女王蜂エレジー | 星詩-ほしうた-暮らし

星詩-ほしうた-暮らし

星占いと詩作(ことば)のコラボ生活...およびいわゆる占いウォッチャー(笑)+「占星音楽-ほしうたうらない-」コンテンツ発信に向け、現在ゆる々絶賛奮闘中


その声が きこえる 滑る闇を縫って

私はただ みつめる 濃く渦巻いた絶望を

生まれては消えていく 忠誠のありかに
快い生命(いのち)の息吹 みつけてあげるから



懺悔の時は いつも 誰にでも訪れる
もし強情な眼差しに 囚われることがないなら


平伏す欲望 愛しい躯に 刻みつける哀歌(エレジー)

慈愛に満ちた微笑み いつしか棘を刺す


この蜜に溺れて 光がみえるなら
いくらでも教えて 訣別の瞬間を




運命は転がる 流れる血潮の先

孤独(ひとり)は もう飽きたの
だから ともに逝きましょう


壊れては棄てられる 魂の叫びに
ここにだけ咲く歓び 与えてあげるから



永遠なんて そうね 幻の城のよう
もし無常の絆が 抗い崩れないのなら


高みの一瞥 凍える眸(ひとみ)に植えつけるenagy
差し出す指先にキス どこにも逃がさない



この幻想(ゆめ)に零れた 偽り信じれば

いくらでも探して 背徳の真実を



聖なる瞬き 黎明の扉 掴み取るのdust
汚れた希望(ねがい)抱いた 

いたいけな傷痕 褒めてあげる


舐め取る軽蔑...




まばゆい罪に 剥がれた鼓動 

刻みつける哀歌(エレジー)

未来(あす)を冒す衝動 いつしか棘を刺す


この蜜に背いて 光がみえるなら
いくらでも教えて 訣別の方法を



眠れる街に 一筋の軌跡 撒いて
飛び立つ羽音 痛み ひと粒 疼いた...




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