「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
まあ題材が良いからね
★★★
(2014年/アメリカ/118分/Annie)
【 製作 】
ジェームズ・ラシター
ウィル・グラック
ジェイダ・ピンケット・スミス
ウィル・スミス
ケイレブ・ピンケット
ショーン・“ジェイ・Z”・カーター
ローレンス・“ジェイ”・ブラウン
タイラン・“ティティ”・スミス
【 監督 】
ウィル・グラック
【 出演 】
ジェイミー・フォックス
クワベンジャネ・ウォレス
ローズ・バーン
キャメロン・ディアス
ボビー・カナベイル
アドウェール・アキノエ=アグバエ
デビッド・ザヤス
【あらすじ】
ニューヨークのマンハッタン。
10歳のアニーは生後間もなく親に捨てられた孤児で、やさぐれた元歌手のハニガンのもとで同じ境遇の子供たちと暮らしていた。いつか両親に会えると信じて。
ある日アニーは、車にはねられそうになったところを携帯電話会社のCEOでNY市長候補のスタックスに助けられる。スタックスはアニーの境遇を見て選挙戦に利用しよう考え、彼女を引き取り、超高層ビルのペントハウスで共同生活を始める。
子供嫌いのスタックスは、ポジティブなアニーに困惑し続けるが、次第に二人の間に母娘にも似た絆が芽生え始める。
そんな折、スタックスの側近ガイは選挙の起死回生の手段として、アニーの両親をでっちあげるという手段を講じ、二人は別れる羽目になる―
【コメント】
今年に入って未だ「おお!」といった作品に出会っておらず少々の苛立ちを感じている今日この頃。まあ、まだ始まったばっかりだからね、今年もマイペースで映画鑑賞していこうと思っていますが、ちょっと評判が良さげだからとりあえず観てみようと劇場に足を運んだのが本作。
もともとブロードウェイの超有名ミュージカルだし、1982年にも映画化されていて続編までできた名作だし、まあ外しはしないだろうと。1982年版はむかーしテレビで観た記憶があるんですが、ほとんど記憶がございません。すいません。
うん、まあ良かったッス。そもそも題材が良いからね。
まず、本作のアニーはなぜ白人ではなく黒人なのか?という疑問があったんですが、製作陣をみてあ~なるほどと。“ウィル・スミス”という名前を観て理解しました。まあ、それはそれで別に文句はありません。アニーの気持ちいいくらいのポジティブさには元気づけられるし、携帯会社CEOのスタックスやグレースのキャラもいい。意地悪いハニガンもクライマックスで改心してほっこりさせるし、スタックスのズラネタも笑わせてくれる。とにかく登場人物が全員憎めないキャラクターばかりで「人間ってこんなに素晴らしいんだ!」と、観ればきっと心が優しくなれる良い作品です。
もっとも、僕的に観てミュージカルとしてはいささかダイナミックさに欠けているとは思いましたけどね。クライマックスはもっとド派手にミュージカルしてほしかったかな~と。全体的にこじんまりしたミュージカルでしたね。
ついでに言わせてもらうと、エンドロールで流れる平井堅バージョンの「Tommorow」は必要だったのか?と。どういう魂胆があって平井堅に差し替えてしまったのかは大人の事情というやつでしょうか。分かりませんけど、僕は本作に限らずこういった手口はあまり好きじゃありませんね。
まあでも、僕もスタックスみたいなリッチな生活環境を少しでも堪能してみたいな~と思って観ていた映画でした。
【2015年度 Myランキング】(2/8時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
う~む、肩透かしの作品が目立つな~
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:ジョーカー・ゲーム ★★☆
2位:96時間 レクイエム ★★☆
3位:
<その他ランク外一覧>
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