師匠の話。その1。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

今日は、今まであまり公に話さなかった「師匠」について
話したいと思う。

今でも月イチで勉強会に参加させてもらっている、催眠や
潜在意識の学びの師匠だ。

先日の「メンタリストのためのコールドリーディング」の記事や、
ボクの言動で、言わなくてもすでに気づいてる人もいるかも
しれないけど、めちゃくちゃ影響を受けたその師匠とは…
石井裕之さんというセラピストの先生だ。

こんなことを言うと、

「別に弟子にとった覚えはねーよ。」
(たぶん、こんな言い方はしないw)

って言われるかもしれないし、正直、ボクが弟子だなんて
言うのはおこがましいぐらいすごい人なんだけど、
ボクは勝手に師匠だと思っている。

催眠術≠催眠療法。


初めて石井さんを知ったのは、もう10年以上前…ネプチューンが
深夜にやっていた、あるバラエティ番組だった。

最初は、潜在意識を使った恋愛テクを紹介するっていうコーナーで
チラッと観ただけだったけど、なんとなく心に引っかかって、
それからその番組を観るようになった。

催眠療法、セラピー、意識の側と無意識の側、今まで聞いたこともない話…
それがまさに石井さんとの出会いだった。
(この時点ではまだ直接は会ってないけどw)

そのなかで、恋愛に悩む女の子が何人か登場して、その悩みを聞いて
カメラの前でガチンコでセラピーする…って企画があった。

「元カレを忘れられない…でも、どうしたらいいか分からない…。」

確かそんな内容だったと思うんだけど、それが…
ボクにとっては衝撃的だったんだ。

石井さんが女の子の話を聴きながら、そして声をかけていくうちに、
堰を切ったように涙が溢れだして泣く女の子。

そして、あるワークをすると…さっきまで「何もできない」
って言って泣いていたその子は、数分前とはまったく違う、
スッキリとした顔になって、さらに、後日元カレに会いに行く…
っていう行動を起こしたんだ。

それまで、マーチン・セント・ジェームズや、フジテレビのA女E女
(これもある意味伝説w)の松岡圭祐など、いわゆる「催眠術師」
と呼ばれる人たちの“ショー催眠”は何度か観たことはあった。

だから…正直言って催眠なんて、なんだか胡散臭いって思ってたし、
そもそもなんか怪しげなもの…そう思っていた。

でも、仰々しい宴会芸のような催眠“術”じゃなくて、
相手を癒すセラピーとしての催眠療法(の片鱗)…それも、
まるで普通の会話をするかのごとく相手を導くさまを観たのはそれが初めて。

ほんの10分か15分…ただ話をしているだけなのに
(あとで分かったけど、実際にはすごく緻密に)、こんなに人って
変われるんだ…って、とにかくすごく不思議だったんだ。

潜在意識の影響力。


自分が自覚していない何か(潜在意識)が、ボクらの言動に
すごい影響を与えている…。

それまでの「催眠」やら「潜在意識」ってものに対する
固定観念が取っ払われて、

「潜在意識って…なんかすごいぞ。」

って感じて、ボクにとっては転機となる番組だった。

とはいえ、そのときはまだテレビの向こう側の人。

調べてみると、本がいくつか出版されていたので、
まずはそれを読んでみようと…。

今でこそ何冊も本を出していて、それぞれ何十万部も売れている
ベストセラー作家だけど、その当時は、まだ2冊しかなくて、
すぐに両方ともアマゾンで注文した。

コミュニケーションのための催眠誘導

当時ボクは、まだNLPも催眠も学んでいなかったんだけど、本格的な
催眠のテクニックを、いかに普段のコミュニケーションに使うか…
ってことが、分かりやすい例とともに書かれていて、見てのとおり
ボロボロになるまで読んだ

催眠には、古典催眠と現代催眠があるとか、その祖である
ミルトン・H・エリクソンのこととか、このブログで紹介した
ダブルバインドや、混乱法結合法といったスキルやテクニック
なんかは、そのときに初めて知った。

知識を自分のものにするために。


でね、読んでるだけでも、それはそれで興味深くて、新しい知識を得る
喜びもあったんだけど…ボクは、それを実際に使ってみたんだ。

当時、ボクは現役でウェブ屋をしてて、さらにデジタル系の
専門学校でクラスを受け持って、講師の仕事もしてたから、
そこで…生徒たちにこっそりと

するとね、ほんとにびっくりするぐらい、生徒たちのモチベーションを
上げて、行動させるのに効果があったんだ。

そのときの話は、ぜひこれら↓を読んでほしい。

複数の「命令」を同時にするだけで否定しにくくなる。~結合法~
女の子に否定させて、カウンター狙いでデートを勝ち取る方法。~ドア・イン・ザ・フェイス~

とにかくね、石井さんを通じて知った、(自分や相手の)
潜在意識を動かす会話的アプローチ…。

このナチュラルでパワフルなスキルは、ボクのそれまでの
コミュニケーションや、自分や他人に対する見方そのものを
変えるぐらいの大きなインパクトがあったんだ。

でも、この時点では、さっきも言ったように、まだ石井さんと
出会ってはいないし、あくまでもテレビや著書を通じて、
スキルやテクニックを学んだだけ。

実際に会って直接学ぶのは…もうちょっとあとになってからだ。

…と、長くなってしまったので、続きはまた。