物語仕立てに展開する
ブログネタショートストーリー
初の連載ものとして
真(まこと)と妙(たえ)の物語
の続きを書いています
基本的に即興でテーマから
物語を作っていますので
書いてる本人も結末は分かりません
「潤いグロス」
作:macoto
「まーくん~?準備できたぁ?」
妙が自分の家に戻ってから
小一時間経っただろうか
女は支度に時間がかかるもんだと
いつも父さんが愚痴ってたのを
思い出してた…
「………」
僕はベッドに仰向けになって
母さんが生きてた頃のことを思い出してた
どこか出掛ける時になると
いつも父さんと母さんは
どこかに出掛ける時になると
口ゲンカしたたなぁ…
その間に入って時間潰しに
父さんの話し相手になったり
母さんの服を選んだりして
少しは潤滑油になれてたのかな?
…なんてこと考えてた
「…まーくん?おーーーい」
ふと目を開けると目の前に
妙の前髪がゆれて上から覗き込まれてた
「あぁ…ごめん、ちょっと考え事してた」
「ほんとにィ~?また寝てたんじゃないの?」
妙はからかうような口調で
いたずらな視線を送ってきたので
「ほんとだよ!妙が支度が遅いから
待ってたんだろ!」
ちょっと怒ったフリして起き上がる
「だってぇ~久しぶりのデートだもん♪
どうコレ?…似・合・う? うふっ♪」
桜色のタータンチェックミニスカートを
お姫様のように裾をつまんで見せる妙
「うふ♪ぢゃねぇよ…うふっ♪ぢゃ^^;
しかもデートぢゃねぇし…荷物持ちだし…
…んっん゛っ ま、まぁ…可愛いんじゃん?」
「ありがと♪ さ、代官山のキルフェボンへGO~♪」
と妙は踊るように廊下を歩いてく
実は父と違って僕は待つのは嫌いじゃないのを
妙も知ってるので、のん気に鼻歌を歌いながら
玄関のドアへと向かっていく
その後ろについてく僕のことなど
振り返りもせずに楽しそうに歩く妙との
この微妙な幼馴染という距離
代官山につくと妙は
「腹が減っては戦はできるまい~♪」
と言って早速キルフェボンの方へと
坂道を上っていく
いちごタルトを嬉しそうにほおばる
花より団子な妙の唇には
潤いのあるグロスが塗られていた
つづく …
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ブログネタ:うるおってる?
参加中
幼馴染の真と妙の行方はどうなるんでしょうね?
書いてる本人もよくわかりません(笑)
恋をしてると心が潤ってるって感じしますよね~
…あいにくmacotoは潤ってないんですよね~w
ユーミンの 「春よ~遠き春よ~♪」って曲が
心の中に流れてきました
そういえば花より男子の再放送やってるね♪
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