気がつけば
3月も、
あと僅か
退所日は3/29の月曜日に決まった。
家族が休みの土日に退所していく人が多い中、
パパが休みを取ってくれて
春休みの平日になった
最終週のスケジュールが配られたら
えっ?
OTが一回もない
Dr若貴に直訴したけど、
「これから帰宅したらいつもこうなるんだから、今週は自主トレだけで過ごして下さい」
わがってるよ~そんなこと
だからこそ、
ここにいる間にきちんと
メンテしたいんだよー
でもダメだって
ゴネても仕方ない
最終日に強引に入れてもらって納得した。
退所日に、
PT
OT
心理
職員面談
と、お世話になった人達全員にご挨拶できるスケジュールになった事は、
終わり良ければ
全て良し
卒業式みたいで私に合ってる
ぢゃ~あーりませんか
最後のOTの時、
答えはわかっていたんだけれど、
これが最後
と思って
聞いてみた。
「この先、劇的な変化がないのはわかってます。
だけど、
ほんの少しでも、
ちょこーっとでも
動くようになる可能性はありませんか?」
Mr・OTは
「麻痺の人が10人いたとしたら、
ぽちさんの麻痺の重さは
金メダル級なんです。
軽い人ほど、まだ伸びしろがあって、
残念ながら
金銀クラスの方には
今の身体で出来る事を増やした方が良いです。」
だ・よ・ね~
DA・YO・NEっ
DA・YO・NEっ
DAYONE~
わかってたんだよ
わかってたんだけど、
聞かずにはいられなかったんだ。
だってね。
家事を
やればやるほど、
あ"ー
両手使いたい!
って思うことが多い訳よ
ジプロックの袋開けるのとか、
ラップとか
掃除機のホースが絡まったとか
生ゴミのビニール閉じたいとか…
えっスゴイ
こんな事出来るの~
って事が出来る割に、
あっ
こんな単純な事が
出来ないんだ…
ってな感じ。
ハイ
無い知恵
絞りま~す
後輩は最後の最後まで、パパにアドバイスしてくれて、ぎりぎりまで、丁寧にストレッチしてくれた。
のじのじは、
新しい生活の前に、パパと私の気持ちを揃えてくれた。
心理の時間には、
ベタベタだけど、
今までのことが、
走馬灯のように思い出され、
最後までのじのじには
泣かされた
最後に皆さんに挨拶をして、
私はあんまり嬉しくない
金メダルを胸に、
リハセンを
無事卒業した。
みなとみらいまでドライブして、
お祝いの外食をして、家路についた。