精神世界ジプシーが結構長かったんですが、その割に
「そのままでいいんだよ」「自分を愛そう」ってフレーズは
ずっとうさん臭いと思ってた瀬野です。
さて、表現するのが難しいですが、「○○な自分を変えたい」
「○○だったらいいのに（○○じゃない自分は嫌）」っていうのは、
やっぱりその「嫌」を変えようとするのはよくないんです。
どんなに嫌でも、嫌っていう感情はやっぱり自分自身だからです。
以下、弱音ですが…
「おめーなんか弱いからどうせすぐ潰れるんだよ」って言われても、しょうがない。
その通りだ。瀬野が臆病なのは事実だ。
だったら、瀬野は強くなろうと気負ったってダメだ。
瀬野が自分で瀬野のことを臆病って思ってるなら、
強くなろうとすることが今の瀬野の否定になる。
瀬野がこういう考え方を持つ様になったのはごく最近なんで、
うっかりすると今までの考え方に戻っちゃうことがある。
でも、元に戻ってることに気がついたら、やり直す。
そうして少しずつ考え方を直していく。
実は瀬野はごく最近まで自分の願いを叶えたいとすごくがんばってました。
だけど、
「願いを叶えようとしたり、自分を変えようとしたり、嫌な物を排除しようと必死になること」と
「自分で自分を必死で否定すること」は、
瀬野にとってほとんど同じ感情だったということに気がついたのです。
以前瀬野は
「他人を超憎むこと」と「他人に超恋いこがれること」が
瀬野にとってほとんど同じ感情だったということに心底気がついて
目からウロコが落ちたことがあったのですが、それと同じって感じで同じでした。
だから、瀬野は超悔しかったけれど、結局自分の願いを諦めました。
なのに諦めたら、なぜか逆に気持ちがとても楽で、そして力が還ってきた感じがしたんだな。
そして今まで排除してきてた「嫌」を受け入れたら、やっぱり力が還ってくる感じがしました。
瀬野は今どっちかというと、力が還ってくる感じがする方がいい。
だから、目に見えることとか現実では自分が安定できるように足場を整えて、
それから心で受け入れることをすることにしました。
* * * * *
…うん、なんか知らんけど瀬野のことなんか語ってしまったよ。
そうじゃなくって、
今日の本題はどうやって変えたい嫌な自分を受け入れるかっていうやり方です。
（実はこれ一ヶ月前にできたてホヤホヤのやり方で、
瀬野も自分で忘れそうになります。忘れちゃダメだ瀬野！）
● たっぷり時間をとります。
● 安心できる場所に行きます。
● 立ってても座ってても構わないけど瀬野は寝てやるのが好きです。
● 嫌なことを考えます。嫌な感じがでかいほど効果は絶大です。
● 嫌なことを考えたら湧いてきた体の感覚に意識を向けます。
胸がムカムカするとか、足がぞわぞわするとかっていうことです。
● 嫌なことについてあれこれ
「これはあーなんだ、そうにちがいない」なんて考えてしまったら、
すぐさま今体が何をどのように感じてるかを言葉にして表現するようにします。
● 嫌なことをひたすら体と感情で感じ抜きます。
頭で考えたらダメです。思考は止めます。
● 「この出来事は（あの人は・この状況は）、これでいいのだ！」と
自分に宣言します。
● 嫌な感情を自分の体の中に巡らせて、自分の体に吸収します。
普通、嫌な感情を処理するって、
歯磨きのチューブから感情を絞り出すように
自分から出し尽くす感じじゃないかと思いますが、
そうじゃなくて、「私に還りなさい！」って自分に戻すんです。
嫌な感情を生み出したのは自分自身で、
嫌な感情を生み出すのにもエネルギーを使ってます。
だからそのエネルギーを自分に取り戻すって感じで、
怒りとか辛いとかこんな自分嫌だあんな人嫌だって気持ちを自分へと還します。
例えていうなら、自分のお金で衝動的に変なもん買っちゃったけど、
その変なもんを捨てたらその分お金も物もまるまる損しちゃうから
全部自分に還そうねぇ～って、そんな感じです。
「嫌な感情を体に取り込むなんて、体にストレスを貯めそう！ とんでもない！」って人が
多いんだろうなあと思わなくもない瀬野です。
でも何事も経験ですよみなさん。
まあ最適なメソッドなんて人それぞれなので、押し付ける気は毛頭ありません。
興味がわいたらやってみてくださいね～
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