デサルフェーターの更なる高速版を開発 | 一年中なにかの花粉にアレルギー

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現在展開しているデサルフェーター類は
最高速 60kHz
小型版 40kHz(60kHz版のサブセット)
通常版 18kHz(同梱の抵抗を使えば21kHz動作/半完成品は21kHz位)
というパルス発生回数を実現しているので、最高速は市販品の3倍を達成しています。

だからといってそこで立ち止まっては何の発展も無いというか
更なる小型化に際して、一層の高効率動作を実現しなければならないこともあり
ちょっと最高速を更新しておこうと思います。
開発と題していますが、すでに出来上がっています。


試験風景はいつも通り、こんな雑な感じでやってます。電線は1.25sq。
使っている基板はパターン間違えていてパターンカットとジャンパが必要な24V版用のものを活用。


尖頭値50Vくらいのまま90kHzでのパルス発生を実現。
この頃 は各種部品を相当過熱させ、限界付近でなければ出来なかった90kHzですが
今ではもう気軽に達成できるようになりました。
もちろんこの動作においても放熱フィン一切不要です。(試験風景写真の通り)

ノウハウの蓄積と開発の継続は大切だなぁとかしみじみしつつ
この試験機をゆっくり動作させることで小型版Spec.BのSW-40という小さな体積でありながら
「真夏の炎天下に直射日光を受ける黒い車のボンネット直下でも安定動作」
を実現することが出来る計算の予定。

ベース技術はもっと上の120kHzくらいまで達成しているんですけどね。
20kHzごときで喜んでいる場合じゃないよ?と。

この90kHz版が欲しいという方はこちらのフォーム から標準キットに必要数量を記入し
備考欄に「90kHz版の半完成品希望」と書いてご依頼ください。保証無し人柱仕様。
需要が有るのか無いのかまったく分からないので1台3000円で対応します。
材料がある限り対応します。材料なくなったらこの案内が消えます&一切保証とかしません。
※逆接続対策回路とセットでSW-65Bに組み込んだ完成品にしたものが欲しい場合は
 →小型版の基板でSW-55Bに組み込んだ完成品にアップデートします。
備考欄に「90kHz版の完成品希望」と書いてご依頼ください。1台5000円で対応します。
備考欄に「40V/150kHz版完成品希望」のバリエーション追加。時価&納期2週間。

材料はあるのですが、ご依頼も特に無いようなので終息。
過去にやりとりしたことがある方はご相談いただければ対応します。

---追記1---
信用の無さに泣ける。

試験製作したの捨てないからすぐ波形出せますって・・・
そりゃあ130kHzなのを120kHzとか間違って書いたのはゴメンだけど信用してほしいなぁ。

---追記2---
技術力の誇示のため小出しにせず「本当はここまでいけるんだよ」を開示しておきます

尖頭値およそ60V、パルス発生頻度およそ270kHz。


尖頭値およそ45Vに下げて余力を持たせると発生頻度は340kHzまで増やせます。

高速化への飽くなき開発はまだまだ続けますが技術開示はまたいつか折を見て。
目標はAMラジオの搬送波レベル。531kHzからでしたっけ。

-----追記3-----
おもちゃを手に入れて実働させてみています

ちょっと中古バッテリを買ってみました。38B19LのJIS定格265CCAな子。
自前の充電器で充電しながら90kHz版のパルスを与えてみました。
受入時  250CCA
24時間後 265CCA
誤差レベルと思うかJIS定格まで復活したと思うか。そういう判断は見ている人に任せます。
しばらくパルス与えてどうなるかなーとお試し中です。


上写真から更に24時間後の合計48時間後、270CCA
弁あけて中見ると、電極の白いのもあんまりないしここらが限度かなーと思いつつ
部屋の片隅で、従来版のデサルフェータを繋いで放置へ。

-----追記4-----
さらにオモチャを手に入れてみました

        受入時 215CCA             開発中の小型版spec.B
ほどよく劣化している40B19L。JIS定格は270CCA。
今回は開発中の小型版spec.Bで実負荷試験。
世代的にこの高速版を40kHz動作させて低発熱にしているものなので、この子でトライ。
バッテリに比べて基板の小さいのなんの。


約24時間、充電しながらパルスを与えた結果、275CCAに。
※充電器から外してLED灯でちょっと放電させ、デサルフェータは外して測定しています
これも弁あけて中を覗くと白い部分がもうほとんどないので
部屋の片隅で、従来版のデサルフェータを繋いで放置する仲間へ追加。

-----追記5-----
更におもちゃ投入。75D23R。BRZ初期搭載のバッテリがイマイチなら、下ろして充電&パルスの計画で
その間、乗れないのもまずいからーと購入していたリサイクルバッテリ。

        試験前 415CCA             開発完了した小型版spec.B
75D23RなのでJIS定格は465CCA。
デサルフェータは今回も小型版spec.Bの試作最終版(頒布予定諸元で構成)。
バッテリがデカイので基板の小ささが一層際立ちます。


約24時間、充電しながらパルスを与えた結果、465CCAに。
だいたい24時間で回復してしまうと面白みが無いというか、徐々に回復していく楽しみが無いというか。

とはいえ昨今の充電制御(発電制御)車の充電電流が得られる時間の短さ
アイドリングストップ車やハイブリッド車の充電する気が無いレベルの環境でも
ちゃんと成果を出すにはこれくらいのものじゃないとーと思う次第。

-----追記6-----
また小さめの40B19L(G&Yu)で試験を実施。使うのは小型版spec.B

  受入時  270CCA と既にJIS定格値なので、変わらないかなぁ・・・と思いつつ
  24時間後 285CCA へ。
もちろん「充電しながらデサルフェータ動作」です。バッテリ+充電器+デサルフェータの構成。
バッテリ交換されるくらい使われてちょっと弱ってJIS定格値くらいの子
(メーカの設計値がJIS定格値より大きな値で作られているバッテリ)は
そこから+10~+15CCAくらい上まで行くと。

なんにしても24時間で改善されちゃうと、楽しみが無いですよね。

あと、時々書いているのですが単体で繋いでパルス与えたところで効果は無いです。
この誤解がよくあるのですが、理由知っている人がいたら是非教えてください。