真と妙 第3話:潤いグロス | 『もの想い』macoto

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ブログネタのテーマに合わせて

物語仕立てに展開する

ブログネタショートストーリー本


初の連載ものとして

真(まこと)と妙(たえ)の物語

の続きを書いています音譜


基本的に即興でテーマから

物語を作っていますので

書いてる本人も結末は分かりません^-^;


第1話「彼女の味」はこちらをクリック

第2話「おでかけ」はこちらをクリック



「潤いグロス」


    作:macoto



「まーくん~?準備できたぁ?」


妙が自分の家に戻ってから

小一時間経っただろうか


女は支度に時間がかかるもんだと

いつも父さんが愚痴ってたのを

思い出してた…


「………」


僕はベッドに仰向けになって

母さんが生きてた頃のことを思い出してた


どこか出掛ける時になると

いつも父さんと母さんは

どこかに出掛ける時になると

口ゲンカしたたなぁ…


その間に入って時間潰しに

父さんの話し相手になったり

母さんの服を選んだりして

少しは潤滑油になれてたのかな?

…なんてこと考えてた


「…まーくん?おーーーい」


ふと目を開けると目の前に

妙の前髪がゆれて上から覗き込まれてた


「あぁ…ごめん、ちょっと考え事してた」


「ほんとにィ~?また寝てたんじゃないの?」


妙はからかうような口調で

いたずらな視線を送ってきたので


「ほんとだよ!妙が支度が遅いから

待ってたんだろ!」


ちょっと怒ったフリして起き上がる


「だってぇ~久しぶりのデートだもん♪

どうコレ?…似・合・う? うふっ♪」


桜色のタータンチェックミニスカートを

お姫様のように裾をつまんで見せる妙


「うふ♪ぢゃねぇよ…うふっ♪ぢゃ^^;

しかもデートぢゃねぇし…荷物持ちだし…

…んっん゛っ ま、まぁ…可愛いんじゃん?」


「ありがと♪ さ、代官山のキルフェボンへGO~♪」


と妙は踊るように廊下を歩いてく


実は父と違って僕は待つのは嫌いじゃないのを

妙も知ってるので、のん気に鼻歌を歌いながら

玄関のドアへと向かっていく


その後ろについてく僕のことなど

振り返りもせずに楽しそうに歩く妙との

この微妙な幼馴染という距離


代官山につくと妙は


「腹が減っては戦はできるまい~♪」


と言って早速キルフェボンの方へと

坂道を上っていく


いちごタルトを嬉しそうにほおばる

花より団子な妙の唇には

潤いのあるグロスが塗られていた


               つづく






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-------ここからブログネタ-------

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幼馴染の真と妙の行方はどうなるんでしょうね?


書いてる本人もよくわかりません(笑)


恋をしてると心が潤ってるって感じしますよね~

…あいにくmacotoは潤ってないんですよね~w


ユーミンの 「春よ~遠き春よ~♪」って曲が

心の中に流れてきましたキャッ☆てへ


そういえば花より男子の再放送やってるね♪

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