- 本書は合気道の開祖、植芝盛平師に師事し
- 『不世出の名人』と謳われた養神館合気道設立者、
- 塩田剛三先生の『合気道修行』と『合気道人生』に、
- ご子息である塩田泰久師範の解説を加えた物です。
- 気持ちが熱くなります。
- 思えば僕が合気道の開祖、植芝盛平師に師事し
- 『不世出の名人』と謳われた養神館合気道設立者、
- 塩田剛三先生の著作である『合気道修行』と『合気道人生』を
- 読んだのは18歳か19歳ぐらいのことで、『強さ』と言うものに
- 強烈な『憧れ』を持ち始めた時期でありました。
残念ながら諸般の事情で塩田剛三先生の著作である
- 『合気道修行』と『合気道人生』(編集およびイラストを描いて
- いたのは『刃牙』シリーズの作者である板垣恵介先生であった)は
- 諸般の事情によって絶版となり、
「塩田先生の言葉は多くの人が読んで欲しいなぁ…。」
と思っていたときに、ご子息である塩田泰久先生との「共著」
- と言う形をとられ、再編集されて上梓されたのが
- 本書であります。
僕個人は幾度となく塩田先生の著作を読み返しているので
- その波乱に満ちた生涯や、植芝盛平開祖に内弟子として
- 過酷な修行に励んでいたエピソード。命ギリギリの真剣勝負など、
- 改めて読み直してみると、ただただため息が漏れるのでした。
これは武道に限らず全てに当てはまることだと思うのですが、
- 本書は「何かを極めていく」と言うことの厳しさと歓びというものを
- 余すところなく伝えてくれて、武道修行者はもちろんのこと、
- 一般の方にも幅広く読んでいただきたい一冊であります。
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