偉大なる奇人ガウディ | 星詩-ほしうた-暮らし

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星占いと詩作(ことば)のコラボ生活...およびいわゆる占いウォッチャー(笑)+「占星音楽-ほしうたうらない-」コンテンツ発信に向け、現在ゆる々絶賛奮闘中

昨夜のNHK番組『探検ロマン 世界遺産』は、
スペインはバルセロナの偉大なる建築家、
アントニイ・ガウディがテーマ。しかし、

なんとなく見始めたら、異様に面白くて、

録画しとくんだった!と、思わず後悔。

(後日あらためて再放送をチェックしよう...

あとで知ったんだけど、何気にBGMに
菅野よう子さん曲が使用されてたのも
GOOD♪どっかで聞き覚えのある
クラシックだなぁと思ったら...^^;




では、あらためて本題に入って...
実は名前や例の大聖堂などの異彩を
放つ建築物の独特の姿形など基本的な
ことは、なんとはなしに知っていましたが、
まさかこれほどまでに面白いモノを
作っていた人だったとは!本当に、
目からウロコとはこのことです。

御馴染みのサグラダ・ファミリア贖罪聖堂
や、集合住宅のカサ・ミラ、そしてグエル
公園...サグラダ・ファミリアにいたっては、
今現在も建設途中だとか。(実はそのこと
を知ったのも今回の番組にてでした^^;

一切設計図を描かず、その代わりに模型を
作ったばかりか、建設に必須の柱などの
重心も、糸に吊るした錘で計算したとか。
何もかもが常識の考え方を超えており、
そういう普通ではないやり方が、あの奇抜で
ユニークな建築物の数々を生み出した
のだと思うと... 実に感慨深いですね。

しかもそれが、重力含め自然の摂理に
即していて、自然の一部である人間
そのもののことをよく解っているからこそ、
その人が住む建築物自体にも、おそらく
同様の考え方を採用しているのでしょうね。



幾つか紹介された名言は、どれもこれもが
感慨深いものばかりでしたが、その中で
(うろ覚えですが)『すべてのことは自然に

書かれている』、というものが、とても印象的

でした。実際、その造形美や彫刻などの

装飾の意匠のどれもが、樹木や地中海など

身近な自然物をお手本にしているのだ
という点にも、非常に魅力を感じつつ。
まさに、自然の造形美なのだなぁと...


最後に登場したガウディ自身の最終的な
夢は、ずばり田園都市の建設だったそう
ですが、確かにそれは画期的な考えだ!
と、人々の心が殺伐としている今だからこそ
とても共感しました。この大聖堂の建築も
ですが、今こそ自然を基調としたガウディの
建築物の考え方を、都市全般に積極的に
取り入れるべきでは?と思ったりも...

確かに当時、結局都心の便利な生活から
離れられなかった人々には不評だったそう
ですが(笑)でも、色んな意味で行き詰まりを
迎えている、特に日本の都市には必要な都市

建築構想かもしれませんね。(実際、ビルの

壁全体を緑苔で覆うという試みもされてたり...




今ちょうど牡羊座の金星と獅子座の
土星が120度という安定した角度を
取っていますが、まさにこれはガウディ
建築(金星は芸術、土星は継続、承継)
のことを差しているような気もしたり。

サグラダ・ファミリア贖罪聖堂は、あと
24年ほどで完成するそうですが、ガウディ
が生きていた時代から数えて長い時を経て、
(考えてみたら余裕で100年以上かかってる!)
ようやく完成を見るという、異常に長いスパン

で形作られるというものには、ものすごく
偉大な芸術の肝を見たという気分ですね。

やはり生涯をかけて何かを成し遂げようと、
いや、それ以上に次代へつなげていける
ような素晴らしいものを作ろうという、その
思いには本当に脱帽... 実にすごい建築家です。
(これについては"ガウディ名言集"の中にあるけど

そこここに配置された動物など自然の
造形物の数々や独特の曲線美(ガウディ曰く
"曲線は神のもの")もだけど、確かにここまで
建設に長い年月が掛かってしまうと、人が住む
建築物の意味をなさないかもしれないけれど(笑)

それでも、人々の心を豊かにするガウディ
建築の芸術性と、自然そのものの形を
写し取った先見性とを、今こそ現代建築
にも活かすべきでは?と、素人目ながら
そんなことを実感してしまいました。




ガウディは絶対に、金星と天王星が効いてる
出生図を持ってそう(笑)あとやはり土星と木星?

↑以上はチャート作成前の私の予想...

そして実際にチャートを作ってみましたらば、


...金星と土星はどちらかというとスクエア(90度)
ですが、木星と土星のオポジション(180度)が!
案の定、天王星も金星とスクエアで、ほぼ
予想通りだったのには驚きました... しかも、
太陽と月もスクエアで、天王星は火星と120度。
これはやはり、かなりの奇人変人かもです(笑)。

そして対岸同士の星座で対峙する木星と土星
にしても、規制の概念を取っ払ったところでの
独特のダイナミズムを感じさせます。けれど、
ガウディ自身は蟹座の生まれ。まさに人の住む
居場所である家を作る建築家ならではの星座。

ちなみに人との縁などを示すドラゴンヘッドが
太陽のすぐそばにあり、それらが火星と60度、
そして天王星とも60度... 奇しくもこれらは、
今現在形作られている実際の角度だったり!
天王星*(60度)太陽*(60度)火星

何より人々が快適に暮らせる住居づくりを
めざし、なおかつ強烈な個性を感じさせる
ユニークな芸術性、先見性をまんま持っている
感じがしますね。しかも土星と天王星が、
割と近い場所にあるので、それは地に足の
ついた革新的なもの、という気がします。

海王星と木星のトライン(120度)、そして

海王星と土星の60度も持っているので

(つまり海王星が木星と土星の180度を調停)
エコロジー的な精神や慈善、理想主義、
そしてそれらの実現... 長い時間をかけて
何かを成し遂げるという意味では、一応太陽と

土星のセクスタイル(60度)も持っていますしね。


それから太陽と冥王星のセクスタイルも。

揺るぎない信念を持って、確実に目標を

遂行する、というイメージが確かにあります。

そして水星と冥王星のセクスタイルは、

前述の錘による独自の重心の計算など、

緻密な頭脳と疲れを知らぬ思索力が

功を成した結果という気がします。

技術的に異常に優れた部分がある。


その反面、金星と天王星のスクエアは、

芸術的な天才を彷彿とさせる以上に、度を

越した流行感覚?そして火星と天王星の

トラインは、大胆な発想を持つ自由な気質と、

やはり革新的な着想と独自の発明的創造性。

まさにこれらガウディの作り出す建築物は、

ユニークで奇抜なオリジナリティが、そのまま

結実した、まさに目に見える結晶という感じですね。




このような独特の個性的なデザイン

でありながら、すべてが人間にフィット

した、自然との調和を感じさせるもの...

素晴らしい人類の世界遺産として、現存

しているというのは、まさにすごいこと。


まさしく偉大なる奇人建築家、ガウディ

という感じですね。割と以前から好きな

存在ではあったんですが、これを機に

諸々名言集含め、なんだかもっとガウディ

について知りたくなってしまいました...


実際に現物を観に行くというのは、

今のところ無理そうだけど(笑)。