこまで来たら しめたもの★ 元の機能に戻るのは時間の問題でしょう (膝関節の直し方も、これに準じます♪)

ただし、気をつけて頂きたいのは、私が上記の写真でやっているような懸垂は、肘と肩関節の可動域をほぼ完全に取り戻すまでは厳禁★です。ドクロ

治っていない状態でやると、状況は悪化します。

このように、関節機能が完全に復帰するまで やっていい運動とやってはいけない運動 をよく知っておく必要があります。

「機能回復運動」と称して、どう見ても逆効果としか思えない運動をしている人たちをジムでもよく見かけるのですが、目を覆いたくなります (>_<)

自己流ではなく、良く分かったトレーナーのアドバイスを受けることを強くお勧めいたします。

「適切かつ状況に応じた運動」を根気強く重ねて行くことで、諦めていた動作もできるようになりますので、

自分の体のシステムを信じ、
 あきらめない事
!!

"楽観と信念" こそが、あなたの治癒効率を高めるものです。

では、素敵な1日を♪

Love from Tokyo


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