通信状態が安定しないので、3月の状態の絵をアップしましたが、これらの絵もようやく仕上がりました。
うれしいなぁ。
これから、きっちりと額装して、プレゼントします。でも、その前に志ぶやにひと月くらい飾ってもらおうかなぁ。
ということで、専太郎だ。
今日は、ソケースロックで、恒例の春の LTM ワンマンライブです。楽しみだなぁ。
今日はどんなお客様がいらしていただけるのか。
そして、今日は、猿楽さんとの最初のステージになります。それも楽しみです。
ガッツリ弾かれる方なので、特に、Hamazakibashi の和大さんのサックスとの掛け合いがたのしみまです。
こうご期待。
19時30分スタートです。
四谷三丁目 ソケースロックさんでお会いしましょう。
さて、先日、某所で30歳を超えたくらいの方のライブをみました。
演奏は、奥田民夫さんがお好きなんだなぁという印象でした。
なるほど。
で、MCの言葉遣いが好ましいものではありませんでした。
厳しいなぁ。
私は、個人事業主でもありますので、いろんなビジネス書を30代40代のころは読んできました。
いろんな知恵は抜け落ちているかもしれませんが、いまだにしっかりと記憶に残っている、忘れないようにしようという言葉はあります。
忘れないようにしないというか、忘れられないというか。
いくつかあるうちのひとつは
「礼儀正しさは、全てのドアを開くカギである」
という言葉です。
つまりは、どんな世界にだって、礼儀正しくしていれば入っていくことができるというこでしょうか。
逆は怖いですね。
礼儀正しくないと、新しい世界へのドアは開かないということ。
私の大好きだった作家の永倉万治さんが脳こうそくで倒れる前に、ナベプロさんの本を書こうと思って取材していたそうです。
あ、ちなみに、「女房のいない週末」というタイトルは、永倉万治さんのエッセイから拝借いたしております。
札幌で大村さん歌うのかなぁ。
で、永倉万治さん、ナベプロの女性社長にインタービューします。
「芸能界で長く仕事をできた人に共通点はありましたか?」
「そうねぇ」
しばらく考えてから
「そうね、お行儀のいい人たちね。そういう人は長くお仕事をされていました」
という風に応えられたそうです。
お行儀がいい。芸能界でのお行儀がいいというのは、おそらく、ブームがきたからといって、傍若無人にならず、驕らず、異性関係などもあまり乱れることもなく、礼儀ただしくあったということではなかろうかと考えたわけです。
子母澤寛さんの「勝海舟」の中にも、母、信さんから、若き日の勝海舟が諭されるところがあります。
「麟太郎、そなたは、そちこちで、不義理をして身の置き場がなくなるような人になってはなりませぬ」
ナベプロの女性社長の言葉にも通じるような気がします。
礼儀正しくない、人に不愉快な印象を与える言葉や行動は、自分の身の置き場をなくして、自分の活動できる世界を狭くする。
当たり前です。
ミュージッシャンで、例えば、パンクスがステージ上で礼儀正しいというのも、まあ、パンクすのお客様にとって、いい戦略とは思えませんが、大概の音楽では、礼儀ただしいというか、なじみやすい中にも礼節を感じさせるような言葉遣いが最も適していると感じられるのです。
お客様にたいしてぞんざいな言葉を使うというのは、私にはありえないことで。
冒頭の、ミュージッシャンの方に関しては、ある特定の地域で人気があるようにも聞きましたが、おそらく、その特定の地域から広がっていくことはないだろうとなんとなく感じました。
「礼儀正しさは、全ての扉を開くカギ」
いい言葉だと思います。