原発は、なぜ被爆国日本に入ってきたのか? | 旅するとんぼ玉~まあちゃんの備忘録。

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「日記に書いておこう」的事柄を日々記録しています。

5月22日の新聞で、
「米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が昨年から今年にかけ、プルトニウムを使い新型核兵器の実験に2度成功していたことが21日、分かった。」
との記事を読み、
今回の震災後まもなくの愛媛新聞の地軸に、
第5福竜丸事件について書かれていたことを思い出しました。

 3月30日地軸より

被ばくの証人「原水爆による犠牲者は私で最後にして欲しい」第五福竜丸の無線長、
久保山愛吉さんが、こう遺言して亡くなったのは、1954年9月23日。
多量の放射性降下物を浴び帰国して、わずか半年後のことだ
南太平洋マーシャル諸島付近でマグロ漁を操業中、「事件」に巻き込まれた。
米国がビキニ環礁で行った水爆実験のため、周辺海域は一瞬で死の海に—。
降下物は久保山さんら乗組員23人全員と、捕獲した魚に降り注いだ。
漁船を調査し、「死の灰」による汚染を世間に訴えた西脇安さんが逝った。
ガイガーカウンターを手に放射能を測定。
異常に高い数値から、ビキニ環礁以外の海域も汚染されていることを突き止めた・・・。

この記事を読んだ頃、第五福竜丸事件について調べていました。
すると、日本の原発導入に行き着いたんです。

その時見たNHKドキュメンタリー「原発導入のシナリオ」1994年製作。






被爆国である日本が、原子力発電を受け入れたのはなぜなのか??

たった一人の日本人が、ここまでやったのか。。と、驚くばかりです。

「毒をもって毒を制する。
原子力は両刃の剣だ。
原爆反対をつぶすには、原子力の平和利用を大々的に告げ、希望を与えるほかはない」

彼の野望の行く先とは。。?
彼らの欲したものとは。。?

新聞とテレビによる洗脳で国民は骨抜きにされ、
その結果が、原発が乱立する国土と行き場のない大量の核廃棄物。。そして、福島の事故。。
原子力は希望どころか、絶望である。。と思います。